『世界は時折、嘘をつく』
     狂った指     
 
 4. 狂った指

 ひとみはじっと鈴木を睨みつけていた。

 その腕は両手を合わせた状態で堅く縛られ
天井の自在鈎のようなものから吊るされて
いた。両手でグーを握って、万歳をした形と
言えばわかりやすいだろうか。

 部屋の片隅には三脚の上で赤くランプを
光らせるビデオカメラ。

 ひとみは有らん限りの憎しみを込めて、
鈴木を睨みつけた。

「そんな恐い顔をすんなよ!かわいい乳首は
こんなに立ってんのにさ。」
 そう言いながら鈴木は小さく小刻みに
震える乳首を下から撫であげた。

「・・・ン・・・」
 ひとみの口から声にならない吐息が洩れる

 鈴木はそんなことをしばらく楽しんだあと
おもむろに少し腰を屈め、胸もとに顔を寄せ
その幼い乳首を口に含んだ。 

「・・・イ・・イヤ・・・」
 ひとみの目には知らずのうちに涙が滲んで
いた。それは幼い少女には耐え難い屈辱で
あった。乳首をまるで玩具にされ、知らない
男の口で弄ばれる。これほどの恥辱を感じた
のは正しく生まれて初めてであった。

 鈴木はそれを口に含むだけでは飽き足らず
舌先で巧みに転がし始めた。

 ひとみは必死に平静を装うとするのだが、
漏れ落ちる吐息だけはどうしても抑えきれ
なかった。

「・・ン・・・・ハゥ・・・・ゥ・・」

 色白の顔を真っ赤して涙目で耐えるひとみ
をあざ笑うように、鈴木の行為は次第にエス
カレートしていく。
 それを口に含んだまま口先をすぼめて吸盤
のようにして、「吸っては離す」を繰り返し
たり、また腹を空かせた赤ん坊のように息を
つく間さえ与えぬくらいに、切れ目なく吸い
続けたり、それは12才の少女の理解を遥か
に越えていた。

「・・ン・・ン・・ン・・・いや・・・」

 鈴木はまさに至福の時を味わっていた。

        @ 

「ひとみ、この罰ゲーム面白いだろう?」

 ひとみは敢えて無言を通した。こんな男の
言うことにいちいち反応するのは苦痛であっ
たし、また何か反応を返せばそれを男は喜ぶ
ことを悟っていた。

 しかし男の方が一枚上手であった。

「さて、そろそろいいよな?」
 鈴木はそう言うと右手をひとみの足元に
延ばして、チエックのスカートの裾に手を
掛け一瞬 微笑み返した後、一気にそれを
まくり上げた。
「イヤ・・・や、やめて見ないで・・」

 息を飲むほどに色白の太股、そして少女の
最後の純潔を示すような真っ白い下着。
 それはショーツやパンティーというよりは
まさしくパンツと呼ぶのが相応しいくらいに
幼さを残した物だった。

 ひとみは健気に太股を閉じて下着の露出を
最小限に抑えようとしていたが、しかし全て
無駄な努力でしかなかった。

「ひとみのパンツは真っ白で可愛いなぁ。」
 鈴木は巧みにひとみの恥辱を煽っていた。
 そのたびに必死に太股を閉じ腰をくねらせ
視線から逃れようとする少女が、余計に滑稽
で憐れに思えた。

「おっ、パンツの真ん中に何か染みが出来て
んじゃん。ひとみ、お前お漏らしでもしたん
じゃないのか。」

「そ、そんなのしてない・・・」 
 ひとみは涙ながらに反論した。

「さぁどうかな?」
 そう言いながら鈴木は堅く閉じた太股を
押し開けようとした。最初は必死に抵抗を
試みたひとみであったが、所詮は大人の力
に負けてしまった。
 とうとう男の目に白い布に覆われ隆起した
大切な部分があらわになった。

「なんだ冗談で言ったのに本当にお前・・」
 鈴木の言葉を聞きひとみはあらぬ方向を
じっと見、涙目で健気に歯を食いしばった。
 ひとみの大切な部分を覆った布は少女の意志
とは関係なく、男の言葉通りに僅かに湿り気を
帯びていた。 

「なんだお前、気持ち良かったのかよ。」
 ひとみはうつむき小さく首を振り、何とか
その屈辱の言葉を否定しようとした。

「さてと・・・」
 鈴木は小刻みに震える太股をそっと撫で
つけ、その手を少女の湿った部分に近付けて
優しく愛撫を始めた。

「やめて・・・いやだ・・いや・・」
 ひとみは開いた股を必死に閉じようとする
がそれは、差し入れされた手を太股で挟む形
になり全く無意味であった。

 いやがるひとみは顔中真っ赤に染めあげ
汗まみれで、何処か逃げ場を探すように悶え
苦しんでいた。それをさも楽しむように鈴木
の執拗な責めは続いた。

          @

「ひとみのここは俺の人指し指が大好きなの
かなぁ〜?だってよ、こいつで苛めてやると
ヒイヒイ言いながら濡れてくるじゃねぇか。」  

「ハァ・・ハァ・・お願いもうやめて・・もう
いいでしょう?・・・ン・・・・だめ・・・」

「おいおい、くたばるのはまだ早いぜ。」
 鈴木はそう言うとひとみが押さえる間もなく
下着の両脇に手をかけるとそれを一気に引き
抜いた。それは正しく一瞬のことだった

 少女が必死に守り抜いてきたものが、いま
あらわになった。それを誰かに見られるという
ことは、心の奥底の誰にも言えない暗い部分を
勝手に覗きこまれるよりも屈辱的なことだった

 そんな誰にも言えない恥ずかしい場所を
果たして何と呼ぶべきだろうか?・・・恥丘
茂み、蜜壷、蕾、割れ目、縦スジ・・・。
 しかし鈴木は口にしたのは最も加虐的で、
最も安易な言葉だった。

「ひとみ〜、オマ○コ丸見えだぜ。」
 少女はそれを一番、聞きたくなかった。

 涙が一滴、流れ落ちた。

 


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