『若草を濡らす少女たち』
第六話 福沢由紀子の巻(第二部)
       第四章 男の部屋で       

第四章 男の部屋で

 「ほら、入れよ」
 男は肩を抱え込むようにして、躊躇する由紀子を部屋の中へ連れ込んだ。
 男は貴弘という二十三歳の学生で、由紀子の町の駅から二駅離れた、中原というところのワンルームマンションに住んでいた。男の独り暮らしということで散らかった部屋を予想するが、意外にも部屋はきれいに掃除されていた。
 それにしても、何故ここまでのこのこついてきてしまったのだろう。由紀子は自分自身が信じられなかった。
 相手は自分を二度もレイプした男なのだ。それに来る途中助けを求めようと思えば、いくらでも回りに人はいた。それなのに.....。
 ここにいるのは私じゃない、別の人間なんだわ。
 由記子は自分に言い聞かせるように心の中で呟いた。そうでも思わないと、気が変になりそうだった。
 「さぁ、脱げよ」
 由紀子は夢遊病者のようにフラフラと立ち上がると、セーラー服を脱ぎ始めた。
 リボンをほどき、上着を頭から脱ぐとセミロングの黒髪が頭に乱れかかる。頭を振ってまとわりついた髪を払うと、プリーツスカートのベルトを緩め、サイドのジッパーを降ろす。
 バサッと言う音を立ててスカートが床に落ちると、ブラジャーとパンティに包まれただけの、瑞々しい身体が男の目前にさらけ出された。まだあどけなさの残る顔立ちとは反対に、身体の方は中学生とは思えない程成熟したたたずまいを見せていた。全体的にはスリムなのだが、胸と腰は下着の中ではちきれんばかりに発達している。
 後ろに手を回しブラジャーのホックを外すと、圧迫を解かれた乳房の肉がピチッと白い布地を跳ね上げる。両腕を胸の前に交叉させて、いとおしむようにストラップを片方ずつ抜く。
 こぼれ出た乳房は、ブラジャーを取ってもそのままの形を保ち、胸の上に盛り上がっていた。膨らみの頂点に上を向いてツンと突き出た薄桃色の乳首が、いかにも中学生らしく初々しい。
 身体の輪郭を確かめるように、由紀子は両手を下腹へと滑らせていき、パンティのウェストバンドに手を掛けた。
 両手をゆっくりと押し下げていく。白い布地の下から黒いものが現れてきた。
 脚から抜き取られたパンティは縮こまって拳ほどの大きさになり、床に落とされた。
 由紀子は生まれたままの姿を男の前にさらけ出していた。ついさっきレイプされた時に感じた強烈なオーガズム、これから始まろうとしているセックスへの期待感に、由紀子は完全に自分自身を失っていた。
 「へぇーっ」
 貴弘は感嘆の声を上げた。処女だった由紀子をレイプした時も思ったが、セーラー服を着ていなかったら絶対に中学生とは信じられない。Cカップはあるであろう乳房は、スリムな肢体とは裏腹にたわわに実り、腰は悩ましいほどのくびれ具合を見せている。ただ股間を飾っている春草の薄さだけが、いかにも中学生らしかった。しかし成熟した肉体とのアンバランスは、かえって男の情欲をそそる。
 「こりゃぁたまらねえや」
 貴弘は立ち上がると急いで服を脱ぎ始めた。全裸になると、ついさっき放出したばかりだというのに股間の一物が猛々しく天を向いていなないている。
 「あっ、いやっ.....」
 由紀子が声を上げた。貴弘は由紀子を軽々と抱き上げるとベッドに運び、身体を横たえさせた。男がその横に寄り添うように横たわる。
 「そうやって素直にしてれば、あんな手荒な真似をしなくても済んだんだぜ。まぁいいや、折角来てくれたんだからたっぷりと可愛がってやるからな」
 貴弘は由紀子を抱き寄せ、唇を重ねてきた。
 「んっ...」
 貴弘の舌が由紀子の唇の愛らしい狭間から侵入し、白い歯やピンクの歯茎を丁寧になぞっていく。それは更に軟体動物のように由紀子の舌に絡みつき、粘っこい唾液を送り込んでくる。
 由紀子は興奮に震えながら、絡みついてくる男の舌を受け止めた。
 長いディープキスに由紀子の性感が溶けていく。唾液を飲まされ口腔を隅々まで舐め回され、頭の芯がボーッとなってくる。
 濃厚なキスが終わると、男は舌を首筋や耳たぶに這わせていく。同時に右手が瑞々しい果実のような乳房を捕らえ、サワサワとさすり始める。
「あんっ、い、いや.....」
 由紀子はたまらず甘い喘ぎ声を漏らし始める。
 貴弘の愛撫は巧みで、まるで由紀子の性感を熟知しているかのようだった。豊麗な乳房をすくい上げるように強弱をつけて揉みしだく。更に刺激を受けて充血し始めた乳首を手のひらでコリコリと転がす。
 「あっ.....ああっ」
 「そーら、乳首がツーンと尖ってきたぞ」
 「だ、だめ.....ああっ.....」
 膨らみの裾野から頂上へかけての心憎い程ツボを得た愛撫に、由紀子はたまらず身体を捩らせて喘いだ。それに首筋や耳たぶに舌を這わされ、さざなみのように甘美な感覚が身体中に広がっていく。とにかく身体中が信じられないくらい敏感になっているのだ。花園がドロドロに蕩けた蜜液を溢れさせ、グチョグチョになっているのが分かった。
 貴弘の手がスルスルと腰へ下り、ムッチリとした太腿の内側をさすり出す。
 「あっ!そ、そこはダメェッ!」
 由紀子は激しい恥じらいの声を上げた。男の手がスーッと太腿を撫で上げ、秘めやかな部分をまさぐってきたのだ。
 「あんっ...ダ、ダメッ....ああっ!」
 「凄えなこりゃ、ぐしょ濡れだぜ」
 肉の扉を開かれると、中からドロッとしたラブジュースが溢れ出て男の手のひらにツーッと滴った。そのままピンクの果肉を指で弄ばれる。
 指を膣内に挿入し動かすと、愛液でヌルヌルに濡れそぼった果肉がクチュクチュと音を立てる。
 「本当にオマセな中学生だな」
 「いや.....ああん」
 由紀子は我を忘れ、腰をくねらせていた。微かに開いた唇からは、悩ましい甘え泣きがとめどなくこぼれる。
 「ああっ...あんっ.....イイッ」
 由紀子はもう陥落寸前だった。
 「何だ、もうイキそうなのか」
 由紀子は息も絶え絶えになりながら、貴弘の言葉に頷いた。
 「よぉし、まず一回イカせてやるか」
 貴弘が指のピッチを上げた。親指でクリトリスを小刻みに揉み込みながら、中指を巧みにグラインドさせ蜜壺の急所を抉り抜いた。同時に双乳をプルプルと震わせるように揉みしだく。
 「アアァァァーッ!」
 瞼の裏側で閃光が二度、三度とスパークした。腰をブルブルと痙攣させ、由紀子は辺りをはばからぬ悦びの声を上げ、頂点へ昇りつめていった。

 貴弘は指で由紀子をイカせた後、即座に由紀子の秘園に顔を埋め、クンニリングスを開始した。
 固く尖らせた舌が、濡れぬめった秘園を這い回る。舐め上げられると、由紀子は身体を退け反らせ、両脚がピーンと張って空を切る。そして舐め下げられると、腰をくねらせ、背中を捩らせる。
 「ああっ、ダメェッ!」
 稲妻のような快感が由紀子の体を走り抜ける。もう何回昇りつめたか分からない。
 時々ディープキスのように唇が花唇にぴったりと吸いつき、強烈に吸い上げてくる。すると由紀子の開かれた両脚が激しく宙を蹴飛ばす。
 「あああっ!」
 由紀子の手はシーツを力一杯握り締めていた。自然と腰がブルブルと震え、抑える事が出来なかった。
 貴弘が由紀子の両腿を抱え込んで、ガッチリと固定する。そうしておいてエメラルドのように濡れ光る肉芽をゾリッと舐め上げる。
 「ああんッ!」
 股間から脊髄にかけて芳烈な快感が駆け抜けていく。由紀子は身体をしならせ、また頂上へと昇りつめる。
 もう本当に気が狂いそうだった。昇りつめ意識を失いそうになると、またすぐ次の快感の稲妻が身体中を走り抜け、更なる頂上へと突き上げられる。余韻に浸る間もなく、由紀子は見栄も体裁もなく歓喜の声を上げ続ける。
 永遠に続くと思われたクンニリングスが止まり、貴弘の腰が由紀子の股間に割り込んできた。
 ドロドロに濡れそぼったピンクの花裂に、熱くたぎった怒張が押し当てられる。
 「ああっ...こ、怖い」
 由紀子が息を荒げ、汗まみれになった顔を上げる。
 貫かれる事も怖かったが、前戯だけで何回昇りつめたか分からないほど感じてしまったのに、入れられたら自分はどうなってしまうのか、そちらの方が怖かった。
 「何を処女みたいな事言ってんだ、もう三回目だろ」
 貴弘は鼻で笑うと己の肉刀に手を添え、唾液と愛液で蕩け切っている由紀子の花肉に突き刺した。
 「ああっ!」
 由紀子は引き絞るような声を上げ、若鮎のように身体をのけ反らせる。
 胎内に深々と埋め込まれた凶器が間発入れず動き始めた。ズーンズーンという衝撃がやがて甘い愉悦に代わり、さざなみのように由紀子の全身に広がっていく。
 「あっ、あっ、あっ.....」
 剛直が機関銃のように由紀子の秘唇に叩き込まれる。その度に身体が蕩けそうな快感の波に襲われ、由紀子は歓喜の声を止めどなく吹きこぼす。
 「あああああ.....!い、イクゥッ!」
 キューンという強烈な快感が子宮から身体中に走り抜けた。由紀子はまるで放尿したかと思うほど、おびただしく花汁を溢れさせ愉悦を貪った。腟路がキュッと締まり、ブルブルと痙攣する。
 「おおっ、いいっ、で、出るぞ、おおっ!」
 膣肉の収縮に貴弘も急速に昇りつめ、由紀子の中に濃厚な樹液を迸らせた。
 「あっ、あああ....」
 子宮に注ぎ込まれる熱い液体の感触に、由紀子は更なるクライマックスへと昇りつめていった。

 


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