『若草を濡らす少女たち』
第六話 福沢由紀子の巻(第二部)
   第三章 悪夢の再会・レイプ再び   

第三章 悪夢の再会・レイプ再び

 その日も、由紀子は授業が終わるやいなや教室を飛び出した。今までのように、学校内で平静を装う余裕はもはやなかった。
 最近では友達と帰る事もなくなり、休み時間なども一人でいる事が多くなった。最初のうちは心配して声をかけてくれていた友達も少しずつ減っていき、今では様子のおかしくなった由紀子を、妙なものでも見るように遠ざけるようになった。
 由紀子はもうそんな事はどうでもよかった。もうセックス以外の事は考えられなくなっていた。学校が終わると、スーパーのトイレで、自分の部屋で取りつかれたようにオナニーに耽った。異物を挿入する事も増えてきて、ヘアブラシの柄をよく使っていた。
 早い足取りで由紀子はいつもと違う方向へ歩いていた。目的地は男に初めて犯された、あの草原だった。言葉では説明出来ないが、由紀子はそこに何かがあるという予感のようなものを感じていた。
 入口に『立入禁止』の立て札が立っている。由紀子は無視して中へ入った。林の中を進んでいくと急に視界が開け、広々とした草原に出た。
 秋らしい心地よい涼風が由紀子の頬をくすぐり、サラサラと髪をなびかせる。生えている草は枯れて茶色っぽくなっているものもあり、季節の変化を感じさせた。
 確か、この辺りだったわ.....
 由紀子は立ち止まり、辺りを見回した。レイプされた時の事が、はっきりと脳裏に蘇ってきた。
 洋服を無残に引きちぎられ、体中を舐め回された時のおぞましい感触、誰にも見せたことのない処女の花園を舌で弄ばれたあげく、剛直で貫かれ処女を散らされた事は、一生忘れる事は出来ないだろう。
 もしまたここであんな風に犯されたら.....。
 無意識の内に由紀子はその事を考えていた。段々息が荒くなり、口の中がカラカラに乾く。下腹部が熱く、潤みを帯びてくるのが分かった。
 由紀子はここへ来た目的が何であるか、分かった気がした。しかし今の自分をはしたないとか、惨めとか思う理性すら捨て去っていた。
 も、もうダメ。ガマン出来ない...。
 由紀子はかたわらに鞄を置き、胸の膨らみに手を伸ばそうとした。
 「セーラー服もなかなか似合うじゃないか」
 不意に声をかけられ、肩を叩かれた由紀子はドキリとして振り向いた。
 「アッ!あ、あなたは.....」
由紀子は息を飲んだまま絶句した。それは紛れもなく、あの時自分をレイプした男ではないか。
 「本当に中学生とはな。又会えて良かったよ、ずっと探してたんだ。お前のアソコの味が忘れられなくてさ」
 「い...いや.....来ないで....」
 由紀子はジリジリと後ずさった。胸の鼓動が急激に早くなった。あの忌わしい思い出が脳裏に蘇る。
 「またこんなところへ来て、また俺にやられたくなったんじゃないのか」
 「そ、そんなこと...!」
 自分がこんなになってしまったのも、元はと言えばこの男のせいなのだ。しかし、この状況こそ自分が望んでいたものなのではないか。そう思うと由紀子は、図星を刺されたようで何も言えなかった。
 「まぁそう遠慮するなよ、いい気持ちにさせてやるからさ」
 次の瞬間由紀子は肩を掴まれ、軽々と草の上に押し倒されていた。
 「いやぁーっ!」
 男は由紀にのしかかると、セーラー服のスカートをまくり上げる。白い木綿のパンティがあらわになった。
 「いやあっ!見ないで、お願い!」
 「な、何だ。お前パンティ濡れてるじゃんか」
 パンティの舟底部の、ちょうど布が二重になっているところが濡れて染みが出来ているのに気付いた男がビックリしたような声をあげる。
 「どうやら図星のようだな」
 「そんな!...違います!」
 「じゃぁ、何でこんなに濡らしてるんだ、え?」
 「そ、それは.....」
 責め立てるような男の言葉に由紀子は口ごもった。どう言い訳しようと実際身体は男を求める反応を示しているのだから。
 「じゃぁ、早速リクエストにお応えして」
 男はパンティに手をかけると、アッと言う間に引き下ろしてしまった。
 「あっ、ダメッ!」
 由紀子は慌ててそこをかばおうと手を伸ばした。しかし男の手が一瞬早く滑り込み、由紀子の女陰を捕らえてしまった。
 「こりゃ凄ぇ、本当にグチョグチョだぜ」
 男の指が由紀子の花弁に潜り込んだ。とめどなく溢れ出る愛液のため、由紀子の それはあっさりと男の指を迎え入れてしまった。
 「あっ、ああっ.....」
 由紀子は抵抗する力も失い、男の指の動きに喘いでしまっていた。認めたくはなかったが、男が指を動かす度に快いうねりが身体中に広がってくる。花弁は新たな蜜液を溢れさせ、クチュクチュと淫媚な音を響かせていた。
 「これじゃ前戯の必要ないな、早速頂くか」
 男は由紀子のスカートを剥ぎ取ると、下半身裸になった由紀子の脚を裂けそうなくらい開き、その間に腰を割り込ませる。
 固い物が由紀子の恥裂に当てられた。
 「あっ、イヤッ!」
 由紀子は慌てて叫んだ。しかしその瞬間、男の剛直は由紀子の肉路を貫いていた。
 「ああっ!」
 内蔵が喉元までせり上がってくるような強烈な圧迫感に、由紀子は串刺しにされた若鮎のようにビクンッと背筋をのけ反らせた。
 しかし、処女を奪われた時のような激しい痛みはなかった。ここのところのオナニーで異物を幾度となく挿入された由紀子の膣路は、十分男の肉茎を迎え入れられるようになっていた。
 熱い肉塊が自分の中でピクピクと脈打っている様子がはっきりとわかった。それに下半身だけを剥き出しにされた恥ずかしい格好で貫かれている自分に、由紀子ははしたないほどの興奮を覚えていた。
 打ち込まれた剛直がすかさず律動を開始する。
 「うっ...ああぅっ.....」
 ズーンズーンと襲いかかってくる凄まじい衝撃に由紀子は呷き、地面の草を力一杯握り締める。
 「ううっ、やっぱり中学生のオマンコは締まりがいいぜ」
 男は息を荒げ、機関銃のように勃起を由紀子の花園へ叩き込む。
 「い、いやっ...うっ、ああっ.....」
 痛みは感じないものの、剛棒が膣内を前後する異様な感触に由紀子は苦しげに呻き声を上げる。
 しかし男の荒々しい抽送を受けているうちに、由紀子は身体の奥底から甘美な愉悦が沸き起こって来るのを感じた。
 ズーンと突き刺されると、身を捩りたくなるような峻烈な電流が走る。それが抜かれていくと、今度は甘痒いような芳烈な痺れが走り抜け、身体がフッと浮いたような感覚に襲われる。
 「ああっ、だめっ!いやぁっ!!」
 抗う言葉とは裏腹に、由紀子は全身に広がる甘い痺れに腰をくねらせ、太腿をブルブルと痙攣させる。
 「ううっ、そろそろフィニッシュするぞ」
男は呻くと、ラストスパートとばかりに速射砲のようなスピードで、由紀子の花肉を突きまくった。
 由紀子の意識は朦朧となり、全神経が子宮に集中する。途端にキューンと突き上げるような激しい快感が身体中を貫くように走り抜けていく。
 「ああっ、ダメェッ!い、イクゥーッ!!」
 稲妻にでも打たれたような感覚が身体中を走り抜け、しなやかな背筋が更に反り返り硬直する。
 由紀子の膣路がキューッと収縮し、エクスタシーに到達したことを告げた。
 「おおっ、さ、最高だぁっ!」
 男は呷きながら由紀子に思いきり腰を押し付け、由紀子の胎内へ大量の白濁液を注ぎ込んでいく。
 「ああっ.....」
 熱い液体が子宮にふりかかる感触に、由紀子は身体をピクピクと震わせ更なる絶頂へ昇りつめる。
 男は由紀子に覆い被さると、耳元で息を荒げながら囁いてきた。
 「なぁ、俺の部屋へ来いよ、もっといい気持ちにさせてやるぜ」

 


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