『若草を濡らす少女たち』
第二話 福沢由紀子の巻
     第三章 草原に散った処女花     

第三章 草原に散った処女花

 あーあ、疲れた。
 由紀子は石川町駅の改札を出た時、思わず天を仰いでため息をついた。
 夏で日が長いため、空にはまだ明るさが残っていたが、時計の針はもう七時を指そうとしている。
 随分歩き回ったなぁ...。
 ミッキーマウスの腕時計を見やりながら由紀子は思った。
 映画を見たらちょっと寄り道をするくらいで帰ってくるつもりだったのに、ウインドーショッピングを始めたらあれも見たいこれも見たいで今までかかってしまった。普段履き慣れない、踵の高いサンダルで長い時間歩いたので足が少し痛い。
 よく考えたらお昼食べてないんだ。
 不思議なもので思い出した途端、急速に空腹感が襲ってきた。
 外食しても良かったが、家に帰れば材料はあるから自分で作れば余計なお金を使わなくても済む。
 由紀子は家へ向かって歩き始めた。
 明日は由紀子の両親が帰ってくる日だった。帰ってくればもう今までみたいに大胆なオナニーは出来ない。また退屈な毎日に戻ってしまう。由紀子は何か明日で夏休みが終わってしまうような寂しい気持ちになった。
 よぉし、明日は朝から燃えちゃおう。
 そんなはしたない計画を立てながら家路を急いでいると、後ろから由紀子を呼び止める声がした。
 「あのぉ、ちょっとすいませーん」
由紀子が振り向くと、TシャツにGパン姿の男性が走ってくる。
 「何でしょうか」
 男は二十代前半、背が高くガッシリした体格で、刑事ドラマの『太陽にほえろ!』に出ていた俳優の山下真司に似ている。
 「すいません、ちょっと道を訊きたいんですが、石川町駅まではどう行けばいいんでしょうか」
 男は困った顔で由紀子に訊ねた。友達の家に遊びに行った帰りに迷ってしまったのだという。
 由紀子は駅までの道順を説明したが、さっぱり要領を得ない。この辺は東京とい
っても郊外だし、バスは走っているがバス停まで行くよりも、ここからなら歩いた方が早い。ただ道が少し複雑なので地元の人間でないと分かり難いかも知れない。
 「分かりました、じゃ私、駅まで案内します」
 「えっ、いいんですか」
 確かに疲れていたし、また駅へ引き返すのは正直嫌だった。しかし男の困った顔を見ていると、放ってもおけなかった。それに男が結構二枚目なので、デート気分で一緒に歩くのもいいかなとも感じたのだ。
 「ええ、どうせ暇ですから」
 「すいません、じゃぁお言葉に甘えて.....」
 「それじゃ、行きましょうか」
 由紀子は男と一緒に今来た道を歩き始めた。

 「いやぁ、本当に助かるよ」
男は余程感謝しているらしく、何度も礼を言った。
 「気にしないで下さい。別に用がある訳じゃないですから」
 「今日は会社は休みなの?」
 「えっ、会社?」
 「あ、それじゃ大学生か」
 「いいえ、私まだ中学生なんです」
 「えっ、本当に?」
 男は由紀子が十四歳とは夢にも思っていなかったのか、かなり驚いた様子だった。
 「いやぁ、大人っぽいから二十歳位だと思ったよ」
 「そんな事ないですよ」
 由紀子は照れながら両腕を振った。でも内心は大人に見られて満更でもなかった。
 こんな風に男の人と歩くなんて初めてだなぁ。
 学校帰りなどに仲良く肩を抱いて歩いているカップルを見る度に、由紀子は羨ましく思ったものだ。だからただの道案内でもこうして男性と二人で歩いていると、まるでデートでもしているようでウキウキしてくる。
 「あとどれくらいで着くかなぁ」
 十分くらい歩いた所で男が訊いてきた。知らない場所だけに見当が付かないのだろう。 「この辺結構田舎だから後十分くらい...あっ、でも」
 由紀子は近道があるのを思い出した。

 そこは近道と言ってもちゃんとした道ではなく、小さな山の中を抜けて行くコースだった。そこを通っていくと普通に歩いて行くより少し早く石川町駅に着く事が出来るのだが、辺りは人気が全くなくて危険なため、由紀子の学校ではそこを通る事を禁止していた。 しかしそこは学校の近道にもなっており、禁止といっても監視する者もいないので、由紀子を含め何人かの生徒はしばしばその道を利用していた。
 「こっちを通っていくと近いんです」
 由紀子は木の生い茂っている方を指して言った。
 「こんな所歩けるの?」
 「大丈夫です。一応道がありますから」
 由紀子は先に立って細い道を上り始めた。
 最初の所は高い木回りを囲んでいたが、少し歩くと前が開けて広々とした草原に出た。草が生えているといっても膝位までしかない背の低いものばかりだし、やはり通る人がいるせいか、草が踏み潰されて小道が出来ているので、それほど歩き難いという感じではない。
 忘れていた疲労と空腹が蘇ってくる。
 とりあえず駅に着いたら食事をして少し休もう。
 そんな事を考えながら由紀子は先を急いだ。
 次の瞬間、由紀子は心臓が止まるかと思う程、ビックリした。男が突然、背後から抱きついて来たのだ。
 「な、何をするんですか!」
 「これで本当に中学生かい。いい身体してるなぁ、全く」
 男は息を荒げ、ブラウスの上から由紀子の胸の膨らみを掴んできた。先程までとは違い、目つきがまるで飢えた獣のようにギラギラとしている。
 「じょ、冗談はやめて下さい!」
 由紀子は懸命に身をよじって男の腕から逃れようともがいた。しかし由紀子の力では所詮無駄な努力に過ぎなかった。
 「いやっ、放して!」
 「格好つけるなよ。こんな所へ連れて来るなんて、本当は男が欲しかったんじゃないのか」
 「違うわ、そんなんじゃありません!」
 「まあ、そう言うなよ。タップリと可愛がってやるからさ」
 由紀子は肩を抱え込まれ、アッという間に草の上に押し倒されてしまった。

 「いやっ、やめてェッ!」
 由紀子は髪を振り乱して必死に男の下でもがいた。
 「こら、暴れるんじゃねぇ!」
 由紀子は男の太い腕で顔をガッシリと固定されてしまった。
 男が顔を近づけてくる。太い腕で固定され顔を動かすことも出来ず、由紀子はアッサリと男に唇を奪われてしまった。
 女の子なら誰でも夢見る初めてのキス、それがこんな形で...由紀子の目から悔し涙が溢れる。
 男は激しく由紀子の唇を吸い上げながら、舌をねじ込んで来る。タバコ臭い唾液が口の中に流れ込んで来て、由紀子は嫌悪感に吐きそうになった。
 こんなのイヤッ、誰か、誰か来て!
 由紀子は自分の不用意さを後悔しながら、来る可能性のない助けを心の中で必死に求めていた。
 男は由紀子のブラウスの胸元に手をかけ、一気に引き裂いた。
 「キャァーッ、い、いや!」
 ちぎれたボタンが弾け飛び、前がはだけられる。続けてブラジャーを引きちぎられ、豊かな乳房がポロリと零れ出た。
 「へえーっ、こりゃ凄え、お前本当に中学生かよ」
 男の目前に晒された由紀子の乳房は、上向きになってもその形を崩さず、豊かに盛り上がっていた。頂点に恥ずかしげに顔を覗かせている初々しい薄桃色の乳首が男の欲情をそそる。
 男はマシュマロのような肉のマウンドを一頻り撫で回すと、飢えた獣のようにむしゃぶりつく。
 愛らしいな乳首を舌で転がすように舐め回し、同時に片方の乳房を休みなく揉みしだく。
 「ううっ、いやァッ、やめてェっ!」
 由紀子は襲い来る嫌悪感と恐怖に泣きじゃくった。
 「こりゃたまらねぇ、手に吸いついてくるみたいだぜ」
 男は息を荒げながら執拗に由紀子の乳房を貪る。
 色白のたわわな膨らみが、唾液でベトベトに汚されて行く。
 「あっ、ダメッ!」
 由紀子はサラサラした髪を狂ったように振り乱して叫んだ。男の手がスカートをまくり上げ、下着の上から恥ずかしい部分に触れて来たからだ。
 由紀子は太腿をきつく閉じて男の手を拒もうと試みたが、僅かな隙間を強引にこじ開けられ、とうとうその侵入を許してしまった。
 「中学生がこんなのを穿いてていいのか、ええ?」
 男はニヤニヤ笑いながら、下半身を覆っている小さな布切れに手をかけて来た。
 「そ、それだけは絶対イヤ!」
 「もういい加減観念しろよ」
 「イヤッ、イヤァッ!」
 「ええぃ、この野郎!」
 男はパンティに手をかけると力任せに引っ張って来た。由紀子は脱がされまいと懸命にそれを押えつける。
 「ええい、まだるっこしい!」
 男は指の爪を薄い布地に突き立ててきた。それはバリッと音を立てて、ナイフのようにパンティに穴を開ける。
 「や、やめて!」
 しかし男はその穴を起点にしてビリビリと薄い布を引き裂いた。ボロ布と化したパンティが太腿に絡みつき、ムチムチした下半身が露わになる。
 「さあ、拝ませて貰うぜ」
 男は由紀子のしなやかな脚を大きく開かせ、肉付きの良い太腿を抱えると秘密の花園に顔を埋めて来た。
 「イヤーッ、見ないでェッ!」
 由紀子は顔を振り立てて、恥ずかしさに泣き叫んだ。
 恥ずかしい丘に男の熱い息がかかるのが感じられた。
 親にすら見せたことのない、乙女の秘密の部分がこんな男に.....。
 あまりの恥ずかしさに由紀子の身体から抵抗する力が急速に失われて行く。
 「身体の割には子供っぽい生え方じゃないか」
 男は由紀子の秘園を覗き込んで言った。
 恥丘は大人の女性と比べても遜色無いほどふっくらとした、成熟したたたずまいを見せている。しかしそこを覆っている恥毛は、申し訳程度に恥裂の周りを飾っているだけのものだった。
 花びらを指で押し広げると、僅かな潤みをたたえた肉襞が光り、処女特有のチーズのような恥垢の匂いが漂ってくる。
 「ま、いいか、中学生でモジャモジャじゃ興醒めだからな」
 男の舌が由紀子の秘肉をかき分けて入り込んで来た。軟体動物のようなそれは、ピンク色の肉壁をツツーッと舐め上げ、敏感な突起を突いて来た。
 「い、いやっ、あっ.....」
 その瞬間、由紀子は自分の身体を貫いた感覚に戸惑った。勿論屈辱感や嫌悪感はあったが、羞恥と快楽の入り混じった、形容し難い感覚が、由紀子の身体に走ったのだ。
 なぜ?私は犯されようとしているのよ!
由紀子は自分の身体に走った感覚に戸惑った。しかし由紀子の意志とは反対に、清らかな花弁は甘い蜜を分泌し始めていた。
 男の舌が動くたびに、ピチャピチャと音が聞こえる。その淫媚な響きも手伝ってか、下腹部から熱い甘美なうねりが沸き起こった。
 「濡れて来た、濡れて来た。やっぱり女子中学生のおツユは一味違うぜ」
 「そ、そんな...あんっ...ダ、ダメッ!」 
 しかし拒否する言葉とは裏腹に、ピンク色の狭間は完全にその入り口を開き、透明な蜜液をこんこんと溢れさせている。
 男が由紀子の股間から顔を上げた。充分に潤ったと判断したようだ。一度由紀子の上から退くと、ジーンズとブリーフを降ろし、欲望の塊を取り出した。黒光りしているしているそれは、突入する先を求めてビンビンに硬直している。
 由紀子は男が離れた一瞬のチャンスを生かす事が出来なかった。心では拒否しているのに、恥ずかしい部分を舌で嬲られ、感じてしまった事がショックで混乱していた為、正常な思考を失い、動く事が出来なかった。
 男は由紀子の脚を大きく開かせ、その間に腰を割り込ませると、いよいよ陵辱の体勢に入った。
 「い、いや!お願い、それだけは許して!」
 初々しい秘裂に固い物が押し当てられる感触に、由紀子は漸く我に返り、涙に濡れた顔を上げた。
 しかし男は構わず、肉竿の先端を清らかな花弁の中へ突き刺した。
 「あっ!い、痛いッ!」
 焼け火箸を突っ込まれたような鋭い痛みが身体を貫いた。由紀子は悲痛な叫び声を上げ、顔を歪める。
 「うう...こいつぁキツイぜ」
 男は由紀子の肉路の狭さにうめ呻きながらも、更に怒張を奥へと突き入れて行く。
 「イヤァッ、痛い、痛いーッ!」
 由紀子は激しく頭を振り、身をよじって泣き叫ぶ。
 男の肉器はズブズブと肉襞を捲くり上げ、根元まで埋め込まれてしまった。処女膜が破られたのか、鮮血が清らかな色合いの花弁を伝い、トロトロと流れ落ちて来る。
 「おっ、やっぱ処女かよ、こいつはついてるぜ」
 出血に気が付いた男は嬉しそうに言うと、ゆっくりと抜き差しを始める。
「イヤーッ!痛い、やめてェッ!」
激痛に腰を浮かせながら泣きじゃくる由紀子を、男は容赦なく責め苛む。肉棒が絶え間なく可憐な花園をえぐり、由紀子が痛さに腰を突き上げるとその反動で男がグイッと腰を突き入れてくる。
 「痛いっ!お願い、やめてぇ!」
 腰を引いたら引いたで、また男が突き込んでくる。
 「あうぅ、ああぁっ、い、痛い!.....」
 「やっぱり処女だけあって、締まりがいいぜ」
 流れ出る鮮血が男の分身を真っ赤に染めていた。男はそれを見て更に興奮し更にピストンの速度を上げていく。
 「許して、お願い、もう堪忍してェッ!」 
 由紀子は白い裸身をピクピクと震わせ、哀願を繰り返した。身体を切り裂かれるような激痛に絶間なく苛まれ、時々失神してしまいそうになる。
 「ううっ...。そろそろイクぜ」
 男が頂上に近づいている事を告げた。やみくもに秘園を突きまくり、プルプル肉を揺らす乳房をすくい上げるように捏ね回す。
 「イヤァ、あああ...イヤァ!」
 「おお....来たぞ、いくぞ!.....おおお!」
 次の瞬間、由紀子の中で男の熱い太幹がピクピクと脈打つように肉襞を叩き、おびただしい量の樹液が子宮内に打ち込まれた。
 「い、いやぁぁっ!」
 初めて経験する射精のおぞましい感触に、由紀子は身体を震わせて泣き叫んだ。
 男が最後にもう一味わいとばかりに、由紀子の唇にむしゃぶりついてきた。しかし処女を辱められたショックに泣きじゃくる由紀子にもう拒絶する力は残っていなかった。

 


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