『若草を濡らす少女たち』
第二話 福沢由紀子の巻
    第二章 一人きりの家で耽る指戯    

第二章 一人きりの家で耽る指戯

 由紀子がオナニーを覚えたのは、小学校五年生の時だった。
 由紀子は入浴中で、ちょうどスポンジで身体を洗っていた。上半身を終え、下半身に取りかかった時、タイルの床で滑って転びそうになった。
 由紀子はとっさに床に手をついて大事には至らなかったが、その時ちょうど股間の大事な部分、具体的に言うと秘裂の肉の合わせ目をこするような形になってしまった。
 「あっ.....」
 由紀子は思わず、呷き声を上げた。
 「何、これ、変な感じ」
 まだ性知識のなかった由紀子は、初めて経験する感覚に戸惑った。
 しかし、その感覚は決して不快ではなく、むしろ気持ちのいいものだった。由紀子は再び、恐る恐る人差し指でそこに触れ、裂け目に沿って撫でてみた。くすぐったいような、それでいて胸がキュンとするような、何とも形容し難い感覚だった。
 それが由紀子のオナニーとの出会いだった。それ以来由紀子はしばしば、お風呂やベッドの中で密かに指戯に耽った。もっともそれがオナニーという行為であると知ったのは中学一年になってからだったが。
 ただ由紀子は最近、今のオナニーに何となく物足りなさを感じ始めていた。セックスを意識するようになってからはもっと我を忘れて、思いきり乱れてみたいと思うようになったのだ。
 しかし風呂場は隣が台所なので、母親がいつくるか分からないし、自分の部屋でする時も隣の部屋で両親が寝ている。だから由紀子は両親を気にしながら、こっそりとオナニーしなくてはならなかった。大っぴらに声を上げたりすれば、いくら部屋が別れているといっても聞こえてしまうからだ。
 でも一人きりになれば誰かが突然入って来る事もないし、声をいくら上げても窓さえ閉めておけば隣まで聞こえることもない。いくらでも大胆に振る舞えるのだ。
 両親が出かける前日、由紀子はいつもより早くベッドに入った。一分でも早く明日になって欲しかった。
 しかし気分が高揚してしまってなかなか寝つくことが出来ない。
 いよいよ明日なんだ...。
 そう思うと息苦しくて、由紀子は何度も寝返りを打った。ともすると指が無意識のうちに股間に伸びそうになる。
 落ちついて!明日までの我慢よ、由紀子。
 自分に言い聞かせるものの、胸が高鳴ってなかなか平静になる事が出来ない。
 由紀子は苦し紛れに羊の数を数えてみた。これが意外に効果的で、高揚した気持ちが徐々に落ちついていく。
 次第に瞼が重くなってきて、由紀子はようやく眠りについた。ベッドに入ってから三時間経っての事だった。

 時計の針が九時を少し過ぎる頃、由紀子は目を覚ました。
 閉じられたカーテンの隙間から日の光が差し込み、外では小鳥たちが恒例の朝の合唱をさえずっている。
 由紀子はベッドの中で一つ大きく伸びをしてからゆっくりと起き上がった。寝ぼけ眼を擦りながら窓を開け、深呼吸をする。新鮮な空気が肺一杯に入り込んできて、由紀子の意識を鮮明にしてくれた。
 朝食を取りに台所へ下りると、台所のテーブルの上にサンドイッチが用意されていた。 両親は既に外出した後だった。家の中は水を打ったように静まりかえって、物音一つしない。
 今この家にいるのが自分一人だけである事を、由紀子は改めて実感した。同時に息苦しくなるような興奮が、再び由紀子の胸を締めつける。
 落ち着いて、腹が減っては何とかって言うでしょ。
 由紀子は自分に言い聞かせ、平静になるよう努めた。
 はやる気持ちを抑え、手早く朝食を済ませると、由紀子は階段を駆け上がって自分の部屋に戻った。
さぁ、いよいよだわ。
 何か大切な儀式にでも挑むような、引き締まった気分だった。
 先程開け放したカーテンを閉めると、由紀子は部屋の中央に立ち、一つ大きく深呼吸をした。そしてパジャマのボタンを一つ一つ外していく。興奮で指先が細かく震えているのが自分でも分かった。
 いつも寝る時はブラジャーを着けないため、前をはだけると果実のように瑞々しい胸の膨らみがポロリとこぼれ出た。
 ズボンを脱いだ後、最後に残ったセミビキニのパンティのゴムに手をかけ、桃の皮を剥ぐようにヒップから取り去ると、由紀子は洋服ダンスの扉を開け、裏側一面にはめ込まれた大鏡に自分の裸身を映した。
 そこには女子中学生の瑞々しい裸体があった。まだあどけなさの残る容姿とは反対に、身体は十四歳の少女のそれとは思えない程、成熟したたたずまいを見せている。
 夏休みの前半、由紀子は宿題と格闘していたので殆ど外に出ていなかった。そのため肌は雪のように白く、また絹のようにきめ細やかだ。
 プリンと膨らんだ乳房は、ブラジャーをしている時そのままの、きれいな釣り鐘型を維持している。その頂点には薄桃色に色づいている乳暈と、米粒大の乳首が恥ずかしげに顔を覗かせている。
 引き締まったウェストはなだらかな女らしい曲線を描いて括れ、大胆に張り出したヒップラインへ続いている。
 下腹部を飾っている恥毛だけは、花裂の周辺を辛うじて縁取っている程度で、そこだけが成熟した肉体と比べるとアンバランスだった。しかしそれがかえって何とも言えないエロチシズムを感じさせる。
 「フゥーッ」
 由紀子は一つ大きくため息をついた。さっきから興奮と期待感に、心臓が早鐘のように鳴っている。
 乳房を両手で包み込むと、ゆっくりと円を描くように揉み込んでいく。
 「んっ...」
 由紀子の口から声にならない呷き声が漏れた。甘美なさざ波が全身に広がり始め、熱いものがジューンと下半身に込み上げてくる。抑えていた欲望に火がつき、由紀子の身体は更なる愛撫を求めて疼き始める。
 も、もうダメ、...立ってられない。
 由紀子はベッドに寝転ぶと左手で再び胸乳を揉みしだきながら、右手を下半身に伸ばし、しなやかで肉付きの良い太腿をサワサワと撫でさする。
 「あっ、ああっ.....」
 由紀子の背筋をゾクゾクとした感覚が走り抜ける。
 「先生.....加藤先生」
 由紀子は無意識のうちに、憧れている加藤の名前を呟いていた。
 細くて白い指が細かく震えながら宙空に差し出され、ゆっくりとピンクの口唇に近づいていく。得も言われぬ愛らしい二枚の口唇の中に、突き出された二本の指が差し入れられる。
 由紀子は目を閉じ、長いまつ毛を震わせて、人差し指と中指を舐めしゃぶった。チュパッという音がしたと思うと、口腔の中で赤い舌が指し込まれた指に唾液を絡めていく。
 やがて唾液でタップリと濡れた指は、豊かな乳房の頂上を捕らえた。乳首は性的興奮のため薄桃色に染まり、固くしこっている。
 濡れた指が、敏感になっている乳首の先端に触れる。
 「あんっ.....ああっ」
 熱い吐息が小さな唇から断続的に洩れる。濡れて滑らかになった指が、充血した胸の突端をコリコリと刺激すると、そこを中心に快感が波紋のように広がっていく。
 太腿を往復していた右手が、やがてヴィーナスの丘を捕らえる。
 由紀子は大きく脚を開き、二本の指で陰裂を押し広げた。まだ男を知らないピンク色の花びらが恥ずかしげに顔を覗かせる。そこは既にシットリと濡れ、妖しい光を放っていた。
 花裂を押し広げたまま、蜜液で輝いている花びらに指を行き交わせる。
 「ああっ...いやン」
 由紀子は狂おしく腰をくねらせて喘いだ。
 「あ、あンン...あああっ...い、い」
 敏感な秘園は蜜液を次々と分泌し、秘裂を伝いシーツまで濡らし始めていた。
 由紀子の指はまるで別の意志を持っているかのようだった。器用に人差し指と小指で陰裂を押し広げつつ、間の中指は裂け目の頂点に位置している、最も敏感な肉のエメラルドを捕らえた。
 「ああン、ダメエッ!」
 電気ショックのような強烈な快感が身体中を走り抜け、由紀子はあられもない嬌声を上げる。
 「ああっ...す、てき、もっと...あ...はぅッ!」
 由紀子は狂おしく突き上げた腰をくねらせながら、充血したクリトリスを捏ね回すように愛撫する。
「ああっ、先生ッ!そ、そんな事ダメェッ!」
 由紀子は加藤に愛撫されている自分を空想していた。特定の男性を想像してオナニーするのはもちろん初めての経験だった。
 先生、ごめんなさい!でも、今日だけは許して、私....今日だけは...
 憧れの先生をオナニーの対象にすることに多少後ろめたさはあったが、性的興奮が完全にそれを上回っていた。
 花弁から涌き出るラブジュースは、泉のようにとめどなく溢れ出し、由紀子が腰をくねらせるたびにあたりに飛び散るのではないかと思うほどだ。
 「あっ、せ、先生!そ、そんな.....」
 由紀子は空想の中で、加藤に恥ずかしい部分を舐められていた。まだバージンの由紀子にはもちろんそんな経験などなかったが、それを想像するのはさほど難しい事ではなかった。
由紀子は、突起を愛撫していた指を一度離した。自由になったクリトリスが痛い程疼いて、由紀子は狂おしく身悶えた。
 「あっ、い、いやぁっ...やめちゃイヤァーッ!」
 指をソロソロと移動させ、溢れ続ける蜜液を絡ませる。タップリと潤滑油を絡ませた指を再びクリトリスに戻す。左手で十分に包皮を捲っておいてから、濡れた指で固くしこった突起をなぞる。円を描くように優しく、ゆっくりと.....
 「ああーっ、すごいッ!いやぁーっ!」
 由紀子は腰を突き上げ、まるで獣のように喘ぎ悶えた。家には自分の他には誰もいない、その事が由紀子を大胆にし、また大胆になる事が興奮を煽り、快感を更に増幅させていく。
 由紀子の全身に汗が吹き出し、足先が小刻みに痙攣し始めた。
 「くうっ、...ああん!..ああーッ!」
 由紀子は脚を更に大きく開き、指を激しく動かし続ける。クリトリスを刺激しながら、ヌルヌルになった花びらを擦り続ける。
 「ああっ..い、いく!...イッちゃう、ああああーっ、いくゥーッ!」
 由紀子は腰を一際高く突き上げ絶叫した。のけ反った身体がピクピクと痙攣し、白桃のようなお尻がドサッと音を立ててベッドに落ちた。
 花裂からトロリとした愛液が一筋、ツツーッと糸を引くように流れ出した。それはすぼまった菊花のような肛門を伝い、シーツに流れ落ちていった。

 由紀子は死んだようにピクリとも動かなかった。心地よい虚脱感に全身を包まれ、グッタリと身を投げ出したままベッドに横たわっていた。
 どうしちゃったんだろう、あたし...こんなの、初めて...。
 これほど激しく昇りつめたのは、初めての事だった。しかも、行為を終えた今ですら由紀子の肉体の炎はまだチラチラと燃え続け、次第に大きくなりつつある。
 ダメ、我慢出来ない.....。
 由紀子は両手で身体中を忙しなく撫で回した。
 「ああっ.....ダメッ」
 肉体にさざ波のように快感が押し寄せ、官能のボルテージが高まっていく。既に一度火のついていた肉体は全身が性感帯のようになっていた。
 「先生、ごめんなさい.....あたし、またしちゃう!」
 手が再び股間に伸びる。由紀子は自分をもう抑え切れなくなっていた。とにかくやるせないほどに肉芽が疼き、秘肉が火照っているのだ。
 「ああん!」
 軽く触れただけで、突き抜けるような快感が身体中に走る。
 「ああっ、せ、先生ッ!」
 円を描くように固くなった突起を撫でながら、押し広げた花びらを擦り続ける。すると花弁がまた新たな蜜液を溢れさせ、秘裂の谷間や指を濡らしていく。
 「ああっ、許してっ!...あああっ!」
 肉芽のコリコリした感触に、由紀子は鳥肌が立つほど興奮した。揉まれる程に快感のカーブが急上昇していく。由紀子は身体をまるでブリッジのようにのけ反らせ、狂ったように喘ぎ悶えた。
 快感のうねりの中で、由紀子はある事を思いつき、机の上にある太目のサインペンに手を伸ばした。
 あの写真みたいに、してみようかな.....。
 由紀子が前に本屋に立ち寄った時男性が隣りで立ち読みしていた、いやらしい雑誌の写真を思い浮かべた。大きく脚を広げ、あの部分に棒みたいな物を押しつけ、眉を寄せて喘いでいる女の写真.....。
 由紀子は道具を使ったオナニーはした事がなかった。今まで経験した事のない方法に、心が激しく誘惑される。
 「そうよ、誰も見ていないわ!」
 由紀子はサインペンを手に取ると、手に持つ部分の方で秘裂を下からスーッと撫で上げた。
 「アンッ!」
 柔らかい秘肉に当たる冷たい感触に、身体がピクンと跳ね上がる。
 サインペンがゆっくりと往復運動を始める。縮れた恥毛が二、三本抜け落ちて、愛液に濡れたペンの胴体に張り付いた。
 「ああっ...せ、先生ッ、だめェッ!」
 もはや加藤を想像することに罪悪感はなかった。
 由紀子はまだ実際に男のペニスを見たことはなかった。少女雑誌の記事で読んだ事がある程度で、漠然としたイメージしか持っていない。まして加藤のペニスがどんな物かなど想像もつかなかった。
 はっきりしない形をした『幻の』加籐のペニスは、ゆっくりと由紀子の恥裂の入口に迫って来た。
 「先生、待って...あたし...初めてなの」
 サインペンが由紀子の性器に垂直に押し当てられる。既に汗まみれの肌に、新たな汗が吹き出して来る。
 どこなのッ?分かんないッ!
 由紀子は興奮していた事もあって、なかなか自分の入口を見つけられない。オナニーの時も花びらとクリトリス中心で、膣口の当たりはいじったことがなかった。
 あっ.....ここ?.....。
 やっと見つけた門口にサインペンを当てがう。
 でも処女膜を破っちゃったらどうしよう.....。
 由紀子の脳裏をふとそんな不安がかすめた。
でもあたし、やっぱり...してみたい!
 由紀子は意を決して当てがったサインペンに力を込めた。
 先端が一センチ程、中に入る。既に十分過ぎるほど潤っていたためか、痛みは感じない。
 「えっ....あ...うそ....」
 由紀子は少なからずショックを受けていた。こうあっさり入るとは思わなかったのだ  不安を感じながらも、更に奥へと挿入していく。
 「あっ、痛ッ!」
 由紀子は激しい痛みを感じ、反射的にサインペンを引き抜いた。
 処女膜を破っちゃったのかしら....
 由紀子は恐る恐る股間を覗き込んだ。
 一応出血はしていないようだ。痛みも今は全く感じない。
 良かった、大丈夫みたい。でもあんなに痛いなんて.....。
 由紀子はサインペンを手放すと、今度は指を秘裂の中に侵入させた。さっきよりも慎重に、ゆっくりと指を進めていく。
 痛みを感じたポイントの手前で指を止める。そこは燃えるように熱く、まるで別の生き物のようにヒクヒクと蠢き、ヌルヌルとした粘膜が指を締めつけてくる。軽く指を動かすと、そこはザラザラしており、少し気持ちが悪い。
 あたしの中ってこんなだったの?.....。
 クリトリスや小陰唇を愛撫するのとはまた違った、奇妙な感覚だった。身体の中を突き抜けるような激しい快感とは違い、何か暖かい毛布に包まれていくような感覚に包まれ、由紀子は満ち足りた気分になっていた。あんなに激しく燃えていた肉体の炎も、少しずつ消えていく。
 由紀子はやがて静かに眠りに落ちていった。中に入れていた指は自然と抜け落ち、恥裂からトロリとした透明な液が一筋、糸を引くように流れ落ちた。

 その日から、由紀子はまるで何かに取り憑かれたかのようにオナニーに耽った。
 自分の部屋でだけではなく、ある時は台所で、またある時は風呂場でという風に場所を変え、貪欲に愉悦を貪った。
 父親が隠し持っていた、いやらしい雑誌も見つけた。様々な女性たちのセックスの体験が、詳細な表現で描かれていた。由紀子はそれを自分なりのシチュエーションに置き換え、自分がそれを体験している事を想像してオナニーをした。憧れの加藤に愛される所、あるいは父親との近親相姦、またある時は同級生の女の子とのとのレズ行為というように。 一人になって六日目の朝、由紀子は早くも密戯に耽っていた。
 「ああっ、美恵子ちゃん!...も、もっと由紀子のアソコを舐めてェッ!」
 由紀子は喘ぎ、腰を淫らにくねらせる。瞼の裏で光が明滅し、身体が宙に浮いていくような感覚に包まれる。
 「あああ!...い、イッちゃう!」
 由紀子は身体中が引きつるような激しいオーガズムに達した。天井に向かって突き上げた下半身がドサッと音を立ててベッドに落ちた。
 しばらくオルガスムスの余韻に浸った後、由紀子はノロノロと起き上がり、ティッシュペーパーで愛液に濡れた股間を拭った。
 さすがにちょっとヤリ過ぎかなぁ.....。
 由紀子はちょっと反省していた。
 ゴミ箱にはティッシュが山盛りになり、入りきらずに回りに落ちているし、ベッドのシーツは心なしか汗を吸って湿っているような感じだ。締め切った室内はむせ返るように暑く、由紀子自身の淫媚な匂いが立ち込めているようだ。
 久し振りに映画でも見て来ようかな...。
 いくら両親がいないと言っても、折角の夏休みだ。家に籠りっ放しではもったいない。 由紀子は早速部屋の片付けに取りかかった。散らかって
いたゴミを片づけてから、ベッドからシーツを手際よく剥がし、他の汚れ物と一緒に下階へ持っていく。それを洗濯機の中に放り込むと、シャワーを浴びにそのまま風呂場へ直行した。
 念入りに身体を洗いサッパリとした後、身体にバスタオルを巻きつけて自分の部屋に戻った由紀子は、ワードロープを開け、下着を選び始めた。
 久し振りの外出ということで、由紀子は今まで使った事のない、取って置きの物を身に着ける事にした。
 パンティはおしゃれなレース刺繍がフロント部に施されている、ナイロン地のいかにも高価な感じの物だ。かなりハイレグになっていて長い脚が一層長く見える。
 ブラジャーはパンティとお揃いのもので、やはりレース刺繍が一面に施された大人っぽいデザインだ。どちらも中学生の女の子が身に着けるようなものではないが、前に友達とデパートの下着売場に買物に行った時、衝動買いしてしまったものだ。
 やがて着替えを済ませ、全身を姿見に写してみた。
 半袖の白いブラウスに、赤いタータンチェックのフレアの入ったミニスカート、ブラウスの胸元を赤いリボンタイがアクセントを付けている。中学生らしい可愛らしさと健康的な色気を漂わせている。由紀子にはまさにぴったりのファッションだ。
 よし、これでバッチリだわ。
 由紀子は玄関へ行きビーチサンダルを履くと、灼熱の日差しが降り注ぐ外へ元気に飛び出して行った。

 


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