『若草を濡らす少女たち』
第十話 西川まり子/野村良枝の巻
     第四章 二人目の肉奴隷     

第四章 二人目の肉奴隷

 射精の余韻をたっぷりと味わった後、原田はまり子からゆっくりと離れた。
 無惨に処女を踏みにじられたショックのせいか、まり子は放心状態に陥っていた。開かれた目は虚ろで、ぼんやりと中空を見つめている。先ほどまで激しく泣きじゃくっていたのが嘘のように、無防備に裸身を晒したまま、身動き一つしない。
 やはり処女を奪うってのはたまらないぜ.....
 原田は煙草に火をつけながら、貫いたばかりのまり子の処女肉の感触を思い浮かべていた。蕩けそうな程心地よい秘肉の温かさ、分身をちぎらんばかりの締め付け、内部で蠢く無数の肉襞、思い浮かべるだけで放出したばかりの肉竿がまた熱くたぎって来る。
 仕込んでいけば良枝に勝るとも劣らない奴隷になるかも知れん。
 原田は一人ほくそ笑んだ。
 と、床で転がってもがいている良枝の姿が目に入った。
 おうおう、すっかり忘れていたぜ。
 原田は苦笑いしながら、立ち上がると良枝の所へ行き、拘束を解いてやった。
 「まり子ちゃん!」
 拘束を解かれた良枝は一目散にまり子のもとへ駆け寄った。
 「ああ...なんて事」
 良枝はその惨い光景に手で口を覆い、ワナワナと身体を震わせた。虚ろな目をして死んだように動かないまり子。シーツのあちこちに散った赤い破瓜の印が、激しい抵抗の後を物語っているようだ。
 と、人の気配に気付いたのか、まり子の視線が良枝を捕らえた。すると生気のなかった顔にみるみる赤みが差し、怒りとも悲しみともつかない表情が浮かぶ。
 「イヤァーッ!見ないで、あっちへ行って!」
 途端にまり子は身体を縮込まらせ、血を吐くような声を上げた。
 良枝はかける言葉もなく立ちすくんだ。いや、言葉をかける資格すらないのかも知れない。一瞬の悦楽と引換に、原田の企みに荷担してしまった自責の念が良枝を責め苛んだ。
 不幸のどん底に落とされ咽び泣く二人の少女を見ながら、原田は妙な事を考えていた。よく同じ一人の女性と関係をもった二人の男を穴兄弟と言うが、原田に処女を奪われたこの二人は棒姉妹とでも言うのだろうか。原田は苦笑いした。
 我ながらくだらん事を思いつくな。さあ、仕上げにかかるか。
 原田は苦笑すると立ち上がった。
 「最高だったぞ、この子のオマンコは。野村、お前のおかげだ、礼を言うぞ」
 原田は良枝の横に歩み寄って言った。
 「これで西川もお前の仲間になった訳だ。お前からも歓迎の挨拶をした方がいいだろう」
 「ど、どういうことですか...」
 良枝はオドオドと戸惑いの目を原田に向けた。
 「俺がいつもお前にしているようにこの子を愛してやるんだ。女同士、どうしてやれば気持ちいいかは分かるだろう」
 良枝はつぶらな瞳を固く閉じ、唇を噛み締めた。親友の処女を奪う手伝いをした上に、自分から更なる辱めを与える事になるなんて.....。
 しかし命令に逆らう事は出来ない。
 まり子ちゃん、一緒に堕ちよう、地獄へ...。
 良枝は俯いたままスカートのホックを外し、ジッパーを引き下げた。プリーツスカートが重みで足元に輪を描いて崩れ落ちる。
 続いてスカーフを解き、胸元のボタンを外してセーラー服を脱ぐ。床に出来たスカートの輪から出てセーラー服と一緒にテーブルに置いた。
 ブラジャーに包まれた新鮮な果実を思わせる膨らみ、なだらかな曲線を描く腰のライン、薄いピンクに白いワンポイントのリボンの付いたパンティに包まれた、桃を仕込んだようなヒップ。何度となく原田に愛戯を施され、開発されたせいか、その身体はここの所、メッキリと女っぽくなってきた。
 ブラジャーとパンティも脱ぎ、良枝は原田の傍らに歩み寄った。
 「よし、俺も手伝わせて貰おう」
 原田は言うとベッドに飛び乗り、まだ嗚咽を漏らしているまり子を抱え起こす。
 「何するの、もうやめて!」
 ヒステリックに叫び、原田の手を跳ね退ける。
 「大人しくせんか、友達がお前を慰めてやろうというんだぞ」
 「良枝ちゃん.....」
 全裸で覆い被ってくる良枝にまり子の表情に困惑の色が浮かぶ。
 「まり子ちゃん.....ごめんね」
 「んっ!...」
 いきなり肩を抱き寄せられ、唇が重ねられる。良枝の思わぬ行動に、塞がれた口の奥から、まり子はくぐもった呻き声を上げた。
 良枝は更に舌を差し入れ、まり子の口をチロチロと舐め回し、甘やかな唾液を送り込んでいく。原田に経験を積まされているだけに、女の感じるツボは心得ている。
 同性との、それも親友である良枝との愛戯など想像した事もなかったし、そういう趣味もないつもりだった。しかし原田に荒々しく犯されたのに比べれば、それは決して不快とは言えないものだった。実際、ひしゃげる程強く唇を吸われ、舌を弄ばれているうちに、まり子は身体から力が抜けていくのを感じていた。
 良枝の口がまり子の唇を離れ、耳たぶから首筋のラインを責めにかかる。同時に繊細な指で乳房をサワサワと撫で回していく。
 「お、お願い...良枝ちゃん、やめてッ」
 まり子が弱々しい声で訴える。しかし相手が良枝という事もあり、下手にはねつける訳にもいかない上、繊細な愛撫に甘い痺れが身体を包み始め、力が思うように入らない。
 「ごめん...ごめんね...」
 良枝はすすり泣きながら謝罪の言葉を繰り返す。しかしまり子への愛戯は着実に進み、原田の唾液でベトベトにされ、あちこちにキスマークが刻まれた乳房にいたわるように舌を這わせていく。
 「ああっ...だ、だめッ」
 瑞々しい膨らみを微妙なタッチで揉み立てられ、固くしこって敏感になっている乳首を舌で転がされると、甘美なうねりが全身に広がって来る。
 「あっ、そ、そこはイヤァッ!」
 良枝が艶やかな太腿を抱え、秘めやかな部分に顔を埋めてきた時、まり子は最後の力を振り絞るようしてに叫んだ。しかし今まで経験したことのない羞恥と恥辱に、もはや拒絶する力は残っていなかった。
 「可愛そうに...こんなにされて」
 良枝が呟いた。
 清らかだった慎ましやかな秘裂は鮮血にまみれてザクロのように爆ぜ、その爆ぜた肉の奥からドロリと白いものが溢れ出ている。凄まじいまでの汚されようだった。
 良枝はウットリとつむった瞼を上気させ、昂ぶりに愛らしい小鼻を吹き広げつつ、そっと尖らせた唇をまり子のおののく鼠蹊部に這わせていく。
 「ああっ、よ、良枝ちゃんっ.....い、いやっ」
 良枝にまで恥ずかしい部分を舐められる恥辱に、まり子は手で顔を覆い、身体をブルブルと震わせる。
 良枝は唇に直に伝わって来るまり子のおののきに、かえって愛おしさが募り、汚された恥裂を清めるように舌を差し伸べていく。
 原田の放出した白濁液の青臭い味と、破瓜の鮮血の鉄のような味が入り交じって舌先に感じられる。昔だったら、吐きそうになっていたはずのそんな匂いに、良枝はかえって昂ぶりを覚えていた。いつも原田にされている舌戯を、勃起して顔を少し覗かせている肉芽に、充血した襞肉に加えていく。
 「あっ、いやっ...ああっ」
 まり子は顔を歪め、身を捩る。しかしそれは拒絶の反応ではなかった。愛らしい唇から洩れる喘ぎ声は鼻にかかり、良枝の舌の動きに合わせて腰がピクピクと跳ねあがる。
 「ああっ...いやっ、いやっ」
 まり子はひっきりなしに甘い喘ぎを洩らしながら、顔を左右に振り乱した。良枝の巧みな舌使いに身体が敏感に反応してしまい、ドクッドクッと音でもたてるように恥ずかしい蜜液が溢れ出しているのが自分でも分かる。それを良枝に見られている事が死ぬほど恥ずかしいのだ。連続して押し寄せる甘いさざなみは徐々に深く、そして激しくなって来る。 良枝はまり子の反応に益々自信を深め、一心不乱に舌と唇で愛撫し続ける。しこり切ったクリトリスを舌先でツンツン突き上げておいて、口に含んでチロチロと舐めたり、肉襞を細く尖らせた舌先でめくり返すようにくすぐる。
 「もう一息だぞ、良枝」
 まり子の背後で原田がけしかける。もはや押さえつける必要もなくなり、胸の膨らみを弄んでいる。
 良枝の舌の動きが激しさを増してきた。
 「ああっ...だ、だめっ...」
 腰が二度三度と突き出され、そのまま硬直した全身を痙攣が走った。
 「ィッたな」
 原田は満足そうに呟き、ニヤリと笑った。背後から離れると、支えを失ったまり子の身体がその場に力なく崩れ落ちる。
 良枝も顔を上げた。まり子をイカせた事で自分も刺激を開けたのか、目には妖しげな潤みを湛え、頬を真っ赤に上気させていた。

 「西川のやつ、イッちまったな。思った通り見込みがありそうだ」
 原田は既に勃起した肉竿をブラつかせながら、良枝の横に寄って来た。
 「よし、いよいよ仕上げだ」
 「あっ!」
 オルガスムスの余韻に浸る間もなく、身体をうつ伏せに転がされたまり子が悲鳴を上げる。
 「野村、西川の下に入れ。手伝うんだ」
 良枝は言われるままにまり子の身体の下に仰向けになって入った。抗議したところで今更止めるはずはないし、良枝自身まり子への愛戯を施したことが刺激で、欲情を覚えていた。一人だけ置いてきぼりを食って二人の行為を眺めるだけなど到底耐えられるものではない。
 原田はまり子の桃のような尻を持ち上げ、グッショリと濡れそぼつ花裂に剛直を押し当てる。
 「お願い.....もう、許して」
 か細い声でまり子が哀願する。原田に処女を奪われたばかりか、親友の良枝にまで辱めを受け、もう抗う力は残っていなかった。しかも良枝の愛撫で知らされた思いもよらぬ快美感が、まり子に二重のショックを与えていた。同性、しかもクラスメートとのレズ行為で感じさせられてしまうなどと思っても見なかったからだ
 しかし原田はまり子の訴えを無視し、尻を抱えると一気に秘園を貫いた。
 「ああっ!い、痛いッ!」
 まり子がしなやかな背筋を仰け反らせ、悲鳴を上げる。傷つけられたばかりの肉襞を抉られ、焼け付くような疼痛が下腹部に走った。
 やはりこいつは上玉だ。
 まり子の肉路の感触を確かめながら、原田は確信しいてた。たぎるような内部の熱さや強烈な締め付けは相変わらずだか、肉襞がまるでミミズのように肉茎に絡み付いてきて、別の生き物のように蠢いているのだ。その上原田の侵入を歓迎するかのように吸い込むような動きさえ見せている。
 「よし、天国に連れていってやる」
 原田はリズミカルに抽送を開始した。子宮まで届かんばかりに深く、また時には入り口を刺激するように、大胆にまり子の膣路を往復する。
 「こ、こんなのいやっ...ああっ」
 まり子頭を激しく振り乱した。幼いまり子には後背位という体位が動物の交わりのように感じられたのだ。
 「あっ、よ、良枝ちゃん、いやっ...う、うむっ」
 まり子の下にいた良枝に不意にキスされ、まり子は呻いた。良枝はまり子の頭を抱き、舌を吸い取らんばかりのディープキスを行いながら、乳房に手を伸ばしこねるように揉んだり、乳首を摘むようにしてコリコリと刺激を加える。更には下へずり下がり、その膨らみに舌を這わせていく。
 屈辱を必死に耐えるまり子。感覚が麻痺したのか膣肉を裂かれる痛みはなくなったが、下腹部の中を行き来する肉棒の異様な感触がおぞましかった。
 「あっ...ああっ...な、何」
 身体の中に不意に湧き起こった思いもよらぬ感覚にまり子は呻いた。下腹部にキュンと甘い疼きが走り、その疼きが体中に広がってくる。下半身が熱いものに包まれ、蕩けてしまうような感覚に支配されてくる。今まで経験した事のない感覚だった。
 「あんっ...ああっ、こ、恐い」
 未知の感覚に包まれ、まり子は喘いだ。
 「それがイクって事だよ。気持ちいいだろ」
 汗を滴らせ、ピストンを続けながら原田が告げる。
 「よし、フィニッシュといくか」
 原田は腰の動きを一段と早めた。即射砲のように激しく剛棒をまり子の中へ叩き込んでいく。
 強烈な原田の責めに、秘園は更なる蜜液を懇々と溢れさせる。それは粘り気を徐々に増し、色も透明から乳白色へ変わりつつあった。
 「い、いやっ...ああっ!」
 後ろからは原田に激しく突き上げられ、下にいる良枝には唇を吸われ、乳房を弄ばれる。意識が朦朧としてくる中で、下腹部を中心に広がる甘美な波は激しさを増し、瞼の裏で光が明滅する。
 「あああっ!だ、ダメッ!」
 ついに下腹部の奥でキューンと芳烈な快美感が弾け、更に身体中に広がった。続いて身体が蕩けていくような感覚に身体中が包まれていく。
 「ああっ...」
 引き絞るような呻き声が愛らしい唇から漏れる。背筋を仰け反らせたまま硬直した身体がピクピクと痙攣している。
 「おおっ...で、出るっ」
 原田もまり子の尻に腰を押しつけ、熱い迸りをまり子の胎内へ打ち込んだ。
 「あああっ.....」
 射精を受け、まり子は更に昇りつめる。引き絞るような喘ぎ声を上げると死んだように動かなくなった。
 原田も息を荒げながらグッタリとまり子に覆い被さり、その華奢な身体を抱き締めた。 硬度を失った肉棒が、まり子の中からヌルリとこぼれ出た。

 


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