『若草を濡らす少女たち』
第一話 野村良枝の巻
       第六章 性奴の刻印     

第六章 性奴の刻印

 「いいな、これからお前はもう俺の女だぞ」
 良枝の家の近くで車を止めた原田は、助手席の良枝に念を押すようにいった。そんな原田の言葉に、良枝は無言のままうつむいていた。
 原田にパンティを取り上げられてしまったため、スカートの下には何も着けていなかった。
 これからも原田にたびたび抱かれなくてはならない、それを考えただけで良枝は絶望的な気持ちになった。しかし、原田には自分がオナニーしている恥ずかしい姿を写真に撮られているのだ。それに無理矢理とはいえ、女の悦びを教え込まれてしまった自分の身体に、原田を拒む事は出来ないと分かっていた。それがたまらなく惨めだった。
 「あっ、いやっ!」
 いきなり強い力で抱き寄せられ、良枝は叫んだ。同時に原田の手が素早くスカートの中に滑り込んだ。
 「あんっ、ダ、ダメェッ!ああっ」
 良枝は首を振り、原田から逃れようともがいた。
 しかし原田の指が花弁をこじ開け、花びらをまさぐると花園はたちまち甘い蜜を溢れさせ、下腹部に蕩けるような甘い痺れが沸き起こった。
 「嫌がってる割には随分と濡らしてるじゃないか、ほら見てみろ」
 原田は良枝の目の前で濡れて光っている指をかざした。指を閉じたり開いたりすると、ニチャッという音を立てて蜜液が糸を引いた。
 「いやっ、そんな.....」
 良枝は恥ずかしさに顔を背けた。心でどんなに嫌だと思っても、身体が自分の意志とは関係なく反応してしまうのだ。
 「お前の親が怪しむと困るから、今日はここまでだ。後は自分で楽しむんだな」
 良枝を降ろすと原田はあっという間に走り去っていった。
 「よーし、ついにやったぞぉ!」
 運転しながら、原田は勝利の雄叫びを上げていた。
 やはり良枝を選んだのは正解だった。快感に喘ぎ悶えていた良枝の姿を思い浮かべながら原田はかつてない充実感に浸っていた。
 一度きりでもいいつもりだったが、写真は握ってるし、暫くは楽しむことが出来そうだ。処女を破ったばかりであれだから、仕込んだらどうなるか楽しみだ。
 原田は早くも次の良枝への責めを考え、ズボンの中で怒張を突っ張らせていた。 *  家には誰もおらず、玄関には鍵がかかっていた。
 時計を見ると六時を少し回ったところだった。母親は買い物に出かけているらしい。弟は友達の家にでも遊びに行っているのだろう。
 良枝は玄関の鍵を開けながらホッとしていた。自分の様子が変に見えたら、処女を失った事を隠していられる自信が今はなかった。
 今日の事がバレたら大変な事になる、絶対知られちゃいけない。
 良枝は思った。
 自分の部屋へ行き、タンスを開けて鏡を見る。実際は何も変わっていないのだろうが、鏡の中の自分が昨日までとはまるで別人のように思えた。
 手がゆっくりとスカートをたくし上げると、処女を失ったとは思えない可憐で幼い陰裂が目に飛び込んできた。
 良枝はまだそこに原田の剛直が刺さっているような感じがした。
 ここに先生のアレが.....。
 今までの出来事が信じられない思いで、良枝は右手を秘丘へ伸ばした。
 「あっ.....」
 花びらにほんの少し触れただけなのに、甘美な感覚が下腹部に湧き上がり、良枝は思わず呷いた。
 無意識のうちに濡れて光る指を鼻に近づけ、匂いを嗅いでいた。愛液の甘酸っぱい匂いに混じって、栗の花のような青臭い匂いが鼻腔を突いた。
 これ...先生の.....
 良枝はそれが、原田に打ち込まれた精液の匂いであることを察知した。
 さっきまでだったら吐きそうになっていたかも知れないその匂いが、今では良枝に例えようのない興奮をもたらしていた。
 左手が無意識のうちにセーラー服の裾から中に滑り込み、ブラジャーのゴムをかい潜ると、胸の膨らみを摩り始める。
 「あっ、ああっ.....」
 身体がゾクゾクと震え、快いうねりが全身に広がっていく。
 い、いけない、こんな.....
 しかしそんな思いとは裏腹に、右手が魅入られたようにスカートの中へ滑り込む。
 「も、もうダメ.....」
 身体の奥から込み上げてくる情欲に抗し切れず、良枝はベッドに倒れ込むと、スカートをたくし上げ、脚を大きく開いた。
 「あんっ...ああっ!」
 ピンク色の花びらを押し広げ、すでに潤みを帯びている花片を擦ると、痺れるような快美感が身体中に広がっていく。
 「ああっ、ダメェッ!」
 しなやかな指で、固くしこった花芽を捕らえトントンと叩くと、芳烈な甘美の電流が全身を走り抜ける。
 「ああっ、いやん、こんなのいやっ、いやっ」
 良枝は顔を左右に激しく振り立てて叫んだ。
 原田との行為の記憶が良枝の脳裏に蘇ってきた。ガッチリと押え付けられ、身体中を舐め回されるおぞましい感触、脚を広げられ、乙女の部分を舌で散々嬲られた揚げ句、グロテスクな肉塊で貫かれた時の生肉を裂かれるような激しい痛み。
 良枝はその記憶から逃れようともがいた。しかしそれは姿を消すどころか、恥裂を這い回った舌の感触や、剛棒の激しい突き上げが鮮明に身体に蘇って来る。そしてそれが良枝を益々絶頂へと導いていくのだ。
 うそよ、こんなのうそよっ.....。
 良枝は心の中で絶叫する。レイプされた事を思い出しながらオナニーするなんて信じられない。しかし抗う気持ちとは反対に、指先は激しく花園を攻めたてている。
 花弁は熱くぬかるみ、新たな蜜液をおびただしく溢れさせている。
 「ゆ、許してっ...ああっ!」
 良枝の脳裏に、原田の顔が浮かんだ。
腰が跳ね上がり、太腿がピクピクと痙攣する。閉じた瞼の裏で閃光が二度、三度と明滅した。
「ああん!あっあっあっ.....い、イッちゃう!」
絶頂へ昇りつめながら、良枝は原田に再び貫かれる事を求めている自分の身体を、薄れゆく意識の中で感じていた。

 


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