『若草を濡らす少女たち』
第一話 野村良枝の巻
      第四章 パンティの滲み      

第四章 パンティの滲み

 射精の余韻にしばらく浸った後、原田はゆっくりと良枝から離れた。
 「ほう、使用前と使用後じゃ、えらい変わりようだな」
 無残に変わり果てた膣孔を覗き込みながら、原田は呟いた。
 控えめにひっそりと息づいていた花裂は強引にこじ開けられ、ぽっかりと穴が開いている。清楚な花びらは真っ赤に腫れ上がり、露呈したピンクの膣肉からネバネバした白濁液が血と混ざり合ってアヌスへ垂れ流れている。思わず目を背けたくなるような、凄じい汚れ方だ。
 白いシーツにも無残な破瓜の証しである深紅の楕円形の滲みが出来ていた。良枝の狂乱ぶりを物語るごとく、その周囲にはいくつもの血の跡が点在している。
 その光景を見て、原田はかつてない充実感を覚えていた。ずっと秘めていた願望をついに達成することが出来たのだ。しかもずっと思い描いていた理想の少女を相手に。
 原田は良枝から離れると、一息ついて煙草を一服した。まるで違う煙草かと思う程、格別の味わいである。
 「うっ、ううっ.....」
 ベッドの方から、すすり泣く声が聞こえた。
 意識を取り戻した良枝がシーツに顔を埋め、肩を震わせて泣きじゃくっていた。
 原田は床に落ちている良枝のパンティを拾い上げた。丸まっている布地を広げ、しばし見入った。どちらかというと幼児や小児向けの肌着で有名な、グンゼのスタンダードタイプのパンティだ。端の方に13〜14歳用と青い文字がプリントされている。
 中学生でもフリルやレースが付いている、お洒落なビキニパンティが当たり前になっている今では珍しい代物だが、それがかえって原田には新鮮だった。
 原田は布が二重になっている部分に鼻を押し付け、思いきり吸い込んだ。すえたような、それでいて甘酸っぱい匂いが鼻腔いっぱいに広がる。
 原田はもっとよく匂いを堪能しようと思い、パンティを裏返しにした。
 「おっ、こいつは.....」
 原田は目を凝らした。
 そこには5センチ位の、くすんだ黄色をした楕円形の滲みが広がっていた。
 こいつは、まさか.....。
 原田は再びそこに鼻を押し当て、匂いを嗅いだ。原田が直感したとおり、その汚れは紛れもなく愛液によるものだった。
 恐らく昨日の夜にオナッてたに違いない。こんなあどけない顔をして、もう指遊びを知っているというのか。
 今時中学生の少女ともなれば、オナニーを知っていても珍しいことではないが、良枝の大切な秘密を知った気がして、新たな興奮に原田の下半身は疼き始めていた。
 さて、そろそろ第二ラウンドと行くか。
 原田はベッドの近くまで歩み寄ると、良枝にパンティを投げつけた。
 良枝がゆっくりと顔を上げた。頬が涙に濡れて光っている。目は泣き腫らして真っ赤に充血し、髪はバサバサに乱れている。普段の端正な顔だちは見る影もなかった。
 「先生.....家に帰らせて下さい。もう...先生のしたいことは済んだ筈です。これ以上辱められるのは嫌です。ううっ...」
 「辱めとは随分だな、アソコを舐められた時は結構気をやってたじゃないか」
 「..........」
 原田の言葉に、良枝は一瞬戸惑ったような表情を浮かべ、顔を背けた。
 乙女の秘密の部分を舌で舐められる、今考えても鳥肌が立つほどおぞましい行為なのに、どうしてあんな気持ちになってしまったのだろう。
 「ところで野村、パンティが随分と汚れているじゃないか、お前いつもそんな汚れたパンティを穿いているのか」
 「こ、これは.....」
 原田の思わぬ指摘に良枝は口ごもった。もう十四歳、オナニーの快感はとっくに覚えている。ただそれほど頻繁にやっているわけではない。昨日は何故か目が冴えてしまってなかなか寝つけなかったため、ついパンティの中に手を伸ばしてしまったのだ。
 学校についてから、パンティを取り替えるのを忘れた事に気が付いたが、まさかこんな事になるなんて予想もしていなかった。
 「俺をごまかそうとしても分かるぞ。そういう態度をとってるようじゃ、家に帰すわけにはいかんな」
 「..........」
 良枝は原田の言葉に無言のまま俯いてしまった。
 「本当はオナニーしてたんだろ、え、そうだな」
 まるで犯人を尋問している刑事のように、原田は顔を良枝に近付けて言った。
 心理的にジワジワと圧力をかけて良枝を追い込んでいきながら、原田はゾクゾクする快感を味わっていた。良枝がオナニーをしていることは返事を待たなくても確実なのだが、あっさりと認められては本当は面白くないのだ。答えを渋るその羞恥の風情に、少女嬲りの醍醐味があるのだ。
 暫くして、良枝の首が力なく縦に動いた。図星という事よりも、証拠が目の前にある以上、認めるまで許して貰えないと思ったのだ。
 「まったく...可愛い顔をして、もう指遊びの味を知っているのか」
 「いやっ、言わないで.....」
 原田の言葉に良枝は耳たぶまで真っ赤に染め、恥ずかしさに震えた。
 「嘘をついた罰だ。野村、先生にオナニーする所を見せて貰おうか」
 「ええっ!」
 恥辱に追い討ちをかける卑劣な要求に、良枝は思わず飛び起きた。
 「あ、悪魔だわ...先生は悪魔です!」
 どこまで辱めれば気が済むのだろう。良枝は怒りと悲しみの目つきで原田を見つめ、叫んだ。
 「そうか、そういう態度をとってるようではいつまでたっても家には帰れないな」
 「す、すみません。今の言葉は取り消します。だから...もう堪忍して下さい」
 一刻も早く解放されたい良枝に、この一言は何よりも効くようで、途端に泣きそうな顔になって原田にすがりついた。
 「だったら大人しく言うことを聞くんだな、何ならそのパンティを名前付きで学校に張り出してやろうか」
 「ひ、酷い、そんな.....」
 「だったら早くオナッて見せるんだ」
 問答無用の非情な命令に、良枝はしゃくり上げながらベッドに横たわった。
 するとパシャッパシャッと音がして部屋が光った。良枝が顔を上げて見ると、原田が自分に向けてカメラのシャッターを切っているではないか。
 「いや!写真はいやです!」
 良枝は慌てて顔を隠して叫んだ。
 原田はツカツカと良枝に歩み寄る。顔を隠していた手を強引に振り解くと、良枝の頬に平手打ちを炸裂させる。
 「キャッ!」
 「早くしろ、終わらないと家には帰さないぞ」
 原田は事もなげに良枝に言う。
 「ひ、酷い、ううっ.....」
 死にたくなるような恥辱をこらえ、良枝は泣きながら渋々左手を乳房に伸ばした。
 可憐な膨らみを手のひらで包み込み、円を描くようにさすり始めた。そして右手を股間に伸ばし、内股をサワサワと撫でさする。
 恥ずかしげに脚がおずおずと開き、腿をひとしきり往復した右手が秘密の花園をまさぐり始める。
 まだ自分の中に原田の怒張が突き刺さっている気がした。貫かれた時粘膜を傷つけられたらしく、膣路がズキズキと痛む。
 傷をいたわるようにゆっくりと恥裂を撫でていく。原田の放った樹液がまだ残っているらしく、ヌラヌラとした感触が指先にまとわりつく。しかしそのヌラヌラのためにかえって指の動きが滑らかになった。
 二本の指が柔らかな恥丘の合わせ目の上方を、ゆっくりとさすり始める。
 「ああっ.....」
 ジーンとしびれるような感覚が下腹部を中心に広がり、身体が熱くなってくる。
 細い指が花弁を押し広げ、美しいピンクに色付いた花びらを摩擦すると、秘園が新たな蜜液を分泌し始める。
 「あっ、ああっ.....んっ」
 泣きじゃくっていた良枝の口から、断続的な喘ぎ声が漏れ始めた。
 もうどうでもいい、今はただ早く家に帰りたい、良枝は開き直っていた。処女を理不尽に散らされた良枝にとって、もはやこれ以上心の傷が深くなる事はなかった。
 良枝の意識の中から原田の存在が徐々に薄れていった。むしろシャッターの音が被虐感を募らせ、それが快感となって良枝の身体を支配し始めていた。

 


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