『若草を濡らす少女たち』
第一話 野村良枝の巻
     第三章 幼い蕾を散らされて     

第三章 幼い蕾を散らされて

 「いやぁーッ!」
 言い様のない恐怖が身体を突き抜け、良枝は狂ったように髪を振り立てる。
 原田は胸を隠している良枝の交差させた腕を振り解き、バンザイをさせるような形でガッチリと組み伏せた。
 レモンを切って伏せたような、瑞々しい双乳があらわになった。青い果実という形容がピッタリはまる、未熟だが初々しい膨らみだ。その頂上には淡いピンクに色づいた乳暈が息付き、米粒大の乳首が恥ずかしげに顔を覗かせている。
 「可愛いオッパイだ、野村」
 原田は片方の膨らみを捏ねるように揉みながら、もう一方にむしゃぶりついた。その柔らかさ、手のひらに吸いついてくるような肌のきめ細かさは、原田の気持ちをいやがおうにも昂ぶらせた。
 「い、いやっ、お願い、やめてェッ!」
 良枝は必死の抵抗を試みた。しかし男で百八十センチある原田と百五十センチちょっとしかない良枝では、力があまりにも違い過ぎた。ガッシリと身体を押さえ付けられ、身動き一つ出来ない。
 原田は乳首を口に含み、転がすように舌をそよがせる。
 「い、いや、いやです!」
 生まれて初めて受ける乳房への責め、そして誰にも触れさせた事のない、肌に淫靡な手や舌が這い回るおぞましさ....それは舌を噛み切りたい程だった。しかしそんな粘っこい愛撫を受け続けるうちに、嫌悪する感覚とは違う、別の形容し難い感覚が身体に生じ始めていた。それを示すように、胸の突端が原田の口の中で固くしこり始めていた。
 「野村、一人前に乳首がおっ立って来たじゃないか」
 舌で良枝の乳首を転がすように舐め回しながら、原田は言った。
 「そ、そんな...ああっ、いやっ....」
 良枝は自分の意思と違う反応を示している自分の身体に、戸惑いを覚えていた。
 乳房を唾液でベトベトにした原田は、舌を腋の下へ移行させる。甘酸っぱい少女の汗の香りが鼻腔に広がり、原田はその芳香に酔いしれた。
 同時に手を良枝の太腿に伸ばし、柔軟な筋肉の発達した内股を撫で上げる。女の太腿を触ったのは別に初めてではない。しかし、めくるめく羞恥に硬直し、ブルブル震える太腿の反応は初めてだった。それが原田のサディスティックな欲情を一層煽る。
 「やめてェッ!お願い、家に帰らせてェッ!」
 良枝は原田の背中をめちゃくちゃに叩く。しかし良枝程度の力では、原田には蚊に刺された程度にしか感じなかった。
 「うるさいなぁ、用が済めばすぐに帰してやるよ」
 原田の手がパンティのゴムをかい潜った。秘めやかな丘をまさぐると、ホワホワとした恥毛が指先に感じられた。
 「いやぁっ、そこはいやぁッ!」
 「やっぱり生えっぷりは子供っぽいな、野村、拝ませて貰うぞ」
 原田の手がいよいよパンティにかかった。
 「い、いや!お願い、パンティだけは許して!」
 最後の砦を守ろうと良枝は最後の力を振り絞り、脚をバタつかせて抵抗した。
 しかし僅かな隙をついて、原田はパンティをあっけなく引き下ろしてしまった。そして良枝の幼い下半身を歪んだM字形に開き割り、中心部へ顔を近づけていく。
 「いやっ、お願い、見ないでェッ!」
 良枝は髪を振り乱し、恥ずかしさに泣き叫んだ、
 「ああっ.....」
 しかし原田の顔がそこに埋まった瞬間、良枝は今までの抵抗が嘘のように大人しくなってしまった。
 恥ずかしい部分に熱い息がかかるのがはっきりと分かった。親にも見せた事のない、秘密の部分を見られてしまったという羞恥が最後の力を奪ってしまった。良枝は手で顔を覆い、肩を震わせて泣きじゃくるだけだった。
 原田は良枝の太腿に手をかけ、じっくりと良枝の秘部を観察した。
 やや栗色がかった若草が、ふっくらとした恥丘の上方にうっすらと影を作っているだけで、恥裂の周囲は殆ど無毛に近い状態だった。丸見えになっている美しいピンクに色づいた花弁は微かにほころび、内側の一際鮮やかな果肉を覗かせている。
 美しい色付き、皺の少ない清楚な花弁の形、独特のチーズのような恥垢の匂い、紛れもなく男を知らない処女の性器だった。花びらの頂点には、薄い苞に包まれた、クリトリスの先端がピンクの顔を見せている。息詰まる程の妖しい眺めに、原田は思わず感嘆のため息を漏らした。
 「おお、気に入ったぞ、野村」
 原田は肉の合わせ目に手を伸ばし、瑞々しい薄紅色の肉扉を開いた。肉襞が複雑に綴れ折れた内側は、微かに蜜を孕んでいる。更に秘奥の中心には清楚な肉輪が、いかにも処女らしいたたずまいでピッチリと閉じているのが見える。
 「素晴らしいぞ、正真正銘、処女のオマンコだ」
 原田は唇を良枝の幼い肉唇に押し付けた。そして花びらに舌を這わせていく。
 「あっ...い、いやっ、そんな所...き、汚らしい!」
 「野村のものなら俺は尻の穴だって平気で舐められるぞ」
 「ああっ、そ、そんな.....」
 良枝はまだクンニリングスについての知識は持っていなかった。だから性器を舐めるなぞ思いも寄らぬことだった。しかしその行為が、それほどおぞましいものでない事を良枝は思い知らされる事になる。
 原田の舌が肉の花弁に割り込んでツツーッ舐め上がり、震えるそれが合流している地点に触れた瞬間、全身に電流にも似た感覚が走ったのだ。
 「アッ!」
 良枝の丸いお尻がピクンと跳ね上がった。
 「一人前に感じたのか、ずいぶんとオマセさんだな、野村は」
 「い、いやっ、そんな.....ああっ!」
 ピチャピチャと卑猥な音をたてながら、原田は鮮やかなピンクの肉襞を舐め回し、亀裂の中心に窄めた舌を押し込んだ。チロチロと舌先を動かしながら、柔らかな花肉を舐め、まだ蕾の突起を捏ね回す。
 執拗な攻撃の連続に、良枝の花園は徐々に熱い蜜液を分泌し始めていた。最初は透明でサラッとしていたが、徐々に粘り気を帯び、色も乳白色になって来ている。
 「あんっ、だ、ダメェッ!.....ああっ、い、いやぁっ」
 「いやいやいってる割には濡れてきたじゃないか」
 良枝は自分の身体の反応が信じられなかった。心は激しく拒否しているのに、原田の執拗な舌の動きが良枝の身体に甘美な感覚をもたらしているのだ。
 「ああっ.....や、やめてぇ.....イヤァッ!」
 良枝は下腹部に広がる疼きに悩ましく腰を振って身悶えた。花弁はすっかり開いてしまい、蜜液が泉のように溢れていた。
 「可愛い顔をして結構スケベだな野村は、ほらクリトリスが顔を出したぞ」
 原田が勃起して顔を出した小さな肉芽を、舌で転がすように舐め回す。
 「あっあっ、やめてぇ、やめてェッ!」
 身体を震わせながら、良枝は切羽詰まった声を絞り出す。
 原田は顔を上げ、口の回りについた愛液を拭うとトランクスを脱ぎ去った。そして大きく広げた良枝の脚の間に自分の腰を割り込ませる。
 綻びかけた花びらに、熱くたぎった怒張の気配を感じた。良枝は我に返り涙に濡れた顔を上げる。
 「い、いやっ!それだけは堪忍してェッ!」
 原田は構わず幼い花裂に己の欲望の先端を突き刺した。
 「あっ!い、痛いっ!」
 まるで焼け火箸を突っ込まれたような激しい痛みが下腹部に走り、良枝は身をのけ反らせた。ズブズブと肉襞を捲くり上げ、怒張が花裂の奥へ入り込んで行く。
 「いやぁっ、痛い!やめてェッ!」
 激痛に苛まれる良枝が狂ったように髪を振り乱して泣き叫ぶ。
 「ううっ、くそっ」
 原田も処女の肉路の狭さと、強い抵抗感に苦労していた。
 突き進む分身が何かに押し止められた。
 処女膜だな....こいつを突破すれば.....
 原田は一度腰を引くと、勢いをつけて思いきり突き出した。
 「痛ァーッ!」
 良枝の身体が大きくのけ反って硬直した。身体を真っ二つに切り裂かれるような痛みが身体中を貫いた。
 「フゥーッ」
 怒張を漸く根元まで埋め込んだ原田は、大きくため息をついた。
 初めて男を迎え入れた良枝の膣路は、そこだけが別の生き物のようにヒクヒクと蠢いていた。そしてそこは火のように熱くたぎり、強烈な力で原田の分身を締めつけて来る。剛棒を咥わえ込まされた秘花の周囲に、ジクジクと赤い血が滲み出し流れ落ちていく。
 原田は良枝の秘肉の感触に酔いしれていた。よく処女は締めつけがきついだけで、すりこぎをかけられているみたいだと嫌がる男もいるが、原田はこの幼い花肉の感触を味わうのが夢だったのだ。それに自分の下で組み伏せられ、貫かれた少女が苦悶する様は、原田にとってどんなグルメ料理にも勝る最高の御馳走だった。ましてその少女がずっと目をつけていた野村良枝なのだ。
 先に一発抜いとくんだったな。
 良枝を征服した興奮も手伝って、下手をするとすぐに果ててしまいそうだ。原田は良枝の腰を手で引きつけておいて、ゆっくりと腰を使い始めた。
 「い、いやあ!動かさないで!!」
 生肉を切り裂くような痛苦が間断なく突き上げてきて、良枝は身体を震わせ哀願を繰り返した。
 クチャクチャと淫媚な音をたてて、剛直が柔らかな秘肉を捲り上げ出入りする。愛液と処女の鮮血にまみれた肉棒が幼い肉唇を出入りする様が痛々しい。
 「ううっ...ああぅ...い、痛い!」
 深々と粘膜を貫く度に、良枝の身体がピクンと硬直するような反応を見せ、それがたまらなく新鮮だった。
 「もう俺のものだぞ、良枝」
 獲物を征服した充実感が、原田に良枝を名前で呼ばせていた。全身で獲物の感触を確かめようと更に身体を密着させ、愛らしい唇にむしゃぶりついていく。
 「いやっ!ううっ....」
 痛みに苛まれて避ける余裕もなく、良枝はあっさり原田に唇を奪われてしまった。
 良枝の唇は甘く、蕩けてしまいそうな柔らかさだった。原田は舌で強引に良枝の唇をこじ開け、良枝の舌に自分のそれを絡みつけていく。甘く柔らかい良枝の舌の感触、唾液の味を原田はたっぷりと堪能した。
 「う、ううっ....」
 良枝は唇を塞がれたまま、苦しげに呻いた。
 良枝にとっては初めてのキスだった。女の子が誰も夢見るファーストキス、それをこんな形で奪われるなんて....。
 悔しさに良枝は目から新たな涙を溢れさせた。
 「ううっ、ああう.....」
 肉路から滲み出る分泌液と、破瓜の血が潤滑油の役割を果たし出したため、痛みは徐々に薄らいできていた。しかし、むろん快感などある筈もなく、花芯を肉刀が出入りする異様な感覚を必死に耐えるだけだった。
 「ああ、良枝、良枝!」
 原田は全神経を集中させて良枝の身体を貪った。肌のまろやかさ、胸をくすぐる乳房の弾力、甘い髪の香り、汗の匂いが原田の性感を更に昂ぶらせた。
 「お願い、許して、もう堪忍してぇ!」
 「いいぞ、最高だ」
 原田は良枝の細腰を持ち上げ、更に奥深くへ突き立てた。
 新たにメリッと言う衝撃が良枝の中心部を襲う。
「あうっ、痛いっ!」
「イ、イクぞ、良枝、たっぷりと俺のミルクを味わえよ」
苦痛に悶える良枝をしっかりと抱きすくめ、子宮まで到達するかのように砲身をねじ入れた。
「おおっ!」
原田の剛直を凄まじい愉悦が走り抜け、思いを込めた多量の樹液が良枝の中に注ぎ込まれた。
 「い、いやああッ!」
 子宮の奥に熱い物が振り掛けられるおぞましい感触に、良枝は絶叫した。
 目の前がスーッと暗くなっていく。汚辱と絶望感を抱いて良枝は気を失った。

 


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