『若草を濡らす少女たち』
第八話 河村友美の巻
        第四章 純子の罠        

第四章 純子の罠

 JR大森駅から程近いところにあるまだ新しいマンションの地下駐車場に、シルバーメタリックのベンツが滑り込んだ。
 車が停車すると一人の男が降りてきた。ダブルの背広を着たその男は、扉を閉めるとワイシャツの胸ポケットから煙草を取り出し火をつけた。
 男の名は金田昭三。健康食品をメインに扱っている通信販売の会社を経営している。小規模ながら女性のダイエット指向に特化した商品戦略が見事に当たり、ここのところ急激に業績を伸ばしている。
 年齢は四十六歳だが、やや小太りで頭のてっぺんが少々寂しくなってきている。背広を着ていなければそこいらにいる中年男と変わらないが、会社の成功ですこぶる羽振りが良く、銀座の繁華街ではちょっとした顔であった。
 ややあって助手席のドアが開き、制服姿の少女が降り立った。純子である。
 純子の家庭は父が大手化粧品メーカーの専務、母親は薬品メーカーの営業課長をしている。仕事を通じて知り合い結婚したのだが、お互いに多忙で家にいる事が殆ど無かった。
 経済的には恵まれていたものの、純子は両親に殆ど顧みられる事無く育った。
 やがて思春期を迎え、そんな両親に反発を覚えるようになった純子は、表向きは優等生を演じながら、テレクラを利用して援助交際をするようになった。その何人目かの客が金田だった。
 純子を抱いた男達はみな自分の欲望を吐き出すだけで満足し、純子の事などお構い無しだったが、金田は違った。外見に似合わぬ繊細で巧みな愛撫、年齢を感じさせぬ持続力とスタミナに純子は初めてオルガスムスを経験した。
 それを機に純子は援助交際を止め、金田の愛人のような事をしていた。お金もその方がずっと多く手に入れられるし、自分も気持ち良くなれるからだ。
 金田は一度結婚したものの五年ほど前に離婚し、現在は独身だった。妻がどちらかというとセックスに淡泊だったため、逆に好色な金田の求めに付いて行けなくなったのが原因だった。
 離婚を機に金田は避妊手術を受けた。再婚には興味がなかったし、快楽を求めるセックスには子供を作る機能など邪魔以外の何物でもなかった。
 そうして金田は毎週のように風俗でセックスを楽しんでいた。ソープは受け身ばかりで面白くないので、もっぱらホテトルの女性が相手だったが、ある日遊び半分ではいったテレクラで最初に取った電話の相手が純子だったのだ。
 女子校生を抱くのは初めてだったが、金田はその瑞々しい肉体に一度で虜になった。
 それ以来何度となく純子とはこうして会ってセックスを楽しんでいる。お互いの利害が完全に一致していた。
 二人はエレベーターに乗り、最上階へ着いた。金田が純子とのセックスを楽しむために借りている部屋があるからだ。
 「どうだい、例の件は」
 ベッドに腰を降ろした金田は冷蔵庫から出したビールを飲みながら訊ねた。
 「まあまあってところね、まだちょっとガードが固いけど、もう少しだと思うわ」
 「手間をかけるが、宜しく頼むよ」
 「ウフフ、分かってるわ。任せておいて」
 窓の外を見ていた純子はいたずらっぽく笑みを浮かべると、金田の横に腰を降ろした。 「でもまさかおじさんが用務員に化けて学校に忍び込むなんて思わなかったわ」
 「あの学校にはちょっとコネがあるから、出入りそのものは簡単なんだか、さすがに用務員としてというのは、根回しに苦労したよ」
 「そうよね。社長さんが用務員やりたいなんていったら普通変に思われるものね」
 「彼女が偶然にも君のクラスメイトだと知ってああ言う作戦をたてたんだ。最初は失敗だったがな」
 「失敗って?友美とはシタんでしょ」
 「いや、あの娘、途中からヨガりだしおってな。レイプにならなかったんだ」
 更衣室で最初は抵抗しながら、途中から快感に甘い声を漏らしていた友美を思い出し、金田は苦笑した。
 「だから二度目は彼女に悪いとは思ったが、ほとんど本当のレイプになってしまった。しかしこちらも緊張したよ。誰か通りかかって見つかれば即お縄だからな。もうあんな冒険はごめんだよ」
 「それでどうだった?友美としてみて」
 「うむ、思った通り抱き心地のいい身体だ。早くこの計画を成就させたいものだ」
 友美を更衣室や工事現場でレイプした犯人は金田だったのだ。たまたま北山高校の近くを通りかかったときに見かけた友美に惹かれた金田は、その後偶然にも純子がクラスメートである事を知り、友美をモノにするために協力を頼んだのだ。
 ショックを受けた友美を純子が慰めるふりをして近づくという腹積もりだったのに、更衣室でのレイプは途中から友美が感じ始めてしまい、ショックを与えるには至らず、見事に当てが外れてしまった。そこで友美の下校を待ち伏せして、再びレイプしたのだ。
 「おじさんに教えて貰ったら、友美淫乱になっちゃうかも。凄く敏感なのよ、友美って」
 「そうだろうな」
 「うん、ちょっと可愛がってあげただけで、アソコもうビショビショだもの」
 「うーむ...」
 純子の言葉に金田は思わずプールの更衣室で間近に見た友美の秘部を思い浮かべていた。整った形の花弁、可憐な色合いの美肉。早く思う存分堪能してみたい。
 「おじさん、約束したから協力はしてあげるけど、私の事も忘れちゃイヤよ」
 ふと見ると純子が頬を膨らませて不機嫌そうに覗き込んでいた。
 「ハハハ...もちろんだ」
 金田は苦笑した。恋愛感情がなくても、目の前で他の女性の事を考えられたら面白くないのは当然である。
 「じゃあ、この話はこれくらいにして」
 金田は言うと純子の華奢な肩を抱き寄せ、顔を近づけてきた。
 「だーめ、前金の約束よ」
 「しっかりしてるな」
 純子に顔を手で制され、苦笑いを浮かべると金田は背広のポケットから財布を出し、三万円を純子に渡した。
 「さて、これでいいだろう」
  金田は再び純子の肩を抱き寄せると、唇を重ねた。
 「んっ.....」
 金田は純子の舌に自らのそれを絡ませ、激しく吸い上げる。蕩けるように柔らかい舌の感触、甘い唾液の味を堪能しながら口の隅々まで舐め上げる。純子も金田の肩に手を回し、自らも積極的に舌を絡める。
 濃厚なキスを終え、金田の舌は純子の耳たぶから首筋にかけてのポイントを丹念に愛撫していく。その間に右手が胸の膨らみを包み込み、さするように揉み始める。さほど大きくはないが、意外なほどの弾力を金田の掌に伝えてくる。
 「んっ、うふぅっ.....」
 純子は早くも鼻から甘い吐息を漏らし、身体を捩らせる。最初は乏しかった純子の性感も金田の繊細な愛撫を受け続け、今ではすっかり開発されていた。
 更に金田は下方へ移り、ブラウスのボタンを外していく。シンプルな白いスポーツブラをたくし上げると、瑞々しい胸の膨らみがこぼれ出た。
 なだらかな起伏の先端に位置している乳暈に沿って舌を這わせ、時折乳首を口に含みチロチロと舐め回す。
 「ああっ.....あんっ...」
 純子はウットリと目を閉じ、ときどき切なげな呻き声を漏らす。乳首は固くなって勃起し、そこを中心に形容しがたい感覚が広がり始める。
 金田の右手が滑るように下半身に降りていく。ツヤツヤとした太腿を何回か撫でさすった後、パンティの上から純子の秘めやかな部分をまさぐってきた。
 「あっ...」
 「もう随分と湿ってるな」
 「やん、もうエッチ」
 純子は軽く金田の手を制したが、金田は構わず薄布の上から中心部をさすり始める。
 「ああっ、あんっ.....」
 程よい圧力で敏感な部分をこすられ、純子は思わず呻き声を上げた。
 布の二重になっている部分にみるみる染みが広がっていき奥に息づく陰裂の形が浮き彫りになってくる。さらに金田の手がパンティのゴムをかいくぐり直接花園を捕らえる。
 「凄いぞ、もうビショビショじゃないか」
 指を浅く純子の膣口に挿入し上下左右に動かすと、パンティの中でクチュクチュと蜜液がいやらしい音を響かせる。
 「いやん、恥ずかしい.....」
 純子は口に手を当て、快感にうち震える。
 金田の手がパンティを脱がせにかかる。純子は脱がせやすいように腰を浮かせて協力する。
 金田は慣れた手つきで純子の下半身からパンティを剥ぎ取ると、脚を開かせ中心部に顔を近づけてきた。
 「いつ見てもきれいだな。君のここは」
 目前の秘園の美しさに金田はため息をついた。
 純子のヘアは薄く、恥丘の上方にうっすらと生えているだけだった。そのため淫裂やその奥に濡れて光るピンク色の秘肉が無謀備にその姿を晒し、その下には固く口をすぼめた菊門が恥ずかしげに顔を覗かせている。
 「あっ.....」
 敏感な花びらに舌が当たると純子はピクッと身体を震わせた。
 金田は平気な顔でピンクに色付いた花弁にペロペロと舌をはわせる。
 「凄いぞ、どんどん溢れてくる」
 金田の言うとおり秘裂からは蜜液がとめどなく溢れ出し、菊門の方まで流れ落ちている 。
 「ああっ...き、気持ちいい...おじさん」
 熱く痺れるような感覚が体内に広がり、 純子は止めどなく甘い喘ぎを吹きこぼし、腰を浮かせて金田の舌を求める。
 「いつ味わっても君のラブジュースは美味しい。甘くてちょっと酸味があって.....本当に若返りそうな気がするよ」
 「い、いやっ.....ああんっ」
 花裂の上の方に顔を出した肉芽を転がすように舐め回され、純子ははしたなく腰をくねらせていた。乳白色の愛液がこんこんと湧き出て、若草が朝露を宿したように濡れて縮こまっている。
 「お、おじさん。私にもさせて」
 純子は身体を起こすと仰向けに寝ころんだ金田のトランクスに手をかけ、ずり下げるとびっくり箱の人形のようにピョンと肉竿が跳ね起きて来た。黒光りするそれは、とても四十過ぎの男のモノとは思えぬ程激しい昂ぶりを示している。
 「ウフフ、いつ見ても立派ね」
 純子は微笑むと肉塊に小さな唇を付け、舌先を当てると先端から根元まで丹念に舐めさする。同時に陰のうを手のひらで包み込みサワサワと撫でさする。
 「おお.....いいよ」
 いきり立った幹がピクピクと反応を示す。金田に教え込まれた純子のフェラチオは確実に男の感じるツボを心得ていた。竿を包み込むように握り、しごきながらプラムのように張り切った先端を可憐な唇で含み、チュパチュパと吸い立てる。
 「もういい、入れさせてくれ」
 「おじさん最初はあたしにさせて」
 純子は起きあがろうとした金田を制し上に跨ると、勃起した肉塊に手を添え、秘裂に当てがう。
 「ああっ.....」
 ゆっくりと腰を落としていくと、固いものが花弁を割り肉路に侵入してくる。やがて根元まで肉塊を受け入れた純子は、ウットリと目を閉じ腰を動かし始める。
 「おお....素晴らしい、極楽だよ」
 ジュワーッと吸い付き、締めつけてくる幼い肉洞の感触を、金田は息を止め、確認する。温かくて湿った肉の感触がたまらなく心地いい
 「あんっ...あっあっあっ」
 純子が切なげに呻き声を上げる。クイックイッと淫らに腰を使い、身悶えるその姿は学校での物静かな態度からは想像もつかない。
 律動に合わせて青い果実のような双乳がプルプルと震える。金田は手を伸ばし、両手でその膨らみをこねるように揉みしだく。
 「ねえ、後ろからしてぇ」
 純子は金田の上から退くと、四つん這いになり、桃のようなヒップを金田に向けて突き出した。
 金田はすぐさま純子の尻を抱えると、分身を愛液に蕩けている花唇に押し当てる。
 「ああッ!」
 ズブズブと肉塊が幼い淫裂に埋め込まれていく。金田は桃のような純子の尻肉を抱え、リズミカルに腰を打ちつける。
 「ああっ、当たる、当たってるぅ」
 亀頭の先端で子宮をつつかれ、純子は歓喜の声を上げる。腰の律動に合わせて小さな乳房がプルプルと揺れる。
 「いいっ、もうイキそう」
 純子は身体を震わせ、絶頂が近い事を告げる。
 「おおっ、こちらもそろそろだ」
 金田もまた幼い媚肉の収縮感に限界を迎えていた。純子の腰をがっちり抱え込み、子宮まで貫かんばかりに、速射砲のように激しく突き上げる。
 「い、いくぞ。おおっ.....!」
 呻き声と共に金田はブルブルッと身を震わせ、純子の奥へおびただしい量の白濁液を打ち放つ。
 「い、イクゥッ」
 子宮の奥で熱いものが迸る感覚に、純子は更なるエクスタシーへ押し上げる。身体がフワッと中に浮き、腰から下が蕩けてなくなってしまいそうな陶酔の世界へ到達する。
 二人は身体を重ねたまま、しばらく快楽の余韻に浸った。やがて硬度を失いかけた金田の肉塊が濡れそぼった純子の秘裂からニュルリとこぼれ出た。

 学校から帰った友美は鞄を置くとそのままベットに倒れ込んだ。
 ぼんやりと天井を見つめながら、友美は純子の事を考えていた。
 何かしら、この気持ち.....
 友美は自分でも説明の付かない、微妙な感情に捕らわれていた。
 学校で会っても、この前愛された時の事を意識してしまって、どうしても接し方がぎこちなくなってしまう。わざと遠ざけるような態度を取っても純子は相変わらず親しげに接してくる。毎日のように一緒に帰ろうと誘ってもくれる。
 未だに真意は分からなかったが、何故かそんな純子の事が気になり始めていた。
 今日は用事があるからとすぐに帰ってしまったが、誘われないとかえって気になってしまうのは何故だろう。
 何故か胸がキュンと疼いた。純子のおかげで二度もレイプされた心の傷が随分と癒されたのは確かだった。
 不意に純子に愛されたときの事が思い出された。柔らかな唇の感触、甘やかな唾液、そして憎いほどツボを心得た優しい愛撫。
 下腹部にジュンと熱いものが沸き起こるのが感じられた。身体がカーッと熱くなり、胸の鼓動が高鳴ってくる。
 友美は制服のスカートをまくり上げ、太腿をスーッと撫で上げた。
 「あんっ....」
 ゾクッという感覚が背筋に走る。右手はそのままパンティの上から秘部をさすり始め、左手はブラウスのボタンを外し、ブラジャーの上から胸の膨らみをまさぐる。
 「ああっ、あっ.....」
 ブラウスをはだけ、ブラジャーをまくり上げる。露出した白い膨らみをこねるように揉みしだきながら、右手をパンティの中に滑り込ませる。既に秘園はおびただしいほど潤い、熱くたぎっていた。
 クリトリスに指先を当て、押しつぶすように刺激を加える。時折更に下へ指を滑らせ、清艶な恥裂に沿って指でなぞる。溢れ出た蜜液が指先にヌルヌルした感触を伝えて来る。 「ああっ.....」
 たまらなくなってパンティを脱ぐ時つい吐息がこぼれた。大きく脚を広げると、再び中心部へ手を伸ばす。肉芽に圧力を加えながら、充血しきった花弁に指を行き交わせる。
 「ああっ、じゅ、純子っ」
 優しく微笑む純子の顔が脳裏に浮かぶ。繊細な愛撫の感触をイメージしながら、指先の動きを早めていく。
 「あんっ、ああっ...じゅ、純子ッ」
 甘美な電流が全身に広がり、頭の中が真っ白になっていく。
 「ああっ、いいっ、純子...イク、イクッ!」
 下半身を悩ましくくねらせながら、友美は頂上へ昇りつめて行った。

 


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