『若草を濡らす少女たち』
第七話 藤谷和子の巻
  第三章 無惨・二人の労務者に奪われた処女  

第三章 無惨・二人の労務者に奪われた処女

 日曜日の朝、天気は雲一つない快晴になった。和子はウキウキして家を出た。
 天気はいいし、早起きして作ったお弁当もうまく出来た。幸一に会うのが待ち遠しく自然と歩みが早くなってしまう。
 和子自身の準備も万端だった。上はノースリーブのブラウス、首元の赤いリボンがアクセントになっている。赤いチェック模様があしらわれたミニのプリーツスカートと相まって、和子の可愛らしさを引き立たせていた。
 下着はフロントホックのブラジャーに、シンプルな刺繍ががあしらわれたパンティは横を紐で止めてあるタイプだ。全て幸一に求められた時やりやすいようにと、この日のために買った物だ。もちろんシャワーも浴びて、身体を清潔にしてきたのは言うまでもない。 駅に着くと幸一は既に来ていた。
 「待った?」
 「ううん、今来たとこだよ」
 幸一はブルーと白の開襟シャツに黒のジーンズというスタイルだ。スリムなので何を着てもよく似合う。高校の方でモテるのも理解できる。
 そんな幸一が自分と付き合ってくれる事が、和子には幸せだった。
 顔をあわせ微笑みを交わすと、二人は券売機で切符を買った。そして仲良く手を繋いでホームへと向かう。
 程なくやって来た電車に乗り、揺られる事数十分。電車は目的地の波多野駅に着いた。 駅を降りて十分ほど歩くと、波多野山の麓に辿り着いた。
 先導する幸一に手を引かれ、和子も後に続く。
 波多野山は標高八百メートル強の、どちらかと言うと低い部類に入る山で地方自治体である都の管理区域になっている。頂上では近くに建設されたダムで作られる電気を引くための鉄塔の工事が行われているため人の出入りは一応あり、舗装はされていないものの、歩きやすいように登山用の通路は作られている。しかし土、日は工事が休みで人が来る事はまずない。
 一般の立ち入りは禁止されていないものの、特別な娯楽施設があるというわけでもなく観光客は無論、地元の人も滅多には来ない。しかし開発中の頂上以外は恵まれた自然がまだ守られており、知る人ぞ知るという穴場なのだ。
 美味しい空気と豊かな自然を満喫しながら二人は手を取り合って頂上に向かう。そして一時間ほど歩いた頃、それまで生い茂っていた木々に遮られていた目の前がパッと開けた。
 「あっ、着いたみたいだ」
 幸一が嬉しそうな声で和子に告げた。
 「幸一君、行こう」
 和子も笑みを返すと幸一に合わせて歩みを早めた。
「うわぁ...きれい」
 林を抜け出た二人を壮観な景色が出迎えてくれた。下には緑の絨毯のような田園、遠くに連なるいくつもの山々、遥か彼方には住宅街らしいところも見える。
 「幸一君、ここでお昼にしよう」
 「ああ、そうだね」
 和子は持ってきたビニールシートを敷き、幸一と二人で座った。
 「はいこれ、幸一君の分よ」
 「わあ、ありがとう」
 幸一は満面の笑みをたたえ、和子の差し出した弁当箱を受け取った。
 食事と楽しいおしゃべり、美しい景色。時間はまたたく間に過ぎていった。食事か終わってからは、付近を散策したりして過ごした。
 そろそろ、かな.....。
 和子は腕時計をチラリと見やった。
 「幸一君、あそこに行って見ない?」
 和子は今までいた所から更に上にある工事中の鉄塔を指さして言った。
 「うん、分かった」
 二人は再び手を繋ぎ、緩やかな坂道を昇って行った。
 しばらく行くと、再び開けた所に出た。そこは例の鉄塔の工事現場だった。学校の体育館程度の広さの敷地に、まだ組んでいる途中の高さ三メートル程度の鉄塔の脚の部分と、事務所らしいプレハブの建物があるだけだ。事務所からは勿論、辺りにも人気は全く感じられない。地均しをしたらしく、辺りには草はほとんど生えていない。工事現場とあって自然とは縁遠い場所だ。
 「やっぱり誰もいないね」
 和子は辺りを見回しながら言った。心の中では万が一誰か来ても死角になる様なところを探していた。
 「ああ」
 「幸一君、ちょっと来てくれる?」
 和子は幸一を連れて更に奥へ進んだ。やって来たのはプレハブの裏手だった。裏の方にも窓がいくつかあるが、ブラインドが降ろされていて、やはり人気はない。中に人さえいなければここがまず一番安全だと和子は思った。
 「ちょっと待ってね。服が汚れちゃうから」
 和子は言うと、食事をした時に使ったシートをその幅三メートルくらいのスペースに広げた。
 「幸一君、今日はありがとう。とっても楽しかった」
 「僕も楽しかったよ」
 答える幸一の顔に、微かな緊張が感じられる。和子がビニールシートを広げた事で、その気持ちを察しているようだ。
 「この前はごめんなさい。あんな事になっちゃって」
 「気にしてないよ。それに.....」
 「ムードないよね、ここ」
 幸一の言葉を遮り、続ける和子。
 「ホントはね、さっきの綺麗な景色の見える所でって思ってたの。でもあそこだと万が一誰か人が来たらすぐに見えてしまうでしょ」
 「いいよ、和子ちゃんと一緒ならどこだって」
 「今日は工事休みだし、ここまで来る人はいないと思って。あっ.....」
 不意に幸一に抱き寄せられ、驚きの声を上げる和子。
 「幸一君、あたしの事、好き?」
 「うん.....」
 「愛して、幸一君の好きなようにして.....」
 和子は恥じらいながら、幸一の胸にすがりついた。そんな和子の髪の毛を優しく撫でる幸一。
 「幸一君.....」
 瞳を潤ませて幸一を見上げる和子に、幸一の顔が近づいてくる。和子は目を閉じ幸一を待ち受ける。
 「んっ.....」
 唇が重なり、小さく和子は呻いた。抱きすくめる力が強まり、唇がひしゃげるほど、
強く押しつけられる。
 幸一の舌が口の中に入り込んで来た。まるで暴れるように縦横無尽に口腔内を動き回るそれに夢中で自分の舌を絡めていく和子。
 幸一は更に和子のうなじから首筋にかけて、熱い口づけを注ぐ。同時にブラウスの上から、胸の膨らみをまさぐってくる。
 「うっ...ああ.....」
 和子は歯をガチガチ鳴らしながら、必死に幸一にしがみついている。興奮のためか足元がフラフラして倒れてしまいそうなのだ。
 「幸一君...あたし、ダメ。立ってられない.....」
 声を震わせそう告げた和子を、幸一はいたわるようにシートの上に横たえさせると、和子の上にかぶさり愛撫を再開する。相変わらず首筋へキスの雨を降らせながら、左手が首元のリボンを解き、更にブラウスのボタンを外しにかかる。
 「あっ.....」
 ブラウスのボタンが全て外され、前がはだけられる。ブラジャーに包まれた二つの豊麗な膨らみがあらわになり、ミルクのように甘い香りが立ち登った。
 「和子ちゃん、素敵だよ」
 幸一は和子の耳元で囁きながら、ブラジャーのフロントホックを外した。
 「あっ、いやっ.,....」
 まばゆく張りつめた柔肉がプルンとこぼれ出た。幸一は頂上の薄桃色の突起を口に含みチロチロと舐めたかと思うと、そこから円を描くように周辺に舌を這わせていく。同時にもう一方の膨らみをすくいあげるように揉みしだく。
 「幸一君...好き、好きよ」
 和子は声を震わせ、うわ言のように繰り返し呟く。敏感な乳首への優しい愛撫に甘美なさざなみが身体に広がり始め、下腹部にジュンと熱いものがこみ上げるのが感じられた。 乳房への愛撫を続く中、幸一の手が下方へ伸び、艶やかな太腿をさすり始める。滑らかな肌の上を滑るように往復しながらもその手は徐々に上の方へ移動していく。
 「あっ、いやっ.....」
 和子は秘部をまさぐって来た幸一の手を感じ、思わず声を上げた。パンティの上からとは言え、始めて他の人に恥ずかしい部分を触れられる事は、たとえ幸一であっても恥ずかしかった。
 「大丈夫だよ、和子ちゃん」
 幸一は和子の口を塞ぐかのように、再び和子の唇を吸う。幸一の首に手を回し積極的に和子も舌を絡ませて応える。
 幸一は更に和子の耳たぶを甘噛みしながら、パンティの布が二重になっている部分を下にある裂け目に沿うように、指を行き交わせる。
 「いい.....気持ちいい」
 和子はウットリと目を閉じ、幸一の愛撫に身を委ねる。幸一の愛戯は決して上手と言えるものではなかったが、和子にとっては大好きな幸一に愛されていると言う事だけで十分だった。事実下腹部に湧き起こった甘い疼きはどんどん強まり、パンティにも染みが出来始めていた。
 「あっ、は、恥ずかしいっ.....」
 パンティの紐が解かれるのを感じ、和子は羞恥に手で顔を被う。片方の太腿に巻き付いた小さな布を幸一の手が更に引き下ろすとチリチリした春草が顔を覗かせる。
 「幸一君.....あまり見ないで」
 「綺麗だよ、和子ちゃん」
 幸一は乳房を貧るように吸いながら、直に和子の恥裂を愛撫にかかる。恥ずかしげに少しだけはみ出している花びらや、その奥に顔を覗かせている小陰唇、更に花裂の上部でプックリと膨らんでいる肉芽へと指を使う。
 「あっ、ああっ.....」
 和子は真っ赤に顔を上気させ、息を荒げながら甘い喘ぎ声を吹きこぼす。秘園は蜜液を昏々と溢れさせ、ヌラヌラと輝いている。
 「和子ちゃん、入れていい?」
 和子の背けた顔がゆっくり縦に動くのを受けて、幸一は身体を起こし、ズボンのベルトを緩めにかかる。
 いよいよ幸一君にバージンをあげるんだ.....。
 カチャカチャというベルトを外す音を聞きながら、和子の胸がキュンと疼いた。愛する人に処女を捧げる、女の子にとってこれ以上の幸せがあるだろうか。
 そんな和子の思いをよそに、幸一が和子の脚を大きく開き、腰を割り込ませて来た。
 入口に熱くて固いものが押し当てられる。
 「行くよ、和子ちゃん」
 「や、優しくして.....」
 やっとの思いで言うと、和子は目を閉じ息を詰めた。
 処女を失う時はものすごく痛いという事を和子は本で読んで知っていた。でもどのくらいの痛さなのか想像もつかない。
 幸一君のためだもの、頑張って耐えてみせるわ。
 和子は身構え、その時を待った。
 と、何かゴンという鈍い音が聞こえ、続いて重いものが身体に被さって来た。
 「幸一君、どうしたの.....?」
 和子はうっすらと目を開けた。
 「キャァーッ!」
 和子の絹を裂くような悲鳴が、山中の静寂を破った。身体の上に乗って来たのはグッタリとした幸一の身体だった。それだけではなく二人の男が目の前に立っていたのだ。
 二人とも作業着を来ている。ここで働いている人間らしい。一人は太い杭のようなものを持っている。
 「おら、ガキは退場してもらうぜ、よっと」
 一人が幸一を和子から引き離す。数メートル引きずって行くと、投げ棄てるように放り出した。
 「幸一君、幸一君!」
 和子は慌てて駆け寄り、幸一の身体を揺さぶった。しかし幸一はピクリともしない。
 「おい、まさか殺してないだろうな」
 もう片方の髪の毛を刈り上げた男が声をかけた。
 「そんなヘマはしねえよ、気を失ってるだけだ」
 幸一を殴ったらしい禿の男が答えた。

 「しかし、休日出勤もしてみるもんだなあ、面白いもんに出くわしたぜ」
 「全くだ、こんな所で昼間っから乳くりあってるとはなあ」
 男達はニヤニヤ笑いながら和子にゆっくりと近づいて来た。
 「高校生くらいか、近頃のガキは勉強もしないで...」
 先程までの夢見心地もどこかへ吹き飛び、和子は恐怖に身体をこわばらせていた。
 「お嬢さんよ、そんなガキとするより俺達とやろうぜ」
 「そうさ、いい気持ちにしてやるぜ」
 この人達、まさかあたしを.....。
 和子はかつて経験した事のない恐怖に襲われた。
 「おら、そんな奴ほっといてさ」
 刈り上げの手が和子の肩にかかった。
 「イヤァーッ!」
 反射的に和子は男を突き飛ばし、走り出していた。幸一の事は心配だったが、大切な処女を奪われるわけにはいかない。
 乳房を揺らしながら必死で走る和子。服を直している余裕はなかった。パンティも太腿に巻き付いたままだ。
 「待てェッ、コラァーッ」
 男達の足は早く、すぐ真後ろに迫って来た。
 「アッ!」
 何かに足を取られ、和子はもんどりうって倒れてしまった。
 「よし、捕まえた。おい、腕を押さえろ!」
 男たちはすぐに追いついた。刈り上げが和子の後ろに回り込み、身体を羽交い締めにする。
 「イヤッ、絶対にイヤッ!」
 和子は必死に身をよじり逃れようともがいた。しかし屈強な男の力にかなうはずもなく、なす術もなかった。
 「おっ、いいオッパイしてるじゃねェか」
 禿の男は嬉しそうに言うと、乳房にむしゃぶり付いて来た。瑞々しい膨らみが唾でベトベトにされていく。更に無骨な手が荒々しくこね回す。
 「こりゃ、たまらねぇや。蕩けそうな柔らかさだぜ」
 「イヤァッ、幸一君助けてェッ!」
 和子は身を捩り、泣き叫んだ。無駄な事だと分かっていても、じっとしてはいらなかった。
 「イヤァッ!う、ううっ...」
 助けを求める和子の唇を角刈りの男がキスで塞いだ。軟体動物のような舌が清らかな口腔内を這い回り、和子の舌に絡み付いて来る。煙草臭い唾液に和子は吐きそうになるのを懸命に堪えた。
 禿の男は和子の足首を抱え、滑らかな脚に口づけしながら、徐々に上に這い上がって来た。角刈りの男は和子を地面に押さえつけながら、乳房に吸い付き、仰向けになってもツンとその先端を上向かせている乳首を口に含み、チロチロと舌をそよがせる。
 「さて、アソコを拝ませて貰うとするか」
 禿の方が和子の脚を裂けそうな程開く。
 「そ、そんなとこ、見ないで、お願いです!」
 しかし男は和子に構わず、その中心部に顔を埋めて来た。
 「イヤァーッ!」
 乙女の部分を見られる恥ずかしさに和子は頭を激しく振り乱して泣き叫んだ。
 「へえーっ」
 禿の男が感嘆したようにため息を漏らす。
 こんもりとした恥丘を飾る漆黒の茂みは。大人の女性のそれと比べても何ら見劣りしない、見事なまでのデルタ地帯を形成している。
 「おケケの方ももう立派に大人じゃねぇか」
 無骨な指が縮れた草むらを掻き分け、谷間の入口を探り当てる。そこを押し開くと、内側から鮮やかなピンクに色づいている果肉が現れた。花弁もつつましやかでこじんまりとしている。皺も少ない。まさに男を知らない処女の性器だった。
 「こいつはあまり使い込んでなさそうだ」
 禿は顔を上げると角刈りにそう告げた。
 「うっ、ううっ.....」
 和子は顔から火の出るような恥ずかしさに、両手で顔を覆い泣きじゃくった。間近で秘部を見られる羞恥に、もはや抵抗する力も湧いてこない。
 「さて味見させて貰うか」
 「お早く願うよ、こっちももうビンビンでさ」
 禿の言葉に角刈りが乳房をこね回しながら催促する。
 ゴメン、幸一君。あたし、もうダメ.....。
 二人の恐ろしい会話に、血の凍るような恐怖を味わいながら、和子はすぐにも破瓜の痛みが来るものと、歯を食いしばった。
 ところが痛みは来なかった。代わりに恥ずかしい部分を柔らかくて暖かいものが這っている。その動きが舌に似ている事に思い当たった時、和子はギョッとなった。
 「キャァーッ!イヤァーッ!」
 そんな...。オシッコの出るところを舐めるなんて.....。
 セックスをまだ知らぬ和子にとって、性器を舐めるなどという愛撫は想像もつかない、汚らわしい行為だった。
 「イヤッ!イヤッ!お願い、やめてェッ!」
 おぞましさに和子は最後の力を振り絞るように泣き叫び、もがいた。清らかな花弁に野卑な男の舌がネチネチと這いまわる感触、出来る事なら死んでしまいたいほどの汚辱感だった。
 「イヤッ、イヤッ、助けてェッ!」
 「おっ、おツユが出てきたんじゃねえか」
 花園を舐めていた男が嬉しそうな声を出した。執拗な口唇愛撫に乙女の園は和子の意とは関係なく蜜液を分泌始めていた。
 「口ではイヤとか言って感じてるんじゃねえのか」
 相変わらず乳房をこね回しながら角刈りが相づちを打つ。
 好きでもない男たちの粗雑な愛撫に、経験のない処女の女体が感じるはずはなかった。か弱い秘部が自己防衛のため、条件反射で濡れただけなのだ。下腹部にたぎるような感覚があるだけで快感があるはずもなかった。
 「さて」
 禿は和子の股間から顔を上げると、作業着のズボンを降ろし、分身を露出させた。それは黒光りする大蛇のようだった。太さも和子の手首くらいはありそうだ。
 「い、いや、そんなの。私、死んじゃう!」
 血の凍るような恐怖に襲われ、和子はヒステリックに泣き叫び、身を捩った。慌てて角刈りが押さえつけにかかる。
 「しっかり押さえててくれよ」
 禿がいよいよ腰を割り込ませ、陵辱の体勢に入った。固くて熱いものが清らかな花唇に押し当てられる。
 「い、イヤ!それだけは許してッ、お願い!」
 しかし次の瞬間、汚れを知らない粘膜に焼け火箸を当てられたような激痛が走った。
 「ああっ!い、痛いッ!」
 「おいおい、まだ先っぽだぜ、まさか処女かよ?」
 禿の男は怪訝そうな顔をしながらもそのまま腰を押しつけるようにして、更に奥へ突き入れていく。
 「イヤァーッ、痛い、痛いィーッ!」
 ズブズブと肉襞をまくり上げながら肉棒が入っていく。和子は髪を振り乱し泣きじゃくりながら、痛みを逃れようと上にずり上がろうとするが、角刈りにガッチリと押さえつけられて逃れる事が出来ない。
 禿は和子にのしかかるようにして、更に奥へと腰を突き入れてきた。
 「イヤアアッ!痛ァーッ!」
 身体を引き裂かれるような激痛に和子は身体を退け反らせて絶叫した。処女の肉の輪が突き破られ、剛直は根元まで秘腔に埋まってしまった。
 「おい、やっぱりこいつ処女だぜ」
 結合部を覗いた禿が、興奮した声で角刈りに言った。半分ほど抜き出した砲身が破瓜の鮮血を浴びてネットリと赤く濡れ光っているのが見える。
 「ラッキーだったな。先にやりたかったよ」
 角刈りはいかにも残念そうに答えた。
 「お嬢さん、光栄だぜ。どうだい、女になった感想は」
 「ううっ.....ひ、酷い.....」
 和子は目に新たな涙を溢れさせ、恨めしそうに禿を睨んだ。
 幸一君のために大切にしてきたバージンをこんな形で奪われるなんて.....。
 しかしそんな悲しい想いも、再び襲った激痛に呑み込まれてしまった。
 「ああっ、痛いッ、痛いの、ああぅ...!」
 禿がゆっくりと腰を前後に動かし始め、和子が悲鳴を上げる。傷つけられた粘膜を肉刀の先端が容赦なく抉っていく。そのたびに激しい痛みが和子を責め苛む。
 「イヤァッ、お願いッ!もう堪忍してェッ!」
 しきりに痛みを訴える和子に構わず、禿は和子に被いかぶさり、たわわな双乳をチューチュー吸い上げ、鷲掴みにして揉みしだく。その間にも腰を激しくパンパンと打ちつけ、秘肉を削り続ける。
 「イヤァッ、痛い、痛いッ!」
 「やっぱり処女だけあって締まりがいいぜ」
 禿は感心したように言いながら、更に抽送のスピードを上げて来る。
 「ああっ、痛い!お願い、もう許してぇっ...」
 中心部を灼け付くような痛みが間断なく襲ってくる。時々呼吸が出来なくなるほどだ。滑らかな肌に生汗が吹き出している。
 「おお...来た、来た。イクぜぇ!」
 肉路のあまりの強烈な締め付けに、早くも頂上へ追い込まれたのか、禿は更に腰のスピードを上げ、子宮口まで届くほど深く突き入れていく。
 「おおっ!.....」
 動物のような唸り声とともに、血まみれの膣肉へ白濁液が次々と打ち込まれていく。
 「い、いやあああっ!」
 下腹部の中で熱いものがはじけるおぞましい感触に、和子は絶叫し気を失ってしまった。

 「なんだ、中出ししたのか。汚ねぇな」
 脚を広げたまま失神している和子の秘園を覗き込んだ角刈りは、不満そうな声で禿に言った。
 清楚な花弁はすっかり充血して膨れ上がり、露呈したピンクの膣肉からはネバネバした精液が血と混じり合ってアヌスへ流れ落ちていく。ひどい汚されようだった。
 「済まんな。しかしその方が滑りが良くていいかも知れんぞ。何しろ強烈な締まり具合だからな」
 「まあ、しょうがないさ。今度は俺の番だぜ」
 角刈りは気合い十分といった感じでズボンを降ろした。ずっと和子の乳房をいじり回していて興奮が残っているせいか、ペニスは勃起状態を保っている。
 「ああ、心行くまでやってくれ」
 「そら、起きろよ」
 角刈りは和子の身体をひっくり返すと、お尻を突き出す格好を取らせた。
 「イヤァッ!もうこんなのイヤァーッ!」
 意識を取り戻させられた和子は鳴きながら逃れようともがいた。しかし今度は禿にガッシリと押さえられてしまっている。
 「さあ、行くぜ!」
 角刈りは和子の豊かな尻肉を抱えると、後ろから勢い良く突き入った。 
 「アアッ、い、痛いッ!」
 傷つけられたばかりの肉路を再び抉られ、和子はしなやかな背筋を退け反らせ悲鳴を上げる。
 「イャァッ、もうイヤァッ!」
 初めての時の灼け火箸を突っ込まれたような激痛はなくなったが、灼け付くような痛みが相変わらず襲ってくる。
 「ううっ...いやっ。もう、許してぇっ.....」
 ブラウスとブラジャーは前をはだけたまま。背中は泥で真っ黒に汚れている。パンティも足首に引っかかったままで、スカートをまくり上げられ獣のような格好で犯されている自分の惨めな姿に、和子はポロポロ涙を流し、泣きじゃくった。
 「おお、こいつは極楽だ。あったかいし、確かに締まりがいい」
 角刈りは心地良さそうにため息を漏らしなから、ゆっくりとしたペースで腰を動かしている。
 「俺もちょっと楽しませて貰うか」
 禿が和子の上半身を起こしにかかる。
 「イヤァ!イヤァッ!」
 泣きながら払いのけようとする和子の手を振り払い、鼻を禿が指で摘む。息苦しさに口を開けたところに萎えている肉塊が強引に押し入ってきた。
 「ウッ、ウウーッ!」
 塞がれた口から吠えるような悲鳴を上げる和子。すえたアンモニアの香り、精液の青臭さ、それに自分の破瓜の血の鉄のような味が混じり合って口の中に広がって来る。
 「ほれ、ちゃんとしゃぶらんか。歯なんぞたてたら承知せんぞ」
 禿は和子の頭を抱え、乱暴に前後に動かす。すると萎んでいた砲身が徐々に膨れ上がって来て口の中いっぱいに広がり、顎が痛いほどだ。
 「ウウーッ、ウウーッ!」
 吐き出す事も叶わず、和子はポロポロ涙を流しながら、おぞましい肉塊に舌を絡める。時々先端がのどの奥に当たり咽せかえりそうになる。その間にも角刈りが後ろからズンズン突き上げてくる。
 「おおっ、イキそうだ」
 角刈りが絶頂を間近に迎え、速射砲のように突き上げてきた。
 「おおおお.....!」
 角刈りが腰をグリグリと押し付けてきた。と同時に子宮の奥へ熱い樹液が注ぎ込まれていく。
 「う、ウウーッ!」
 和子は禿の肉刀喰わえさせられたまま、射精のおぞましさに悲鳴を上げる。
 「よし、また出来るようになったぞ」
 禿は背後に回り、和子を再び貫いた。そして角刈りが再び乳房をねぶりにかかる。
 「イヤァッ、もうイヤァーッ!」
 静かな山中に哀切な悲鳴がいつまでも響き続けた。

 結局和子は二人に三度ずつ犯された後、ようやく解放されたのだった。
 「うっ、あっ、ああああっ.....」
 男たちが去った後、和子は身体を丸めて泣きじゃくった。
 激しく抵抗したため、腕や脚のあちこちに擦り傷が出来ている。また身体中のいたるところにキスマークが刻まれ男たちの執拗な責めを物語っている。男たちに塗りたくられた唾液が乾いて嫌な匂いが鼻を突く。身体中にゴワゴワした感じがあった。
 「そうだ、幸一君.....」
 あれからどうなったのだろう。
 和子はヨロヨロと立ち上がった。
 「イヤッ.....」
 太腿にドロッと伝ってきた物を感じ和子は呻いた。
 おそるおそるスカートをまくると、男たちの放出した白濁液が花裂から流れだし、太腿を伝って流れ落ちていく。またそこには赤黒い血の筋がいくつも走っていて、和子が処女を奪われた事を記していた。
 幸一君のために大切にしてきたバージンをあんな男たちにレイプされて奪われるなんて.....。
 和子は嗚咽を漏らしながら幸一といた場所へ戻った。
 「いない.....。どこへ行ったの?」
 ビニールシートは敷いたままになっていたが、幸一の姿はなかった。辺りを探してみたが人の気配すらない。
 どうしよう.....。
 幸一の事は心配だが、そろそろ帰らないと山を下りる前に日が沈んでしまう。
 幸一君、無事でいて.....。
 後ろ髪を惹かれる想いを抱きながら、和子は帰途に着いた。

 和子が家に着いたとき、幸い母親は風呂に入っていたため、姿を見られずに部屋に行く事が出来た。
 服の汚れた和子を見て電車の中で心配して声を駆けてくれた客もいたが、レイプされた事を話したくなかったので、山に遊びに行って転んだことにした。
 汚れた服はペーパーバッグに入れて隠し、ずっと我慢していた股間の汚れをティッシュで拭うと、幸一の家へ電話をかけた。
 父親らしい人が電話に出た。
 「もしもし、わたし藤谷と申しますが、幸一君いますか?」
 「幸一はついさっき帰ってきましたが、具合が悪いと言って今休んでます」
 「そ、そうですか、では結構です。お大事にとお伝え下さい」
 電話を切った和子の頭の中に様々な考えがドッと押し寄せてきた。
 無事に帰っていたのは良かったが、何故自分を置いて帰ってしまったのか。男たちに犯されているあの惨めな姿を見られたのだろうか。もしそうならどうして助けに来てくれなかったのか。こんなになってしまった自分とまた付き合ってくれるだろうか。
 不意にトントンとドアを叩く音がした。
 「和子いるの、遅かったじゃない」
 母親だった。
 「ご、ごめんなさい。電車乗り過ごしちゃって.....」
 「お風呂沸いてるから入りなさい」
 「うん、分かった」
 和子も早く身体を洗いたかった。着替えると下へ降り、風呂に入った。
 お湯を浴び、スポンジで石鹸を擦り付けていく。擦り傷に石鹸が滲みて痛んだ。
 「うっ、ううっ.....」
 処女を奪われた悲しみが胸に再び込み上げ、和子は泣きながら男たちに受けた汚れを拭おうとするかのようにいつまでもスポンジを動かし続けた。

 


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