『サイレント・ラプソディ』
        第三話        

第三話

 男たちが立ち去って数分が経つ頃、開いたままのドアの
隙間から、雅枝が中を覗き込んだ。
 「うん、終わってるみたいよ」
 そう呼びかけると、女子高生三人は揃って部屋の中へと
入ってくる。
 テ−ブルの上で両手両足を広げられて縛られている葉子
は、言い様のない怒りを覚えたが、それ以上に羞恥に包ま
れて全身が熱くなった。
 お、お願い・・・助けて・・・
 剥き出しの秘部を晒しているのが耐えがたかった。
 しかも、男たちに犯された部分には、強い痛みが走って
いて、おそらくは裂傷ができて出血しているに違いない。
 しかし、女子高生たちは、葉子の揉まれて赤く染まった
乳房や血にまみれた秘肉を興味深げに眺めている。そこに
犯された少女を憐れんでいる様子はない。むしろ、楽しん
でいる感じを受ける。
 「せっかくいい格好してるんだから、もう少しこのまま
にしておこうよ」
 足元の方に回った雅枝が、隠す術もなく震えている葉子
の秘肉を覗き込み、不気味な笑みをもらした。
 そ、そんな・・・。助けてっ!
 「んんっ!んむむむっ!」
 「はははっ、何か言ってる」
 「こんな可愛い子のオマンコ丸出しだよ。写真撮ってお
こうか?」
 「何だよ、こいつのオッパイ。中学生のくせに、生意気
ぃ〜」
 香奈子も葉子の裸体をジロジロと眺めまわす。
 葉子には、何が起ころうとしているのかすら分からず、
言い様のない不安に襲われ、溢れる涙が止まらない。女子
高生たちは平然と卑猥な言葉を並べ、羞恥に消え入りそう
な葉子を明らかに侮辱しているのだ。 
 「ぐむむっ・・・んんんっ・・・」
 葉子は必死に助けを乞うが、女子高生たちは笑うばかり
で聞こうともしない。
 「オマンコ丸出しで何、唸ってんの、この子」
 雅枝は制服のスカートのポケットから煙草を出し、慣れ
た手つきで吸い始めた。
 「ぐうぅぅっ!」
 「うるさいなぁ!」
 眠そうに半開きの目で葉子を睨みつけると、雅枝は剥き
出しになっている葉子の秘部へ煙を吹きかけた。
 「ぐむぅっ・・・!」
 犯されたばかりの粘膜を煙で刺激され、葉子は呻いた。
傷ついた恥肉に煙が染み、ジクジクと疼くような痛みが走
る。
 「あら、痛かった?ごめんねぇ〜」
 「ほら、クリトリスが震えちゃってる。敏感なんだね」
 「スケベな身体してるからねぇ」
 嬉しそうに笑うと、雅枝は今度は陰唇の縁にわずかに生
えた、産毛のような陰毛を摘みあげる。
 葉子は予想外の仕打ちに絶句した。
 「うぅっ・・・」
 「さて、このスケベちゃんをどうしてあげようかなぁ」
 香奈子も亜紀も手を伸ばし、葉子の恥毛を引っ張りあげ
てくる。
 葉子は縛られた手足をもがき、尻を振って女子高生たち
の残忍な指から逃れようとした。敏感な部分の毛を引っ張
られる痛みと恥ずかしさに、なおも涙が止まらない。
 「ねぇ、どうしようか」
 「ふふっ、そりゃあ、愉しい事してあげなくちゃねぇ」
 「苛めちゃう?」
 三人の女子高生は新しい玩具を楽しむように、テーブル
を囲んで葉子の身体を眺め回した。
 「バージンだったんだね。カワイソ〜」
 香奈子が、まだ血の垂れ落ちる秘口を指指し嘲笑った。
 「こんなオッパイしてるから、ヤラれるんだよねぇ」
 手の自由がきけば、葉子は顔を覆って泣きじゃくりたか
った。しかし、今は見るも無惨な姿で、恥ずかしい部分を
隠すこともできないのだ。
 「ねぇ、香奈子。とりあえず、血だけ拭いちゃってよ。
見てるだけで吐きそう」
 「あ〜あ、お尻の穴まで血が付いてるじゃん」
 雅枝に命令され、香奈子がウエットティッシュで葉子の
恥部を拭き出した。まずは拡げられた陰唇の縁から念入り
に拭う。そのまま、葉子が尻肉をよじって嫌がるのも構わ
ず、尻の穴の方まで拭い取っていく。
 「ふぐぐっ・・・」
 ティッシュに染み込んでいるアルコール分が、傷ついた
媚肉を刺激して鈍い痛みをもたらした。腰を振って抗った
が、香奈子には相手にされない。陰唇を押し広げられ、二
枚目のティッシュで腫れあがったクリトリスを摘まれてし
まった。
 「ぐふっ・・・うううっ」
 股間から感電したような痺れが走り、葉子は身を強張ら
せた。 
 肉芽を覆ったウエットティッシュが、包皮の根元から先
端までを擦りあげたのだ。冷たい刺激が肉芽を覚醒させ、
未知の感覚がこみ上げてくる。
 「あれっ、この子、感じてない?」
 「うわっ、マジでぇ?」
 羞恥でなく、のぼせたように紅潮する葉子の表情を、
雅枝が煙草の煙を吹きかけながら覗き込んだ。
 こんな状況でも反応してしまう自分の体を恥じ、葉子は
いたたまれずに顔を背け、目を閉じた。
 「恥ずかしがっちゃって、可愛い〜っ。女どうしなんだ
から、そんなに固くならないでよ」
 「毎晩、自分の指で遊んでるくせに」
 女子高性たちの露骨な言葉に、葉子は小刻みに首を横に
振る。性に目覚めたのが遅かった葉子は、自分で自分の秘
部をいじる事などまだ無かった。
 「嘘っ!この子、まだオナニーした事ないんだってさ」
 「それなら、お姉様が教えてあげないとね」
 雅枝の言葉に、残りの二人はクスクスッと意味ありげに
含み笑いをする。
 「気持ちよくしてあげるから、じっとしてなよ」
 雅枝の指が葉子の左乳首を摘まみあげ、テーブルの反対
側に回り込んだ亜紀は、葉子の右乳首を押しつぶしながら
豊満な乳房にめり込ませてくる。
 「全部あたしたちがやってあげるからね」
 葉子は緊縛された手を突っ張って逃れようとしたが、両
肩を押さえられてしまった。ずっと不自然な格好をさせら
れている葉子の柔肌に汗が滲む。
 葉子の股間に顔を近付けている香奈子の指が、敏感な所
をなぶってくる。太股を撫で上げたかと思うと、拭われた
ばかりの女陰をなぞってきた。これは悪い夢だと思いたい
ところだが、引っ張りあげられた左乳首も、陥没させられ
ている右乳首もリアルな痛みをもたらす。
 同じ女とはいえ、媚肉の変化を間近で見られている事は
葉子にとって耐えがたい恥辱だった。
 香奈子は妖しい微笑みを浮かべ、葉子のしなやかな内腿
の間に露出した恥部を覗き込んでいた。わずかな変化も見
逃すまいと、秘唇を指で開き、秘口の潤み具合を調べる。
 ああ・・・嫌っ・・・見ないでよ・・・
 こんな恥辱を味あわされるのは、もちろん生まれて初め
ての事だった。羞恥の真っ只中に突き落とされ、全身が細
かく震える。
 相変わらず、雅枝と亜紀の指に乳首をしごき続けられ、
それぞれ空いた手で左右の乳房を競うように揉まれる。
 そのうち、熱を帯びた疼きが体内を走り出し、葉子は、
喘ぎを押し殺すのに懸命になった。喘ぎ声を聞かれたら、
きっと馬鹿にされる・・・。
 「ぐっ・・・ぐぐぅ・・・」
 「ほら、乳首の先っちょが、こんなに勃ってきたよ」
 雅枝が葉子の乳房に頬ずりし、勃起したピンク色の乳首
に吸い付いた。舌先で乳首を転がされると、葉子は声が上
ずっていくのを止められない。
 「ひ、ひぐっ・・・ふぐぅ・・・」
 間違いなく、この女子高生は女体の扱いに慣れていた。
固く締まってきた乳首を指で弾かれ、舌で転がされ、吸い
上げられて、ますます駆け巡り出した疼きに、葉子の身体
がテーブルの上をくねった。どんどんと敏感になっていく
乳首へひっきりなしに刺激を与えられ、葉子は自分を見失
いそうになっていた。
 「雅枝、その調子でこっちも感じさせてあげなよ」
 香奈子の手招きに、雅枝はレズのタチらしい舌なめずり
をして、葉子の下半身へと移る。
 「ふふふっ、クリちゃんをヒクつかせちゃって。あたし
に苛められるのが待ち切れないの?」
 閉ざすことの出来ない葉子の秘肉に顔を寄せて、雅枝は
嬉しそうな声をあげた。フッと息を吹きかけて、艶やかな
クリトリスの反応を試す。
 葉子の腰がくねり、何とかしてこの屈辱から逃れようと
した。可憐な顔が歪み、大きな目が当惑に潤む。
 「ふふふっ、可愛い・・・」
 羞恥に震える恥毛を指で撫でながら、雅枝は悪魔のよう
に笑った。繊細な縮れ毛と一緒に、陰肉までもを引っ張り
上げる。
 「本当にオナニーした事ないの?こんなに初々しいクリ
トリス、うらやましい・・・」
 そう言いながら、肉芽の上で指を押し上げる。たちまち
包皮が剥けて、いたいけな肉芯の先端が頭を出した。
 「ぐふぅ・・・ぐふっ・・・うふっ・・・」
 葉子は耐えがたい羞恥に頬を赤く染め、溜め息のような
呻きを繰り返した。女子高生たちの見守る前で敏感な器官
を剥かれ、全身が小刻みに震え続ける。
 露出した肉芯に、雅枝の中指の腹があてがわれる。軽く
触れて振動を与えると、葉子の両脚が引きつって伸び上が
った。
 「んふぅ・・・あ、あふぅ・・・」
 クリトリスから全神経に電流が放たれたようだった。
雅枝の指の微妙な強弱が葉子を追い詰める。自分でもどう
なってしまうのか分からなかった。
 肉芯が葉子の意志に反して勃ち上がると、その根元を
二本の指で摘まれた。
 「ひぐっ・・・」
 葉子は激しく頭を振って呻いた。クリトリスを柔らかく
圧迫され、子宮の奥に妙な感覚が涌き出してきた。脈拍が
異常に速まり、震える腰から痙攣が足先まで伝わっていく
のが分かる。
 「もう駄目なの?経験不足だから、刺激に弱いのね」
 肉芽をいたぶる予想外の動きに、葉子は簡単に追い詰め
られていく。秘肉の表面を、膜が張るように痺れが包む。
 乱れまいとしても、もうどうしようもなかった。電流に
包まれたように呼吸が荒くなり、蜜壷の奥まで麻痺感覚が
浸透していく。
 もう・・・許して・・・駄目・・・
 寄せては返す波のような痺れは、今にも許容範囲を越え
そうになる。
 「イッちゃうの?イッちゃっていいのよ・・・」
 雅枝の指はしつこく葉子の肉芽をかき乱していた。縦へ
横へと小刻みに揺さぶる。
 「ううっ・・・うううううううっ・・・」
 押し殺そうとしても、絶叫を張り上げてしまう。脈拍は
速まる一方で、未知の力に突き動かされるようにして裸身
がのけ反っていく。乳房が突き上がり、背中が海老反りに
しなっていった。
 雅枝に与えられた刺激が蓄積し、マグマのように噴きあ
げる。葉子は下唇を噛みしめて、生まれて初めての陰肉の
変調に耐えた。頬が引きつり、全身は硬直する。
 何・・・何なの・・・これは・・・
 魔の一瞬が過ぎ、尻がテーブルに落ちる。葉子は混乱の
中で懸命に自分を取り戻そうとした。緊張が解け、凍り付
いていたようだった血流が、手足の先まで巡っていく。
 「ぐぅっ・・・」
 吐息が漏れた。何もしていない恥肉が引きつったように
収縮する。
 「イッちゃったのね」
 香奈子が、呆然とする葉子の目を覗き込んできた。焦点
の定まらない目に、勝ち誇ったように笑いかける。
 葉子は身体に起こった出来事に翻弄されていた。秘部を
襲った衝撃的な感覚が、素直に理解できない。
 これが・・・これがイクって事・・・?
 恥壷がヒクヒクと収縮するたびに、困惑の度合いは増し
ていく。生まれての初めての経験だった。オナニ−につい
ても知識はあったが、思い切りがつかずに経験したことが
ない。
 葉子が絶頂に達したことで、雅枝は興奮していた。葉子
のふっくらした、ふくろはぎから太股にかけて掌で優しく
撫で回し、抱きつくようにして豊かな乳房に顔を埋める。
胸から腹、下腹部へと唇を滑らせ、遂には薄い恥毛を口に
くわえた。
 「ああっ・・・もっといじり回したい・・・」
 再び、陰唇の分かれ目をナメ回される。初めての絶頂に
見舞われた秘肉に舌が這い、葉子の腰は自然と浮き上がっ
た。過敏になっている肉芽を口に含まれると、冷静を失っ
て声をあげ続けてしまう。
 「ぐむぅっ・・・ぶぅぅ・・・ほむぅ・・・」
 自分が自分でないようだった。
 雅枝の唇は、しつこく葉子の肉芽を吸いたてた。じっと
などしていられる状態ではない。葉子は荒い息を吐いては
全身を小刻みに震わせた。張り詰めた太股がビクッビクッ
と痙攣する。
 「やらしいわぁ・・・感じまくりね」
 クリトリスの根元に舌を回しながら、雅枝は陰唇を指で
撫でた。柔らかい肉襞がジワッと左右にほどけ、その間か
ら瑞々しい愛液が涌き出す。
 「もう、こんなにグチョクチョだよ」
 雅枝は、葉子の秘唇を指で押し広げ、その内側に隠れて
いた秘口を晒け出した。ひときわ鮮やかなピンクの粘膜を
香奈子と亜紀に見せつける。
 男に犯されてから時間がたっていないとは思えない程、
葉子の秘口は瑞々しかった。寄り集まった柔らかな肉襞が
外気に触れ、かすかに蠢く。破瓜の跡も襞の間に隠され、
粘り気のある陰液が溢れ出ている。
 「こういうの見ると、もつと苛めたくなるのよねぇ」
 敏感な部分を舌と指で辱められ、葉子は気持ちが舞い上
がりそうになっていた。吸引され続けた肉芽が尖り、呻く
声も高くなる。
 処女を失った哀しみに浸る暇もないまま、またも恥部に
責めを受けている。葉子にとっては、短い時間で天地が引
っくり返るような出来事だった。想像もしなかった刺激を
受け、どんどん自分を失っていく。
 ふぅああ・・・私・・・どうなるの・・・
 雅枝の指は、秘口の周りを巧みにかき乱していた。花弁
を押し潰すようにして速度を上げて出入りしたかと思うと
さらに指の本数を増やし、潤んだ蜜壷を震わせる。
 指が引き抜かれると、今度は唇が肉芽と肉襞を擦りあげ
てくる。剥き出しの肉芽を舌でつつかれて、葉子の視界に
薄く白い霧が立ちこめた。
 「うふふっ、今度はあたしをナメてもらおうかな」
 香奈子は雅枝と亜紀に指示して、葉子の陰肉を苛め続け
させた。その一方で、自分の制服のスカ−トとパンティを
脱ぎ捨てると、すらりと伸びた白い太股の付け根に陰毛の
濃い股間を露わにする。葉子の胸の上にまたがると、既に
陰液にまみれている秘肉を葉子の豊満な乳房に擦り付けて
いった。
 「柔らかいな、この子のオッパイ」
 「ふっ・・・ふぐっ・・・」
 香奈子は乳房の上で自分の陰肉をこねくり回していた。
硬くなった葉子の乳首と香奈子のクリトリスがぶつかり合
って、両方が固くしこっていく。
 「これ、取ってあげるね」
 香奈子が葉子の口に突っ込まれていた布を取り、葉子は
大きく息をついた。
 「く、くはぁ・・・」
 「ほら、ナメてもらうわよ」
 葉子の顔面の上まで秘肉を引きずり、香奈子は凄んだ。
濃いピンク色の淫肉を剥き出し、解放されたばかりの葉子
の唇に押し付ける。
 「んっ・・・うぐぐっ・・・」
 結局、またも呻きが声にならない。
 小振りのクリトリスと薄めの肉唇が、葉子の口の中へと
めりこんでくる。甘酸っぱい淫液を否応なしに受け止め、
葉子は息もできずにいた。粘膜が強く鼻の上に押し当てら
れてくる。
 「香奈子のオマンコ、しっかりナメなさいよ。いい思い
したんだから、お返しするのは礼儀でしょ?」
 雅枝が葉子の目を覗き込み、残忍な笑みを浮かべて少女
の頬をつねる。
 ひ。ひどい・・・何て人たちなの・・・。
 香奈子の陰肉で口を塞がれながらも、他の二人に身体中
をいじられる。亜紀の尖った舌先にクリトリスの先端を
突つかれ、肉襞を繰り返しナメあげられる。乳首も雅枝の
指に摘まれ、しつこく捻られる。
 「うっ・・・えぐっ・・・ぐぅ・・・」
 唇を塞がれたまま、葉子は呻いた。巧みなテクニックで
同時に責められ、落ち着くことも許されない。
 やめてっ!やめてぇ・・・。
 全員がのしかかっている為、テ−ブルの脚がきしんだ音
をたてる。
 縛られた手は限界まで突っ張っていた。わずかでも力を
緩めたら、あっという間に追い込まれてしまうだろう。
 口を完全に覆われて苦しんでいると、誰かが葉子の髪を
引っ張った。驚いて見上げると、雅枝が優越感たっぷりに
命令してくる。
 「もっと、ちゃんとナメなさいよ。舌を動かさないと」
 香奈子も手を伸ばし、一緒に髪を引っ張って強制した。
香奈子の腰が浮き、媚肉が葉子の口から少し離される。
 「さあ、舌を伸ばしてクリちゃんをナメてちょうだい」
 洋子は、情けなさに泣きそうになった。ここで香奈子の
言いなりになれば、自分を保てなくなる。それでも、どう
しようもないほどに追い詰められていた。
 「ほらっ、頑張って」
 雅枝は何度も葉子の頬をつねった。
 「い、痛いっ・・・あぐっ」
 「早くしないと、可愛い顔に傷がつくよ」
 気が変になってしまいそうだった。亜紀と雅枝に性感帯
をいたぶられ、判断力の薄れかけた中で、香奈子の媚肉に
奉仕を強制される。
 クリトリスも乳首も揃って磨きあげられ、感覚が鋭くな
っていた。突起の中に固い芯ができて膨れあがる。
 「あはぁ・・・もう、やめて・・・」
 「あたしのオマンコをナメてくれないと終わらないよ」
 香奈子の太股に挟まれ、葉子の顔は紅潮していた。恥辱
のあまりに全身が震える。加えて、性感帯への刺激に混乱
もしていた。
 逃げ場を失い、ついに香奈子の赤く潤んだ淫肉へと舌を
伸ばした。とろみのある淫液が舌にからみついて、酸味が
口の中に広がる。
 「ほら、はいっ、舌を動かすの」
 香奈子が横柄に命じるのを聞きながら、葉子は自分の心
が壊れていくのを感じた。
 ある種の極限状態だった。葉子の舌は命じられるままに
動き出し、それに合わせて香奈子のクリトリスが、巧妙に
押し付けられる。
 「いいよ、その調子・・・ああっ・・・・」
 香奈子は腰を回し、葉子の口を道具にして快感を貪る。
 「もっと吸って!吸いなさいったら!」
 香奈子の淫液が喉に絡んで苦しかったが、鼻で息をしな
がら、葉子は必死に媚肉を吸い上げた。
 「は・・・はぁ・・・いいわ・・・いいわよ・・・」
 高揚した香奈子は突然、葉子の口から媚肉を引き離して
一息ついた。
 「あなたも気持ち良くしてあげる」
 そう言うと、なまめかしく蠢く葉子の陰肉の上に、尻を
乗せていった。
 「な、何を・・・」
 濡れた陰部が重なってきた。葉子はどうする事もできず
に香奈子の体重を受け止めるしかない。
 剥き出しの陰肉の上に後ろ向きで腰掛けるようにして、
香奈子は女陰部どうしを組み合わせた。
 「ぐっ・・・あぁ・・・」
 粘膜と粘膜が擦れ、陰液が混じりあう。香奈子の媚肉は
熱く、滑らかに動く。前後に擦られて、ゆっくりと回転を
加えられると、葉子にも妙な甘美感が沸き上がってきた。
 「また、イカせてあげるからね」
 大きくめくれる肉唇の割れ目を、香奈子の割れ目が覆い
被さってくる。葉子の柔肌には、玉のような汗が浮き上が
ってきた。
 二つの陰肉からはクチュクチュと妖しい音が立ち、汗の
匂いが漂い出す。
 「い、嫌っ・・・こんなの・・・駄目よっ・・・ぐっ」
 何とかして絶頂に追い込まれないようにする葉子だが、
香奈子のテクニックに翻弄されていた。香奈子の尻肉が、
犬が尻尾を振るように激しく左右に揺さぶられる。
 「ひひぃ・・・ぐぅ・・・あああっ」
 全身が痙攣し、葉子はついに我を忘れて乱れてしまう。
紅潮した顔が甘美に歪む。
 「あっ、あはぁ・・・あたしも・・・駄目ぇっ!」
 香奈子も絶頂を迎え、天を仰いで痙攣した。

 乳房も下半身も晒け出した状態で、葉子は嗚咽した。
 わずかな時間で自分が大きく変わってしまった事を、
感じずにいられなかった。テ−ブル上に縛り付けられて
陵辱を受けた事が、現実感をもって胸に衝き上がる。
 縛られ、苛められた肉体だけではなく、心が痛めつけら
れた。取り返しのつかない傷を負って、葉子の意識が暗転
していく・・・。

(つづく)

 


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