『芽以・劇団哀奴留(アイドル)』
  第一章 罠に堕ちた哀奴留  
 
※※ 罠 ※※

「ヒイイーッ……嫌あッ……」
 バールの支柱に背をもたせて、目を閉じたまま余韻の痙攣に浸っていた芽以は、ふと、股間に異様な感触を覚えて、目を開けた途端に悲鳴をあげた。
 吊りあげられた両腿の付け根に、シェイビングクリームをなすりつけた男たちが安全剃刀で恥毛を剃ろうとしているのだ。
「や、やめてッ……そんな恥ずかしいことは、やめてッ……それだけは許して!」
 吊りあげられた両脚を狂ったように振りたてる芽以に、アヤがドスの利いた声で因呆を含めた。
「こんな恥ずかしいことをされても気を遣ってしまう変態に、お似合いの姿にしてやろうてんだよ……こいつらに処女を犯されたくなかったら、大人しくするんだね……ほら、動くと大事なところに傷がつくよ……」
「ああ……ひ、ひどい……」
 絶望の呻きをもらして動きをとめる美少女ジュニアアイドルの恥丘から、淡い恥毛はみるみる姿を消していった。
「そら、一丁あがりだ。カワイコちゃんには、ツルツルのほうがお似合いだぜ」
「それは、もう普通の女の子でなくなった証拠さ……お前が私たちの奴隷だって証だよ……」
 斉藤が剃り落した恥毛を大事そうに紙にくるんでいる間に、山崎が、顔を背けて畷り泣いている美芽以の青白い恥丘にカメラを近づける。一応ビデオカメラで撮影してから、用意したポラロイドカメラでも撮影したのは、後の調教をスムーズに運ぶための伏線であった。
『ああ、こんなところまで撮られてしまったら、もうおしまいだわ……もし世間に公表されたら、どうしよう……』
 長い睫毛を伏せて絶望の涙にむせんでいた芽以は、熱い棒のようなもので頬を叩かれて顔をあげた途端、再び甲高い悲鳴をあげた。
「ヒイイーッ……」
 床に膝をついてズボンをずりおろした男達が、グロテスクなものを眼前に突きつけているのだ。
「いい思いをさせてやったんだから、今度は彼等を楽しませる番よ」
「おしゃぶりで俺たちを満足させたら、今日の歓迎会は終わりにしてやるぜ」
 生れて初めて目にする男のものがピタピタ頬を叩くたびに、清純な美芽以の口から、小鳥が絞め殺されるような悲鳴がもれる。
 必死に顔を背ける芽以の髪の毛をつかんで正面に向けた男達は、花びらのような唇を分身でなぞりながら警告した。
「上の口で我慢してやろうというのに、人の好意を無にする気かよ」
「上がいやなら下の口でもいいんだぞ。俺たちは、そっちのほうがいいんだ。こっちで初体験をしてみるかね」
 斉藤に細腰をかかえあげられた芽以は、硬直しきったものが濡れたワレメに押しあてられるのを感じると、夢中で屈服の言葉をしぼりだした。
「や、やめて! 言う通りにします。おしゃぶりしますから、それだけは許して……」
「手間をとらせるんじゃないよ。バージンを喪くしたくなかったら、一生懸命しゃぶるんだ。ソフトクリームを舐める要領でな」
 芽以の腰を再び床におろした斉藤が、愛らしいおちょぼ口に分身を押しつけると、芽以はおずおずと桃色の舌を伸ばしておぞましいものに這わせはじめた。そんな光景を山崎があちこちの角度からビデオとポラロイドカメラで撮影している。
 それは芽以にもわかっていたが、気にする余裕はなかった。芽以の舌の動きが少しでも鈍るたびに、斉藤の手が下方に伸びてアヌスを指で突っつくのだ。
「今度は、大きく口を開けてほおばるんだ。歯を立てたら承知しねえぞ!」
 斉藤に命じられた芽以が、花びらのような唇を開いてグロテスクなものをほおばると、髪の毛をつかんだ斉藤が荒々しく前後に振りたてはじめた。
 初体験の芽以に技巧を要求するのは無理であったが、まだあどけない清楚な顔を嫌悪と屈辱に歪め、つぶらな瞳からは止めどもない涙を流しながら、たどたどしく奉仕をする姿を眺めるだけで、斉藤はたちまち絶頂に追いあげられていった。
「ううッ! たまらねえ」
「いいか。おいしいミルクを御馳走してやるから、一滴もこぼさず呑みこむんだぜ」
 髪の毛をつかんで激しくしごきたてた斉藤は、動物的な呻き声をもらしてのけぞるなり、欲情の白濁を美少女の喉の奥に注ぎこんだ。
 汚れを知らぬ美貌をひきつらせた芽以が、嘔吐感をこらえて注がれたものを呑みこむと、すぐに山崎のものが可憐な唇を割って入った。
 まるで強姦するように激しく喉を犯され、直接喉の奥に精液を注ぎ込まれた。
 そして、むせ返る芽以を後目に、山崎は満足そうに言った。
「お蔭でスッキリしたぜ」
「貴重なビデオや写真もたっぷり撮らせてもらったしな。今日の処は許してやるか」
 満足しきった男達に、今度はアヤが教個のイチジク浣腸を取り出した。
「フフフ、これは、私たちの奴隷になるための宿題よ……」
 アヤが二人の男にイチジク浣腸を手渡すと、二人は競うようにして芽以のアヌスにイチジク浣腸のキャップをはずして嘴管をあてがうなり、グイッと握りつぶす。
「ヒィッ! な、何をするの!……」
 冷たい液体を腸内に注ぎこまれた芽以は、吊りあげられた両脚を狂ったように振りたてた。それでも男たちは、委細かまわずつづけざまに、数個のイチジク浣腸を立て続けに注入した。
「トイレに行く前にもらしては気の毒だから、栓をしておいてやるよ」
 斉藤はヒクヒクおののいている芽以のお尻の穴に細いアヌス棒を無理矢理押し込んだ。
「ヒイイーッ……い、嫌あッ……」
 幼い芽以の口から絶叫が迸る。何の調教も受けていないお尻の穴ににアヌス棒を押し込まれた芽以は、初めて排泄器官を嬲られるおぞましさに絶叫した。
 しかし、押し込まれたアヌス棒は、長さは十センチ以上もあるが、直径は一センチ足らずの細い棒である。押し込まれた途端に、ズルズルと抜け出て来た。
「あらあら、なんて締まりのないお尻なの……アヌス棒が抜けちゃわないようにしないとね……」
 残忍な笑みを浮かべたアヤは、そう言うと斉藤に命じて新たな縄を用意させた。
 縄二つ折りにして二重にすると、その中頃に二つのこぶを作った斉藤は、その縄尻を胸縄を結んだ背中に結び付け、お尻のワレメから股間を通し手前に出すと、縄の束を天井から垂れる滑車に通した。
 後ろ手の縄をいったん解いた斉藤は、改めて芽以の手首に手錠を填めると、芽以の両手を真っ直ぐ頭上に上げて、滑車から垂れる縄に結び付けたのだ。
 お尻から股間をくぐって天井に伸びた縄は、アヌス棒を押さえるだけに留まらず、幼いワレメにくい込んでいた。
 しかもご丁寧に二つの大きなこぶが、お尻の穴とオ○ンコの中に埋没している。少しでも腕を動かせば、敏感な粘膜を縄が擦り上げる仕組みなのだ。
「あああ……こ、こんな……うううッ……許してッ……あああ……」
 媚薬を塗り込まれた粘膜には、縄の刺激は耐えられない快感となって芽以を襲った。
「ほ〜ら、これでウンチを漏らす心配はなくなったでしょ? ついでに淫乱な芽以ちゃんのために、縄でオナニーができるようにしてあげたわ……誰かに助けてもらうまで、たっぷり楽しみなさい……」
 残忍な笑みを浮かべて言うアヤに、芽以は反論する言葉も出なかった。
 誰もこんな恥ずかしいオナニーなどしたくはない。しかも、募るばかりの排泄感は、敏感な粘膜を擦り上げる縄の快感で忘れることなどできない。それどころか浣腸による排泄感に、そのか細い体を震わせば、縄を揺らして自ら恥ずかしい処を縄で擦り上げる結果となった。
 その快感は、とてもジッとしていられるものではない。しかし、もがけばもがく程、縄が敏感な粘膜を擦り上げる。まさに地獄の無限連鎖であった。
「あううッ……お、鬼ッ……」
 芽以は涙をためた瞳をアヤに向け、やっとの想いで言い放った。
「鬼だってよ……こんな変態娘ほっといて、帰ろうぜ……」
「へへへ、スケベな芽以ちゃん……いつまでもオナニーを続けときな……」
 好きなことを言い捨てて、アヤ達は帰り支度をはじめた。
「あああッ……ま、待って……うううッ……な、縄を……ヒイイーッ……」
 レッスンルームに降りてきてから、もう一時間近くになるだろう。もうすぐ社長の狭山や理事の人が芽以に会いに来るのだ。こんな姿を見られたら、大変なことになる。
「ああ、もうじき……ヒイイーッ……社長さんと理事の方が……ヒッ……こんなところを……見られたら……あああッ……縄を、縄を解いて……」
 芽以は激しく泣き悶えながらも、必死になって哀願した。
「フフフ、貴女の本性を見てもらう、良い機会じゃない……その恥ずかしい姿を見てもらうのね……」
「うッ、ううッ……そ、そんな……」
「まあ、社長がやってきたら、自分は露出症のマゾだとでも説明するんだね……いつも人目を忍んでは、自分で自分のことを縛って自虐オナニーを楽しんでるんだとね」
「安全剃刃やイチジク浣腸のスペアをバッグに入れといてやるよ。口で説明しても信用しなかったら、それを見せてやれ。ついでにさっき撮った大股開きのヌード写真や、SMのビニ本も入れといてやる。そのビニ本を参考にしながら自縛オナニーをしてたんだと言えば、絶対に信用してくれるさ」
 縄が擦れる快感に息も絶え絶えの芽以に、アヤ達は全て自分でやったことだと言えと言っているのだ。しかも事務所の社長に、虐められたり恥ずかしい姿を見られたりするのが好きな、露出狂のマゾだと告白しろとまで迫った。
「ああ、ああ……そんなこと……言ったら……へ、変態だと……もう、イヤーッ……お願いッ……縄を……うあああーッ……ヒイイーッ……」
「フフフ、ビデオや写真をたっぷり撮られたことを忘れないことね……」
「俺達のことを誰かに一言でも漏らしたら、あのビデオや写真のコピーが日本中に出まわることになるぜ……有名なジュニアアイドルの芽以ちゃんには、それがどういうことか判るよな」
 因果を含ませて、アヤ達は裏階段側のドアから出ていった。
 恥ずかしい写真やビデオを公表すると言われれば、もう芽以にはどうすることもできなかった。そんなことされれば、アイドルとしては当然のこと、一人の女の子としても生きていけなくなる。真実を語ることは、身の破滅であった。
 この恥ずかしい姿を社長や理事の人に見つかっても、全て自分でしたと言い張るしか他にはないのだ。
「うッ、うう……そんな……うあああーッ……」
 一人残された芽以は、襲いかかる苦痛と快感の洪水に飲み込まれながら、募るばかりの排泄感とも闘わねばならなかった。

 マジックミラー越しに、あの有名なジュニアアイドルの黒河芽以が、恥辱の絶頂に達っし続けるショウを堪能している理事たちは、アヤ達が出ていった後も、一人泣き悶え続ける芽以を、興奮した面もちで見つめていた。
「あの可憐な芽以ちゃんが、こんなに悶え狂うとはね……」
「とても中学生になったばかりの女の子とは思えませんな……あれで処女だと言うんだから、実に素晴らしいショウですよ……」
「あの有名な黒河芽以のオ○ンコを、見られるだけでも幸せなのに、あの泣きながら感じる顔は最高ですよ。年甲斐もなく一物がピンピンになって困りますよ……」
「それにしても、中学生になったばかりのジュニアアイドルを、あそこまで虐め抜くとは……さすがに狭山さんの所だ。早く自分の手で嬲り廻したいですな」
「私は年のせいか、ロリコン趣味になりましてね。まだ十三歳の芽以ちゃんを、ああやって泣き叫ぶまで虐めるのが夢だったんですよ。もっとヒイヒイ啼かせてやりたいですな」
「あの小さなオッパイが可愛いじゃありませんか……あの膨らみ始めたばかりのオッパイを、メチャメチャにしてやりたくなりますよ……」
 勝手な熱を吹く一同に、狭山は、
「そいつは明日までお預けにして、今日のところはこれでお開きにさせていただきます」
 と、理事達に散会を宣言した。
「おいおい、それじゃ蛇の生殺しじゃないか……俺達も大金を叩いて理事になったんだぜ」
 と、まだ未練がましく言う理事達に、
「まあ、そう焦りなさんな……あの映画や雑誌で有名な黒河芽以を、明日になれば好きなようにいたぶれるんだ……今日の処は理事長の佐川先生にお譲りしようじゃありませんか……憧れのジュニアアイドルを、俺達のセックス奴隷にできるのも、佐川先生のお陰なんですからね……」
 狭山に代わって他の理事達を諌めたのは、芽以の元マネージャーの寺井だった。佐川の名前が出ると、他の理事達も諦めざるを得ない。
「芽以ちゃんは、まだ男のおの字も知らない清純な処女ですからね。いきなりこんなサディストたちに寄ってたかって玩具にされたら、気が狂ってしまいますよ。明日までに私と佐川さんで一応の調教をすませてから提供しますから、今日の処はお引き取りください。」
 末練げな一同に、やっとのこと返した狭山は、佐川をうながして覗き部屋から出ていった。芽以の地獄の本番は、これから始まるのであった。


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