『遥・性奴に堕ちたチャイドル』
  第二章 性奴に落ちた天使  

※※ 喫茶店 ※※

 指定された喫茶店は、繁華街から少しはずれたビルの地下にあった。店内は、男性客ばかりである。それもその筈、この店は、ロリータ陵辱漫画ばかりを置いた漫画喫茶である。
 そんな店にセーラー服姿の可憐な少女が現れたのだから、注目されない訳はなかった。
 田辺と名乗る男はすでに来ていて、一番奥の席から遙を手招いた。
「五分の遅刻だぞ。俺は女に待たされるのが好きじゃないんだ」
「ご、ごめんなさい……ば、場所が判らなかったんです……」
 今までの恥態をひた隠しにして、遙は消え入るような声で言い訳した。
「約束は守ってきたろうな」
 田辺はコーヒーをすすりながら言った。遙は慌てて二度ばかり頷いてみせた。
「どんな風に守ってきたのか言ってみろ」
「……」
 そう言われても、十四歳のチャイドルが簡単に口にできる言葉でない。
「俺の言うことが聞こえねえのか、おい」
 強い口調で言われて、ハッと顔を上げた遙は、
「……あ、あの……下着は……つ、着けて来ませんでした……」
「パンティも履いてないな」
「……は、はい……」
 遙は消え入るような声で答える。
「おいッ、スカートを捲ってみな」
「えッ……」
「約束を守ったかどうか、確かめてやるんだよ」
「で、でも……」
 表情を強張らせて、遙は辺りを見回した。
 二人の座っているテーブルは、店の一番奥にあり、カウンターからはかなり離れている。幸い遙はそちらへ背中を向けていたが、周りには大勢の客が居るのだ。直接スカートの中を見られることはないが、明るい店内でスカートを捲り上げるという動作は見られてしまう。
「二度も俺に同じことを言わせるなよ、マゾチャイドルの遙ちゃん」
 名前を呼ばれたことで、一層注目される。反射的に両膝をピッタリと合わせて、制服のヒダスカートを押さえた遙は、
「お、お願いです……こんな人の大勢居る処で虐めないでッ……」
「露出狂のマゾの癖に生意気を言うな! ビデオを公表されたいのか?……ほら、どうした。早くしねえか。それとも、もっと見物客がいたほうがいいのか」
 そう言って、田辺が本当に手を上げてボーイを呼ぼうとするのを見て、
「ま、待って下さい……」
 遙は慌てて言った。
「い、言う通りにしますから……」
 田辺がボーイを追い払うと、遙は他の客に見られないように腰をソファの奥にずらせた。そして、田辺の顔を上目がちに見ながら、セーラー服のスカートを、少しずつずり上げていった。
 か細い太腿の奥に脚の付け根の凹みが覗き見えた。テーブルの陰の暗がりの中だが白い秘丘がはっきりと分かる。
「もっとだ。臍の上までまくりあげろ!」
 遙は唇を噛み締め、幼い顔を背けながら、細い指先でスカートの裾をお腹の上まで捲り上げた。
 田辺の目の前にはまだ十四歳の女子中学生の白い下半身が丸見えになる。
 幼いなりに丸みを帯びて大きく張り出した腰骨。その下に続く可愛らしいお尻の丸み。痛々しいまでにか細い両脚の付け根は、ピッタリと膝を合わしていても隙間から裸の股間を露わにしている。しかも生えだしたばかりの恥毛は、幼いワレメの上の方に一掴み程しか無く、ワレメ自体が丸見えなのだ。
「ようし、約束通りノーパンだな……フフフ、可愛いワレメちゃんが丸見えだぜ、おマメちゃんまで覗かしてよ」
「ああ、いやッ 」
 遙はかぶりを振りながら小声で叫んだ。人がたくさん居る喫茶店の中で、こんな惨めな格好をさせられて、その上そんな恥ずかしい言葉まで言われたら、幼い女子中学生が平気で居られる筈はない。しかし田辺はそんな遙に、
「股を開いて、もっとよく見せろ」
 と、過酷な命令を続ける。
「ううッ……」
 思わず泣き出しそうになるのを堪えて、遙は制服のヒダスカートの裾を摘まんだまま、小刻みに戦慄く両膝を戸惑いがちに開いていった。
 十四歳のか細い太腿の間から、チャイドルの秘密の花園が覗く。
「フフフ、可愛い顔したチャイドルでも、つけているものは一緒だな。おいッ、どうした。バイブをオ○ンコとケツの穴に突っ込んだまま来いと言っただろう……御主人様の命令が守れなかったらどうなるか忘れたのか!」
 田辺は遙がバイブを挿入したままで店に来なかったことを、鋭く指摘した。
「ううッ、ごめんなさい……で、できなかったんです……でも、ちゃんと持ってきてますから……」
 遙はバイブの入った紙袋男に差し出しながら、周りを気にして小声で言った。可憐な顔は恥ずかしさで真っ赤になっている。
 男が大きな声で恥ずかしい言葉を言うものだから、周りでは遙の席を注目して、ざわつき始めたのだ。
「まあ、いい……お仕置きは後でするとして、次はオッパイだ……セーラー服を捲って見せて見ろ」
「ヒッ……そ、そんな……こんな所で……許してください」
「どうした……露出狂の末長遙は、人前で恥ずかしい処を見せるのが好きじゃなかったのか?……」
 遙が素性がばれるのを一番恐れているのを知った上で、田辺は遙の名前を大きな声で言った。
「ああ、言わないで……名前を呼ばないでよ……」
「なら、早く見せろ……」
「ああ、できない……見られるよ……」
 いくらカウンターに背を向けていると言っても、横や斜めの客席からは丸見えなのだ。スカートを捲ったぐらいでは、その中まで覗かれる心配はなかったが、セーラー服を捲って乳房を晒すとなると、客達には丸見えになる。
 それでなくても先ほどから注目を浴びているのに、羞恥心の強い中学生の女の子が、そんな恥ずかしいことできるわけはなかった。
「どうあってもお仕置きされたいみたいだな。お前が露出狂だと言うこと思い出させてやる……さあ来い」
 田辺は遙を化粧室へと連れて行った。
「こんな普通のセーラー服を着ているから、自分が露出狂の淫乱なマゾだと云うことを忘れるんだ……」
 田辺はそう言うと、ポケットから鋏を出してセーラー服を切り刻み始めた。
「ヒッ……ヤダーッ……な、なにを……止めてください」
 遙は男の突然の暴挙に、立ち竦んだまま震える声で言った。
「フン、露出狂ならそれらしい格好にしてやろうってんだ。ツベコベ言うと、この綺麗な肌まで切っちまうぞ……」
 田辺は脅しながら純白の夏用のセーラー服を破廉恥な衣装に変えていく。
 背中は紺地に白線が入った襟だけが残され、白い生地が脇の方まですべて切り取られてしまって、十四歳の瑞々しい背中が丸出しである。
 そして前面はと言うと、アダルトビデオで見るような破廉恥なセーラー服になっていた。その丈がVの字になった襟が重なる部分までしかないのだ。つまり、辛うじて乳首が隠れるまでしかなく、乳首から下の幼い乳房の膨らみが丸出しになっていた。しかも両脇も乳首の場所まで切り取られているので、肩から四角い布を乳房の上に被せているような状態である。
 少しでも前屈みになれば、布切れと化したセーラー服がハラリと捲れて、可愛いオッパイが丸出しになってしまう。いや、横から見ればほとんど丸見えなのだ。乳首は隠れているとは云うものの、少しでも体を動かせば布がずれて見えてしまう。風が吹いただけでも乳首が見え隠れしてしまうだろう。
 下半身も酷かった。セーラー服のスカートは股ぐらすれすれまで短くされ、両方の腰の部分がベルトの部分まで切り取られていたのだ。前は幅二十センチほどの布が垂れているだけで、後ろはわずか十センチほどの幅しかなかった。これでは愛らしいお尻がほとんど丸出しである。しかも細長い布切れは歩くほどにヒラヒラと揺れて、お尻のワレメが丸出しになる。もうそれはスカートと呼べるものではなかった。
 田辺は清楚なセーラ服を破廉恥な衣装へと替えると、皮でできた手枷と足枷を取り出すと、遙の細い手首と足首にはめてしまった。足枷には大きなリングがついているだけだが、手枷には長さ三十センチほどの鎖がついていて両方の手を繋いでいた。
 さらに田辺は鉄の鋲がついた赤い首輪を遙の細い首にはめると、首輪から垂れる引き綱を引いて、遙を洗面台の前に立たせる。
 気象台の鏡に写された自分の惨めな姿を見て、遙はワッと泣き出した。とても人前に出る姿ではないのだ。しかも手枷や足枷、首輪まではめられた姿は、まさに奴隷そのものであった。
「いいか、俺は先に席に戻っているから、少ししてから出て来るんだ。席に着くまでの間ゆっくりと自慢の身体を店の客達に見せてやれ。手はまっすぐ下に垂らしておくんだぞ……少しでも隠そうとしたらお仕置きだからな……」
 そう言うと、田辺は先に出て行ってしまった。
 後ろ手にドアを閉め、田辺が化粧室から出てくると、店中の客達の視線とぶつかった。
 セーラー服の美少女とヤクザっぽい中年男性が、こんなHな漫画喫茶に居ることさえ不自然なのに、男の卑猥な言葉に顔を真っ赤にしながらスカートを捲り上げ美少女。そして二人して化粧室に入るのを見ていた客達は、何事かと興味津々だったのだ。
 そんな客達の反応を見て、
「フフフ、皆さん……あの有名なチャイドルの末長遙が、凄い格好して出てきますよ……たっぷり見てやってください」
 と、客達に行って席に戻って行った。
「え、末長遙って……あのセーラー服の娘、チャイドルの末長遙だったのか?」
「スゲエ可愛い子だと思ったけど……そうだよあの娘、遙ちゃんだよ……」
「ああ、確かに遙ちゃんだ。あんな可愛い子、他には居ないからなぁ」
 店内は一瞬にしてざわめきたった。
 ロリコン漫画が好きな男達にとって、チャイドルと言えば憧れの存在である。その末長遙を身近に見ることができるのだ。彼らは、今か今かと化粧室のドアが開くのを待っていた。


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