『遥・性奴に堕ちたチャイドル』
  第一章 翼をもがれた天使  
第一章 翼をもがれた天使

※※ 誘拐 ※※

 ライトのまぶしさに遙は目を覚ました。まだボンヤリとした頭を、半ば無意識にのうちに振り、躰を動かそうとして、遙はハッとなった。
 躰が動かない。ベッドの上に寝かされて、四肢を大の字に開いて枷に固定されている。意識がハッキリとしてくるに従って、次第に不安になった。
「だ、誰かッ……」
 声を出そうとしてアッと思った。制服のスカートがお臍のあたりまで捲られていることに気付いたのだ。しかもセーラー服は首までたくし上げられている。
 十四歳の眩いばかりの肢体には女子中学生らしい純白の下着だけという恥ずかしい姿にされているのだ。
「どうやらお目覚めのようですぜ」
 離れたところで男の声がして、遙は全身を硬直させた。テレビ局のADだと名乗ったサングラスした太った男の声だ。
 ……思い出した……誘拐されたのだ。
 知らない人の車には絶対に乗らない遙だったが、テレビ局の名前の入った車と知っているプロデューサーの名前、そして緊急記者会見という言葉が遙に何の不信感も抱かせなかった。車に乗った途端、強い薬の臭いをしたハンカチを口に押し当てられて、その後の記憶はなかった。
「よし、そろそろ本番といくか……」
 もう一人の男がソファから立ち上がっていった。遙は慌てて部屋の中を見渡した。そこはどこか中世の地下室のような部屋で、遙が寝かされているベットの横には、恐ろしい拷問器具が所狭しと置いてあった。ここはSMホテルの一室であったが、そんなホテルがあることも知らない遙にとって本当の拷問部屋の様に思えた。
 敏感に男達の粘っこい視線を感じた。顔に目の辺りだけを隠すアイマスクをかけた二人の男近づいてくる。
「だ、誰なの……」
 不安に耐え切れずに、遙は口を開いた。
「こ、ここはどこなの……あなたたちは誰なんですか……」
「フフフ、俺達は遙ちゃんのファンだよ……」
「お、お願ッ、縄を解いて……」
「へへへ、縛られて虐められるのが大好きな遙ちゃんが何言ってるんだ……お望み通りたっぷりと泣かせてあげるぜ……」
「それに露出狂の遙ちゃんのために、ビデオカメラまで用意しているんだ……遙ちゃんの一番恥ずかしいところも、泣き悶える恥ずかしい姿もバッチリ撮ってあげるからね」
 そう言う男の指さす先を見ると、スカートを捲られて丸出しになった股間を見下ろす位置に、大型の業務用ビデオカメラが据えられていた。
「ヒイーッ……嫌よ、撮さないで……こんな恥ずかしい……ああ、どうして……」
 すでにカメラが回っているのを知って、遙を悲痛な声を上げた。
 チャイドルとして水着姿をカメラに撮られるのは慣れている遙だが、それが下着姿となると恥ずかしくてたまらなくなる。しかも今の男の言葉だと、その下着までも奪われかねないのだ。遙は恥ずかしさと恐ろしさで、そのか細い身体をブルブルと震わせた。
「フフフ、可愛いね、震えているじゃないか……そんなに恥ずかしいのかい? でも露出狂の遙ちゃんは恥ずかしい想いをするほど感じるんだろう?」
「ち、違います……そんな……露出狂なんて……遙……そんな女の子じゃない……」
 自分のことを露出狂と思いこんでいる男に、遙は必死になって訴えた。しかし、男は平然とした顔で一冊の雑誌を手に取り、
「ファンの前だからって嘘をつかなくてもいいよ……ほらここに、『遙は大勢の人に恥ずかしいところを見られるのが大好きな女の子です』と書いてあるじゃないか……」
「ヒヒヒ、こんな記事も書いてあるぜ……」
『遙はノーパンノーブラで居ることも多いわ。通学電車の中で痴漢に遭うことも多いけど、遙がノーパンだと判るとみんな大胆になるの……セーラー服やスカートを捲り上げられて、オッパイや遙の一番恥ずかしいところを丸出しにされたまま痴漢されたら、遙は感じすぎて気を遣っちゃうの……』
 と、腹が突き出てでっぷりと太った男が、雑誌の記事を読み上げた。
「そ、そんな……デタラメです……そんな記事、みんなデタラメです……」
 聞かされるだけでも恥ずかしくてたまらない文章に、遙は耳朶まで真っ赤にして叫んだ。
「それならこの記事も嘘なのかい……」
 あくまでも優しい口調で問いかける痩せた方の男が、記事を読み始めた。
『遙は縛られて虐められると凄く感じるの……鞭で打たれたり蝋燭を垂らされたりしながら、太いバイブで責められたら何度でも気を遣っちゃうわ……もう普通のセックスでは感じなくなっちゃったみたい……縛られた身体を乱暴に虐められながら、お口やあそこを犯されないと満足できないの……こんな遙はマゾかしら……』
 聞くに堪えない文章を耳元で囁かれても、手足の自由を奪われている現状では耳を覆うこともできない。遙はあまりの恥ずかしさにすすり泣きながら、
「……うう、ちがう……そんな……嫌ッ……嘘よッ……ああ、酷いッ……あんまりよ……」
 と、反発する気持ちも萎えて、閉じた瞳から涙を流した。
「フフフ、遠慮しなくていいよ遙ちゃん。ここは、遙ちゃんのファンである俺達しか居ないから……大勢の人の前で辱められたいという願いは叶えられないが、代わりにたっぷりと虐めてあげるからね……」
「ヒヒヒ……その幼い身体を嬲り廻しながら犯してやるぜ……楽しみにしな……」
「い、いやああッ……そ、それだけは許してッ……」
 やはり彼らの目的は自分の身体なのだ……
 ……処女を犯される……
 その恐怖心が遙を凍り付かせた。しかもあの記事を鵜呑みにしている彼らは、遙のことを淫乱なマゾと思って、嬲りながら犯すとまで宣言したのだ。まだキスの経験すらない遙にとって、それは死ぬよりも恐ろしい事だった。
 男の手が細長いお臍を通り過ぎて、膨らみ始めたばかりの硬く張った幼い乳房を、ブラジャーの上から両手で柔らかく包む様に揉みしだいてきた。
「ひッ、イ、イヤイヤアッ……やめてえッ……」
 激しく頭を揺すって、遙は抵抗出来ないもどかしさを声に委ねるように、ふり絞るような絶叫を上げ続けた。
 が、男の手は遙の声を無視して、よく締まったふくら脛から、小さな膝小僧、瑞々しい太腿へとなぞってくる。
 そしてついに太腿の付根の、もり上がった頂きの部分を、小さなパンティの上から包むように触れてきた瞬間、
「イヤアアッ」
 遙は、全身をのけ反らせて叫んだ。
 今の遙にとって、わずかに残された一枚の下着は、あまりにも頼りなかった。しかも、純白のパンティだけに、まだ生え揃っていない翳りを透かせて見せているに違いない。
 男の手は、まるで遙の泣き叫ぶのを楽しむかのように、やんわりと十四歳の恥丘を撫でさすってくる。
 恐怖に震え泣き叫ぶ有名な美少女チャイドルの姿に、興奮を抑えきれなくなったのか、今度は太った方の男が遙の耳許へヌメッとした感じの唇を押し当ててきた。
 あまりの気持ち悪さに、遙が狂ったように頭を振ると、男は両手で頬を挟み付けるようにして、顔中を舐め廻してくる。
 それだけでもチャイドルと呼ばれファンに囲まれてきた遙にとっては、気が狂わんばかりの屈辱だったが、男達が本当のしつこさを発揮し出したのは、それからだった。
 男の唇と手が首筋を通ってセーラー服をたくし上げられた胸元へ移る。男の両手がブラジャーの上から、まだ硬いふくらみを握り締めた。
「ヒイッ……い、いやあッ……いやだあッ……」
 悲鳴を上げる遙のことなど無視して、男は初々しい膨らみを楽しむようにゆっくりと揉み立てながら、ワイヤーなど入っていない清楚なブラジャーを、ずり上げてしまった。
「キャアアーッ……い、嫌よッ……み、見ないでッ……」
 ペチャパイの為、純白のブラジャーは苦も無くずれ上がってしまって、誰の眼にも見せたことがなかった可憐な膨らみが晒されてしまったのだ。
「おおッ……」
 乳暈がほとんど無いきれいなピンク色した小豆大の乳首に、黙りこくっていた男達が溜め息を漏らした。
 男達の視線が痛い程に突き刺さった。どんなに恥ずかしくとも、縛られた身では、どうすることも出来ない。
 そして気が狂わんばかりの差恥に全身を朱に染めるチャイドルの乳房に、とうとう男の手が触れて来て、柔々と揉み立て始めた。
「ううッ……ハアッ……いやあッ……」
 そこへ来て、遙は初めて狼狽の色を隠せなくなった。敏感な年頃の少女にとって、乳房は下半身に次ぎ感じやすい部分であるが、こんな屈辱的な状況では感じる余裕など無いはずである。それが、誰とも分からない男に、執拗に揉みしだかれ、淡いピンクの乳首を舌で転がされながら吸われると、ジーンと甘い感覚が拡がるのを抑えることは出来ないでいた。
 左の乳首を吸い上げた男は、左の乳房を下からすくい上げる様に揉み上げて、右の乳首を口に含んで舌先をチロチロと転がしてくる。
「うッ……どうしてぇ……ヒイイーッ……だ、だめえッ……」
 ピクンと遙の体が跳ねたと思うと、幼い乳房全体が張り詰め、先端がピンと充血していく。恥ずかしい感覚に狼狽しながら、遙は情け無さに泣き出したくなった。
 バストを責められて、これだけ感じてしまうのだから、下半身じかにいじめられたら、どうなってしまうのだろう。
 そんな遙の気持ちを見抜いたように、男はニヤリと笑った。
『どうやら、あの薬が利いてるようだな』
 哀れなチャイドルは気を失っている間に、強力な媚薬を飲まされていたのだ。
 雑誌に書かれてあった記事がすべて真実とするために、気の強いチャイドルがどんなに恥ずかしく、苦痛と汚辱にまみれようとも、彼女の意志とは関係なく感じてしまう必要があった。まだオナニーの経験すら乏しい遙の身体にとって、その媚薬は強力すぎてすぐに効果を現してきたのであった。
 下半身を撫で廻していた男の手が、とうとう開かれた股の間にまで指を這わしてきた。
「ヒッ……ゆ、許してッ……」
 遙は左右に割り裂かれた太腿の筋肉を引き攣らせ、悲痛な声で叫んだ。
 男はしかし、パンティの下の魅力的な膨らみを下から上へとひと撫でしただけで、嫌らしい指を太腿の方へ向けた。十四歳のまだか細いがクラシックバレーで鍛えられた太腿を両手で撫で廻すと、今度はその太腿を抱えるようにして頬ずりしながら舌と唇で責めていく。終いには、指の間は勿論、親指から順番に口に含んでしゃぶってくるのだ。
『イ、イヤッ……やめてッ……』
 おぞましさとは裏腹に、遙の下肢には電流のような快美感が駆け抜けていった。十四歳の女子中学生が初めて知る快感だった。
 太った男に乳房を揉み廻され、痩せた男に太腿から下を舐め廻される。途端にか細い身体が、甘い感覚にブルブルと痙攣した。
 強力な媚薬と男の執拗な愛撫の前には、幼い女子中学生の自制心などは、何の役目も果たさなかった。まだ一番敏感な部分には触れられてもいないと云うのに、丸で泉が湧き出る様に、若くて敏感な少女の肉体は、熱い花蜜をトロトロと泌ませていくのだ。
 遙はパンティの一部が恥ずかしいくらいに濡れていくの感じて、死にたいぐらいの恥ずかしさに、色白の全身を真っ赤に染め上げていった。


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