俺の彼女は露出アイドル
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 プロローグ

0 思い出の町へ

よく晴れた初夏のある日。俺は愛車(中古だが一応4WDだ)を田舎の県道に走らせていた。俺の名は…
「お兄ちゃん!町が見えてきたよ!」
元気な声が車内に響いた。幅の広い助手席にチョコンと座った彼女が、嬉しそうな笑みを俺に向けている。俺の名前なんてどうでもいいだろう、彼女の名前は黒河芽以。14歳の、とびきりの美少女だ。肩まで掛かった黒髪が元気に揺れる。水色の地一杯に小さな白い花を散りばめたデザインのワンピースは少し幼い感じがしたが、俺がプレゼントしたものだ。まだ中学生の彼女と俺とでは、兄妹と言うのが憚られるほどの年齢差がある。俺たちはいわゆる幼馴染で、かつて二人が共に過ごした想い出の町に今向かっているところだ。この元気な彼女を見ていると忘れてしまいそうになるが…芽以の処女を奪うために、だ。

「あ、あそこの川、憶えてる!ほら、学校も見えたよ!」
わざと元気そうにわたしは言いました。想い出に目を向けていないと、こみ上げてくる気持ちにどうしようもなくなってしまうから。
山と海に挟まれた小さな町でわたしはお兄ちゃんと出会いました。その頃から住んでいる人が少なかった町で、隣に引っ越してきたお兄ちゃん。いつも一緒で、やさしかった。お兄ちゃんがまたどこかへ引っ越してしまった時、わたし何日も泣いたんだよ。けど、お兄ちゃんの顔だけは忘れないようにしていたの。きっとまた会える、って信じて。
それから何年も経って、わたしの家も引っ越して、わたしが子役アイドルとしてデビューして間もない頃。わたしはお兄ちゃんとまた出会いました。偶然?ううん、きっと運命。お兄ちゃん!と叫んで抱きついた時の驚いた顔、わたしだと分かった時の嬉しそうな顔、今でも忘れられないよ。けど、その時にはわたしの気持ちは昔の想いとは違っていたの。毎日毎日想っていたら、その人は女の子にとってもう恋人なんだよ。駄々をこねるようにねだって、わたしたちは何度もデートしました。そうして本当の恋人になったんです。

「もうすぐ家に着くぞ。」
車が町の中に入ると俺はそう言った。人通りのほとんど無い道を幾度か曲がり、一軒の家の前で車を止めた。この家はかつて俺が住んでいた借家だが、親切な家主から短期間格安で借りることができたのだ。休暇の度にここに泊り込み、町の内外の現状(道々の人通り、日に数本しか電車のこない駅、数年前に廃校となった学校など)を丹念に調べた。この旅行を成功させるためにはそれが必要だったからだ。この小旅行を持ちかけたのは芽以の方だったが、彼女にとってこの町は久しぶりのはずだ。目を丸くして玄関を見ている彼女の評価をしばし待つ。

「あの時のままみたい…。」
目の前にあの時と同じ、お兄ちゃんの家。時間が戻ったみたい。けど違うのは、わたしがもうオトナだってこと。ううん、ここで本当のオトナになるんです。恋人同士になった二人がどんなことをするかは何でも知っています。お兄ちゃんはわたしがまだ子供だと戸惑っていたから、わたしがリードしてあげました。もう今では、キスは挨拶代わり。お兄ちゃんのやさしい指や舌でイっちゃったことだって何回もあります。まだ下手だけど、お口でお兄ちゃんを愛してあげたことだってあるし。けど、まだ本当のセックスはだめなの。心ではしたいんだけど、どうしても体が怖がってしまうんです。だって、あんな大きなの、壊れちゃうよ。壊れちゃってもいいけど、それでお兄ちゃんがわたしのこと嫌いになったらどうしようって心配になって…泣いちゃったの。お兄ちゃんはわたしの頭を撫でて、まだいいよ、って慰めてくれたけど、悲しくってつらくって涙が出ちゃう。だから、わたしは決めました。
「私、お兄ちゃんのモノになりたいんです。あの想い出の町ならきっと大丈夫。だから…」

家具の無い部屋に荷物を下ろし、空気を入れ替えた。ちゃぶ台を挟むように座り込むと、窓から吹き込む風が清々しい。途中で買ったペットボトルの麦茶を、芽以が紙コップに注いでくれた。一気に飲み干す。自分のコップに口をつけようとしていた芽以が「お兄ちゃん、すごい。動物みたいな飲み方」と吹き出した。どんな相手だって心和むような笑み。俺もつられて、二人の笑い声がしばし部屋にひびいた。
そして静寂。目と目が合う。芽衣の顔はまだ笑っていたが、その目は微かに潤んでいた。同じ年齢の娘にはなかなか見られない表情。旅の目的、あの時の自分のセリフを思い出していたのか?俺は微笑んだ…つもりだった。少しいやらしい笑いだったのかもしれない。芽以は慌てたように立ち上がった。勢いでスカートが一瞬捲れあがり、肌の白さが目に焼きついた。バッグから小さなビニールバッグとバスタオルを取り出して言う。

「暑かったから、私、汗を流してくるねっ!」
小走りに脱衣場に入ると、わたしはほーっと深呼吸。もう限界が近いみたい。髪の毛をあげてゴムで止め、お気に入りのワンピースを脱いで裸になって、お風呂場に。お兄ちゃんの匂いがしそう…、とつい手が伸びそうになって…だめ!
桶に蛇口からの水を溜めて、肩からそーっとかぶります。冷たさで、爆発しそうなのを抑えなきゃ。ボディシャンプーを手に取り、体を洗う。匂ったりしなかったかな?車の中での元気な声は嘘です。町を見ると体の奥が熱くなって、濡れてくるのが分かりました。ものすごく敏感になってて、お兄ちゃんの声を聞くだけでイっちゃいそうで…。さっき立ち上がったとき、きっとお兄ちゃんに見えちゃったよ。びしょびしょなのにも気付かれちゃったかな。いやらしい娘だって…けど…。

風呂場の水音を聞きながら、俺は考える。さっきの芽以の動作についてだ。わざとだろうか?そうだろう。俺の視線に気付いただろうか?間違いない。汗を流すだって?流すのは汗以外のものだろうに。だんだん気分が乗ってきた。ほくそ笑む自分が分かる。こういう時の俺の顔を一度鏡で見たことがある。正直、悪魔のようだった。しかしこの表情が、芽以は好きだと言う。ではもっと見せてやろう、芽衣だけには。
風呂を出た芽以と、コンビニで買った弁当を運び込んだ電子レンジで温め、言葉少なに食べた。胸の中ではこの後への期待を秘めて。麦茶をあおると、下を向いている芽衣に俺は言った。「じゃあ、行こうか。」軽そうな文句だが、決して覆ることの無い強さを込めて。彼女は「はい」と小さく答えて頷いた。

家の戸締りをしてから、お兄ちゃんの大きな車へ。窓ガラスが黒くなって中が見えなくなっている後ろの座席に、わたしのバッグをもう一度積みました。このバッグには、わたしの色々な服が入っていますが、無いものがひとつだけ。それは…わたしの下着。今朝家を出る時から、家に帰るまで、わたしはずっと下着なしなんです。持ってきていないから、着たくてもだめなの。けどそれでいいの。わたし、こういうのが良いの。昔、河原とかで裸になってお兄ちゃんと泳いだからかな?お兄ちゃんの前では裸でいたいって思うようになったの。こういうの「ろ・しゅ・つ・きょ・う」って言うんだって。

そう、誰が思うだろうか、この抜群に可愛くて処女の女子中学生が露出狂だなどと。肩にかけていた自分のバックパックを芽衣のバッグの脇に置く。この中にも色々なものが入っているが…まだそれを使う必要は無い。さあ、出発だ。
町のあちらこちらにある二人の想い出の場所。そこでどんな服を着るかは芽衣が決める。しかしその格好で何をさせるかは俺が決める。それが二人で交わした約束だ。俺がすることは決まっている。彼女の趣味、今思えば小さな頃からその気があった芽衣の露出趣味。羞恥の快感をたっぷり味わわせてやろう。細くしなやかな体を肉欲に悶えさせ、許しの言葉すら喋れないほど可愛い唇を喘がせ、快活な美少女を淫乱な牝に変えてやる。そして自分の口から最後の願望を告げさせるのだ。その時こそ…。芽以もそれを望んでいるのだから。

お兄ちゃん、わたしを辱しめて。恥ずかしさに震えているわたしを見て。同い年のどんな娘よりもエッチな私を、いやらしい命令でいじめて。逆らえないくらいに感じさせて。どんな怖くて痛いことをされても悦んじゃうくらい、気持ちよくしてください。泣いちゃうかもしれないけど、それがわたしの望みなんです。

さあ(ねぇ)、どこへ(どんなとこで)、行こう(辱めてくれるんです)、か?

 


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